2012年8月9日開催 『平成24年度第3回原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会』

2012年8月9日に環境省で行われた 『平成24年度第3回原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会』の実況まとめになります。 公式URL:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15552 録画:http://www.ustream.tv/recorded/24677998 続きを読む
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KNB @kw36_wav

#env_0809 南川事務次官「それ以上のことを行政として広く行うのは経理などの問題から難しくて、そういうある種の限界でどうやって少しでもコミュニケーションをして分かり合えるのか悩んでいるのが正直な状況」

2012-08-18 03:05:27
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#env_0809 長瀧「この答えを今日はお聞きしたい」

2012-08-18 03:05:45
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#env_0809 影浦「一番最初の言葉、恐らくそれ自体が勘違い。放射能についてはこれまでの事と違って頑なになる、と考えるコミュニケーションが定義されている状況へ人々が不満をもつことになる」

2012-08-18 03:06:23
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#env_0809 影浦「中谷内先生の話、最後の情報だけで解決すると思っているならば、思ってないと思うが、情報だけで解決されると思ってるのであれば決定的に間違い。情報ではなくて、コミュニケーション、情報伝達や説得ではなく配置を変えないといけない」

2012-08-18 03:06:42
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#env_0809 影浦「例えば環境省のがれき処理についての説明、方向を変えるという選択肢があるのか。もしもないのであれば説得としても狭義のコミュニケーションとなり、それはいかなる形でも現在成り立たないになる、と先ほど説明した」

2012-08-18 03:07:27
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#env_0809 影浦「コミュニケーションが簡便に行われることはいいと思うが、現実の状況を変えたいためにコミュニケーションをなっているときに、そこまで行かずに要望を受け付けるだけではまた不満を醸成してしまう」

2012-08-18 03:07:48
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#env_0809 中谷内「仰るとおり。現実を変えたい、そういう希望があって伝えたい時に、そもそも何処に伝える、伝えるところがない。あるいは事実を知るためにどこに行くべきか分からない。その手前の所でシャットダウンされているところがあるので、ルートは通すべき」

2012-08-18 03:08:21
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#env_0809 中谷内「前回の島田先生の話で、行かない人の意見は我々は聞けないと。結局のところ諦めてしまって伝えられない人もいる、我々はそういう人がいるだろうと想像するしか無い。そういう人の声に耳を傾けて、すでにある事実から、こうなっていると伝えるルートが必要」

2012-08-18 03:09:33
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#env_0809 長瀧「いくつか立場の違う方が一緒になって、というスライドも。立場の違う方がまさに、今日のメンバーは専門家という立場。そういう立場の違う人が一人ひとりに対応するということで、今日のお話で基本的なことで、立場の違う人がどう協働して一人ひとりに話をするか」

2012-08-18 03:10:18
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#env_0809 前川「放射線に関する国民性や考え方には非常に特殊な点がある。原発事故にかぎらず、過去10年間地域や医療者への緊急被ばく医療の話をしているが、常に感じていたのは、原子力安全神話を信じていたわけではなくリスクを意識しようとしてないだけ、ということ」

2012-08-18 03:10:43
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#env_0809 前川「放射線というだけで出発点から、いわばアレルギーとして頭から否定されてしまう。唯一原子力関連施設の直近の人たちには反対されていたが、それは行政の働きかけと金銭的な事で今までは何とかなっていた」

2012-08-18 03:11:11
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#env_0809 前川「原子力安全神話があったのではなくて、国民の基本的なスタンスとして避けて通って、意識しないで通ってきた。それに加えて今回の福島原発の影響ですので、殻になる、ディフェンスな態度が倍増してしまうことにもなる」

2012-08-18 03:11:36
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#env_0809 前川「だから環境省などは現場で、そういう出発点から、例えば他の化学物質などによる健康被害への考え方とは全く違うのを理解しないと。殻のある中で、それを持つ人達にどう話をする、コミュニケーションを成立させるか考えないといけない」

2012-08-18 03:12:22
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#env_0809 影浦「今の話、内容は別として恐らくコミュニケーションの形式的な定義として実情にあってない。基本として、事故を起こした責任のある側と、被災者被害者という立場がある」

2012-08-18 03:13:18
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#env_0809 影浦「コミュニケーションに参加する立場、2011年3月11日以降のコミュニケーシ ョンに参加する立場はここであって、その立場と役割、位置づけを抜きに一般的な知識等を日本の国民性として話すというのはコミュニケーションを成立させない要因になると危惧している」

2012-08-18 03:14:16
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#env_0809 前川「だからではなく、出発点にそういう、対象同士の了見の違いがあると意識すべき」影浦「現在は出発点での対象同士の認識の違いがコミュニケーションを成立させない大きな要因ではなく、責任と被災者被害者という関係を明晰に見た上での振る舞いが最大の成立させない要因」

2012-08-18 03:15:15
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#env_0809 中谷内「そうすると、例えば島田先生や坪倉先生のように、専門家として入っている方はどういう立場。被害を与えた、加害者側ということで意識して入ると」影浦「今の話は、政府との話です。失礼いたしました」

2012-08-18 03:15:54
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#env_0809 長瀧「健康に対する不安ということだが、今の話で政府と被災者となるとどうしても補償というもとに戻すという大きな問題があります。その補償と健康との結びつき、イコールなのか、無関係なのか、不安が原因か、健康と被災者被害者という議論も行いたい」

2012-08-18 03:16:24
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#env_0809 高橋「事務次官の質問で、心に残っている事。この委員会は何を目指しているのか。今日の発表での、原則や総論などは分かるが、それを議論するところなのか、あるいは何が出来るのか生み出すのか、それすらも原則を無視しては出来ないならそれまでだが、困っている人がいる」

2012-08-18 03:17:59
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#env_0809 南川事務次官「一番悩ましいのは除染を行う中、除染しても下がらないところ。特に低線量、こういうと怒られるが、例えば年間で5mSv/y以下のところを下げるのは難しい。地域の方から大丈夫かと聞かれても、本当は分からない、納得できる答えが出せないという問題もある」

2012-08-18 03:19:30
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#env_0809 南川事務次官「あるいは20mSv前後の地域、除染をして20mSv以下だから戻っていいと言っても当然心配で戻れない。お前は住めるのか、と言われた時にどう言えばいいのかわからない、確たる自信も持てない。」

2012-08-18 03:20:36
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#env_0809 南川事務次官「どういうコミュニケーションをどうすれば理解し合えるのか。戻る人も戻らない人もいる、どちらも正しいと思うが、それが納得ずくでどのよう結論を出していただけるかが分からないというのが一番の悩み」

2012-08-18 03:20:58
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#env_0809 長瀧「この委員会では何をするのか、については何度も議論しているが、こういう議論を重ねて何が大事か、と見つける自由な段階から始まっている。いろんな立場の話を聞き、どこに問題があるのかどうすればいいのか、今行なっている」

2012-08-18 03:22:05
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#env_0809 南川事務次官「何か特定の問題で順番に答えを出すのではなくて、どうしたら、例えば戻る人も戻らないにせよ、そこにコミュニケーションが成立してその人なりに納得していただけるかについての悩みが大きい。その方法論について色んな観点から話を伺いたいというのが一つ」

2012-08-18 03:22:34
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#env_0809 長瀧「今日については少なくとも基本的な立場で、コミュニケーションが成り立たないという原点を考えないといけない」

2012-08-18 03:22:49
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