漫画は夜作られる。〜深夜の漫画学校〜

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

しかし「効果的に」使うとカッコイイ。 漫画でも実際でも「誉れ」であれ「傷であれ」むやみに己の過去を語る男は格好悪いのだぁ！て、あれ？いま、ボク、自分語り、自慢話してない？格好悪う！

ゆうき まさみ @masyuuki

@SANNDAIME29 そのいわれが面白ければ、語ろうが語るまいがどちらでもいいと思います。説明に終わってしまうとつまらないですけど。

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

まさしくそこですよね。ただの設定の説明にならない読者が「ああ、だから」となるような謂われは面白いですものね。 RT @masyuuki @SANNDAIME29 そのいわれが面白ければ、語ろうが語るまいがどちらでもいいと思います。説明に終わってしまうとつまらないですけど。

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@masyuuki ボクは、結構、設定や世界感の説明や、主人公の過去話は大好きなんです。読むのも考えるのも。だからあえて禁じてるというのもありますね。志望者さんの作品、特に時代劇やＳＦだと冒頭に延々とその設定が続くのも多かったり、主人公の履歴を述べる物が大いので書いてみました。

ゆうき まさみ @masyuuki

@SANNDAIME29 ああなるほど。新人さんには禁じ手にしたほうがいいかもしれませんね。僕は描き始めてから主人公の過去が分かってくる方(実は執筆前はそういうことはほとんど考えません)なので、そこに興味が湧いたら描くことにしています(^^)

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@masyuuki 先にキャラがありきなのですね。なるほど。興味深いです。 ボクは先生の書かれる「謂われ」世界の設定やシステムや、人物の過去話はとても壮大なのに緻密で好きなんですが、あれがぜんぶ後付って事はないですよね？

ゆうき まさみ @masyuuki

@SANNDAIME29 後付といえば後付なのかなあと。例えばバーディーの性格を考えたとき、「この子は厳しい環境の中でも誰かに思い切り愛されて育ったんだろう」みたいなことが想像できるわけです。それを大まかに考えていた世界設定の中に練り込むと、彼女の過去話が出来上がる、みたいな。

ゆうき まさみ @masyuuki

@SANNDAIME29 なので、世界設定自体も最初はすごく大まかで、キャラクターの性格と一緒になって細部が出来上がってゆく感じなのです。

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

なるほどぉ！ RT @masyuuki @SANNDAIME29 後付といえば後付なのかなあと。例えばバーディーの性格を考えたとき、「この子は厳しい環境の中でも誰かに思い切り愛されて育ったんだろう」みたいなことが想像できるわけです。それを大まかに考えていた世界設定の中に練り込む

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@masyuuki 実例をあげていただいて、とても分かりやすかったです。ありがとうございます。

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@masyuuki それであの壮大さと緻密さの整合性がとれるのが素晴らしいと思います。そこまでおできになるから、そうなったらもう「謂われ」も作品世界の大いなる魅力の一つですよね。うーん。挑戦したいけど、ボクはできなさそうだなぁ。

ゆうき まさみ @masyuuki

@SANNDAIME29 @atsuji_yamamoto 僕の場合は、キャラクターはおおむね第1話が初対面なので、「この人どういう人なんだろう？」と探りながら描いてゆく感じです。なので立ち上がりから印象づけるのはちょっと苦手なんです。

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@masyuuki @SANNDAIME29 描きながら発掘していく部分って私もあります。少年漫画などでは常套手段かもですが、おもしろくなるなら最初と多少矛盾があってもどんどん変えていく、のもマンガの醍醐味かと。ただ、あまりご都合主義が過ぎると人物像がボケすぎて問題ありますが。

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@SANNDAIME29 @masyuuki 演繹的に考えないで帰納的に考えるわけですよねー♪ある種のプロファイリングと言ってもいいかも

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

なるほど、これも分かりやすい言い方ですね。小池一夫師匠も最近「キャラクタープロファイリング」と言ってますね。 RT @atsuji_yamamoto @SANNDAIME29 @masyuuki 演繹的に考えないで帰納的に考えるわけですよねー♪ある種のプロファイリングと言っ

ゆうき まさみ @masyuuki

@atsuji_yamamoto @SANNDAIME29 主人公と遊離した設定ならば語る意味が無いですものね。ただ、密着しすぎて閉じちゃうのも嫌なので、そこはいつも悩みます。

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@masyuuki 私もいつも悩むところですー；

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@SANNDAIME29 @masyuuki 自分の場合基本的にその主人公に惚れられるかどうかが核なんで（男女を問わず）まずそこからですかね。設定とかより人となり。ただ人格は過去や環境で形作られるんで、自然と設定もついてくるような。あと、こいつを一番活かせる設定はなに？とか♪

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@atsuji_yamamoto @masyuuki なるほど。先生もまずキャラありきですか。それは、お話しを書き出す前ではなく書きながらですか？ そうなら、それで辻褄があうのはすごいですねぇ。

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@SANNDAIME29 @masyuuki あ、無論お試しバージョンです。ただそんな遠大な構想とかはなく、いくつかポイントを決めておいてあとは行きながら考えるみたいなーｗ

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@atsuji_yamamoto @masyuuki なるほど、そのうほうが臨機応変で、自由度が高いですね。

山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@SANNDAIME29 先生のツイートいつも興味深く拝読してます。こちらこそ勉強になります、ありがとうございます。

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@masyuuki @atsuji_yamamoto お二人ともありがとうございます。とても勉強になりました。