風雲児たちでの井伊直弼の書かれ方など幕末話

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銅大 @bakagane

そういえば、みなもと太郎先生の『風雲児たち』ですと、龍馬が出てくる場面だけは、どうもモニョモニョ~としてしまいます。他のキャラが、どいつもこいつも逞しくしっかり生きてる感があるのに、龍馬だけは、なんか、書き割りっぽい感が。

2012-08-21 14:26:19
銅大 @bakagane

一方で『風雲児たち』での吉田松陰先生の描き方は見事でありました。いろんな意味で迷惑きわまりないが、同時にすごくカリスマもある。私はどうしても視点が「吉田松陰に導かれた若者」ではなく、「吉田松陰に引っかき回された中間管理職」寄りなので彼には厳しいのですが、それでも魅力的なキャラです

2012-08-21 14:33:42
地雷魚 @Jiraygyo

あと『風雲児たち』はチャカポンさんも含めて幕府重臣たちがお見事。チャカポンさんも通り一遍の悪役でもなく、あといってマンセーされるわけでもなく、いいところと悪いところを描いた上で、「ああ、こりゃ殺されるわ……」って理解できる流れは本当に素晴らしかった。

2012-08-21 14:36:09
銅大 @bakagane

「作品世界のどこに自分がいるのか」視点は、物語を楽しむにあたって重要でして、主人公と同一視できればヒャッハーが、主人公の仲間ポジに自分を置ければ好意的に解釈できます。特にラブコメですと、「主人公かヒロインの友人」ポジがおいしい。両者がくっつくのを素直に応援できますし。

2012-08-21 14:36:24
銅大 @bakagane

@Jiraygyo 井伊直弼は、明らかに、間違った方向にがんばっておられるのですが、「自分をチャカポンから救い出してくれた幕府という仕組み」への強い忠誠心は、あの作品を読んでいてよくわかるのですよね

2012-08-21 14:39:24
地雷魚 @Jiraygyo

阿部正弘と徳川斉昭、徳川慶喜と井伊直弼のそれぞれの関係のありかたもよかったよなぁ。阿部さんの斉昭オヤジの使い方が巧すぎてすばらしい(笑)

2012-08-21 14:39:56
地雷魚 @Jiraygyo

阿部正弘の半分でも「対立相手への気遣い」ができてりゃあねえ…… RT @bakagane: 井伊直弼は、明らかに、間違った方向にがんばっておられるのですが、「自分をチャカポンから救い出してくれた幕府という仕組み」への強い忠誠心は、あの作品を読んでいてよくわかるのですよね

2012-08-21 14:40:47
地雷魚 @Jiraygyo

ただ『風雲児たち 幕末編』における井伊直弼の死亡フラグ一級建築士というか「全方位作敵」(索敵じゃないよ)ぶりも見事だったからなあ。本当おもしろいぐらいあらゆる人達敵に回すんだよね(笑)

2012-08-21 14:42:05
地雷魚 @Jiraygyo

『風雲児たち』は坂本龍馬近辺と新選組近辺はさわんなくても、十分歴史動くだけの人たち揃っているし、心底いらねー気がする。

2012-08-21 14:43:35
銅大 @bakagane

「風雲児たち」ですと岩倉具視の描き方も納得がいくものがあります。混乱の時代を「わしはやったるでぇ」と、成り上がるためのチャンスと考えているわけですが、こっそり賭場を開いたり、源氏物語のエロ同人誌(これは源氏物語の挿絵ですと主張して春画を売る)作って生活してたんだからそらそうもなる

2012-08-21 14:44:29
地雷魚 @Jiraygyo

実際、島津斉彬がどれだけ優れた政治家で開明的君主で先々を読めていたのか、というのがあっても、それだけでは世の中は動かず、徳川斉昭のような爆弾みたいな人間が歴史を動かすわけで、それを理解してうまいこと利用していたという阿部正弘の役柄は上手かったよなぁ……『風雲児たち』

2012-08-21 14:51:13
堀井甚五郎 @Nekochiku

@Jiraygyo 龍馬と新撰組はライト層を釣るための、酢豚の中のパイナップルのようなものなのでは…w 私は岩倉具視のこの先が楽しみで楽しみで

2012-08-21 14:55:19
地雷魚 @Jiraygyo

そういうので釣られる人が読んで面白いマンガでもなくなってるし、もはや(笑) RT @Nekochiku: @Jiraygyo 龍馬と新撰組はライト層を釣るための、酢豚の中のパイナップルのようなものなのでは…w 私は岩倉具視のこの先が楽しみで楽しみで

2012-08-21 14:56:20
地雷魚 @Jiraygyo

藤堂高虎の津藩領にある鈴鹿峠というか、鈴鹿関って「この関の東から東国」っていう意味の三関。東海道鈴鹿関、東山道不破関、北陸道愛発関のうち一番重要な東海道の関で、文字通り藤堂家って『関東の門番』だったのね・・・物凄い信頼度やなあ・・・。

2012-08-21 23:43:44
地雷魚 @Jiraygyo

あ、正確には江戸期の鈴鹿関は伊勢亀山藩松平家の領土か。ただ、5万石で小身、あるいは天領だから、やはり『門番役』は、すぐ背後に居る藤堂家なんだろうなあ。

2012-08-21 23:52:20
地雷魚 @Jiraygyo

やだー、正確じゃない方だけリツイートされてるけど、まあ実質似たようなものだしいいや、もう(笑) 高虎さんの領土はエライ重要な地にあって、そこで30万石近い大領与えられてるってのは、もう高虎さんが完全に徳川家の藩屏扱い、しかもかなり上位の待遇されとるよねってことで。

2012-08-21 23:57:16
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 京の守りの井伊家と同じぐらいな位置づけですね

2012-08-22 00:02:10
地雷魚 @Jiraygyo

「井伊と藤堂が先鋒」って、戦国の軍法から言えば「戦場と戦機設定は自由にしていいよ、それに伴う権限コミで」ってことなんだよね。 RT @sweets_street: @Jiraygyo 京の守りの井伊家と同じぐらいな位置づけですね

2012-08-22 00:04:52
Inabaku @Inabaku

@Jiraygyo 井伊家と藤堂家で美濃、尾張までは安全地帯。越前方面は雪国だし前田家がいるから放置なんですかね?>高虎さんの領土はエライ重要な地にあって、そこで30万石近い大領与えられてるってのは、もう高虎さんが完全に徳川家の藩屏扱い、

2012-08-22 00:06:59
お菓子っ子 @sweets_street

どっちも7~8000ぐらいの兵動かせるから、先遣隊として独自の作戦行動を取れる戦力規模ですね RT @Jiraygyo 「井伊と藤堂が先鋒」って、戦国の軍法から言えば「戦場と戦機設定は自由にしていいよ、それに伴う権限コミで」ってことなんだよね。

2012-08-22 00:07:40
地雷魚 @Jiraygyo

近代以前の軍隊の「先鋒」ってのは、『いつどこで戦争行為を行うか?』の権限もコミで与えられてる(通信手段が少ないし)のは古今東西一緒なので、たいてい全権委任に近い。手柄に一番近いので、ヤル気のある兵士や武将たちも集まってくるという一番の花形なのでした。ただの突撃隊長じゃないよ?

2012-08-22 00:07:47
地雷魚 @Jiraygyo

一個師団って数字だから、ちょうど『独立した軍事行動』が出来る石高になっとるよねえ。 RT @sweets_street: どっちも7~8000ぐらいの兵動かせるから、先遣隊として独自の作戦行動を取れる戦力規模ですね RT @Jiraygyo 「井伊と藤堂が先鋒」って、戦国の軍法か

2012-08-22 00:08:48
Inabaku @Inabaku

@Jiraygyo @sweets_street 関が原の戦い後の豊臣家60万石を意識しているんじゃ?>一個師団って数字だから、ちょうど『独立した軍事行動』が出来る石高になっとるよねえ。

2012-08-22 00:11:11
お菓子っ子 @sweets_street

周辺の数万石規模の小藩の兵も指揮下に入るだろうから、一万は越えますね。藤堂と井伊は近畿方面の中核部隊と言ってよいかもです RT @Jiraygyo 一個師団って数字だから、ちょうど『独立した軍事行動』が出来る石高になっとるよねえ。

2012-08-22 00:11:53
地雷魚 @Jiraygyo

@Inabaku @sweets_street 別に30万石2個で60万石と同等って戦力になるわけでもないし、あんま関係ないと思う。

2012-08-22 00:12:07
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