「日本語文法の形式理論:活用体系・統語構造・意味合成」を読み進める会 #gengo

組合せ範疇文法(CCG)を駆使して書き上げられた上記タイトル(戸次大介著・2010年くろしお出版)を一歩一歩・時にマッタリと読み進めます。
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@optical_frog

この2段階の導出をやってるとき,述語の項が順次埋まっている.最初の eat は2項述語で λe.λx1.λx2.eat(e, x1, x2) となる(e は出来事項).

2010-07-13 02:22:22
@optical_frog

最初の順関数適用で,λe.λx1.eat(e, x1, apples) となる(x1 がリンゴを食べるという出来事述語).で,次の逆関数適用で主語の項をとることになり,λe.eat(e, Keats, apples) (キーツがリンゴを食べるという出来事文)ができる.

2010-07-13 02:24:21
@optical_frog

あ,項の順番まちがってるw

2010-07-13 02:25:34
@koda_TO

散髪前に何の気なしに市の図書館に立ち寄ってTL覗いたら、Categorial Grammarの議論が始まっていた件… 気が早すぎww

2010-07-13 02:28:12
@taiki_wger

@koda_TO 。・゚・(ノД`)・゚・。 だって理論に強そうな皆さんに置いていかれるのが怖かったんですもの!!! RT: Categorial Grammarの議論が始まっていた件… 気が早すぎww

2010-07-13 02:29:33
@optical_frog

まあいいや.インフォーマルに:「x1 がリンゴをたべる」と「x1 が太郎をなぐる」という2つの動詞句を等位接続すると,x1 がリンゴをたべ,かつ/または,太郎をなぐる」という動詞句がでてくる.

2010-07-13 02:34:33
@koda_TO

@taiki_wger そんなw 俺はこの読書会では底辺の方を彷徨う予定ですので、レベルを下げすぎないように頑張る所存です(;´Д`)

2010-07-13 02:34:50
@taiki_wger

@koda_TO (; ´∀`) こういう枠組みを使いこなす人とかって、純粋にすげえなって思うんですよ・・・まあそれ言い出したら、生成系も認知系もみんなすごいんですが。

2010-07-13 02:37:38
@optical_frog

λx1.λe.[eat (e, x1, apples) and/or hit (e, x1, Taro)] となる.

2010-07-13 02:39:48
@optical_frog

この場合はいわゆる主語にあたる x1 だけが残っているんだけど,λx1.λx2.[f(x1, x2) and/or g(x1, x2) みたいになるケースも想定してるんじゃろう.

2010-07-13 02:39:56
@optical_frog

わかったようなきがしなくもない.

2010-07-13 02:41:43
@taiki_wger

@optical_frog 勉強になりました(´・ω・`)

2010-07-13 02:47:01
@optical_frog

どちらかというとぼくが勉強させてもらった形ですが(´;ω;`) QT @taiki_wger: @optical_frog 勉強になりました(´・ω・`)

2010-07-13 02:49:31
@optical_frog

@taiki_wger ともあれ,こういうのをスナック感覚で読みこなせるであろう wataruuさんあたりは HENTAI だなと改めて尊敬の念を深くしました.

2010-07-13 02:55:07
@taiki_wger

@optical_frog おお。wataruuさんはいとも簡単に・・・うらやましいなあ。

2010-07-13 02:58:54
koda_TO(造反有理) @koda_TO

日本語文法の理論形式を第一章(と第二章の冒頭)だけ読んでみた。なんか久しぶりにこの手の話題(Chomsky HierarchyとかContest sensitive grammarとか)をみかけて懐かしいなーと思った。

2010-07-22 00:36:43
koda_TO(造反有理) @koda_TO

#gengo 流される前に纏めておきました。抜け落ち等ありましたら各自適当に直しておいて下さい。 「「日本語文法の形式理論:活用体系・統語構造・意味合成」を読み進める会 #gengohttp://togetter.com/li/36937

2010-07-22 04:55:39
koda_TO(造反有理) @koda_TO

【個人的戸次2010読感】 とりあえず25ページほど読み進めたんだけど、ここまでは特に高度な数学的な知識が無いと進めないわけでもない、つまりある程度表記法に慣れればゆっくりでも直感的に読める形になっているので、見慣れない記号に惑わされないようにしてください。

2010-07-22 05:03:05
koda_TO(造反有理) @koda_TO

#gengo 戸次2010読書会のまとめ、TwiFULLにもリンクしておきました。言語理論の側面が強いので「一般言語学」のカテゴリーです。気に食わない人はかってにてきとうなところになおしてください。

2010-07-22 05:24:25
koda_TO(造反有理) @koda_TO

【戸次2010読書メモ #gengo 】 型繰上げ規則と関数交差置換規則(p28-30)は何がしたいのかはわかるけど、どうしてそのような規則が成り立つのかが良く分からなかった。繰上げはどうやってArgumentがキチンと所定のλに対してβ-reductionできるのか?

2010-07-24 05:48:20
koda_TO(造反有理) @koda_TO

【戸次2010読書メモ #gengo 】 要はその規則がApplyされた時に意味表示側がどういう事になっているのかがちょっと雲をつかんでいる感じ。あと、3章の最初で日本語はすべて型繰上げするのが、いきなりすぎてなぜなのかよく分からない。後で分かるんだろうけどさ。

2010-07-24 05:55:05
koda_TO(造反有理) @koda_TO

【戸次2010読書メモ #gengo 】ちょっとだけ読み進める。流石にハードルが上がってきたなあ。「組合せ規則は普遍文法に属するもの…」(p31)とあるが、(p39)で「…日本語において型繰り上げ規則が不要であることを示唆している。」とある。矛盾っぽく聞こえなくも無い。

2010-07-25 13:09:40
koda_TO(造反有理) @koda_TO

【戸次2010読書メモ #gengo 】んで、「かき混ぜ規則」。これは日本語では何処でも適用されるけど英語ではHeavy NP shiftのみでの適用ってのが腑に落ちない。「組合せ規則は普遍文法に属する」なら英語でももっと普通に出てくるものじゃないの?

2010-07-25 13:18:05