「9.23 アントニオ・タブッキ朗読会」 6次元で開催しました!

タブッキの誕生日にあわせて開催した「9.23 アントニオ・タブッキ朗読会 vol.2」。大勢の方にお越しいただき、すばらしいひとときとなりました。 ゲストに詩人の小池昌代さんをお招きし、イタリア文学者の花本知子さんには誕生日のタブッキへの手紙を書いていただきました。 感想のツイートや写真をまとめました。
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大山もも代🎤 日英バイリンガルナレーター/翻訳家 @MomoyoOyama

小林さんとわたしの演し物「風への手紙」一見アリアドネからテセウスへの手紙ですが、あらゆる女性からあらゆる男性への手紙でもありうる、というイメージでやりました。詳しくはこちらに文章を書きましたので、ご興味のある方はよかったら! http://t.co/rk49YSOb

2012-09-24 01:32:49
ai @ayayaay

@e_covi お二人の声の響きがあの空間にぴったりでした。かけ合いのような朗読よかったです。

2012-09-24 01:04:44
酒井 七海〈もくめ書店〉 @onakaitaichan

@MomoyoOyama @e_covi あの朗読は本当に素晴らしかったです。おふたりの声と日本語とイタリア語の響きがまじりあって、不思議なすきまに入り込んだようでした。夢を見ました。ありがとうございます。

2012-09-25 00:20:56
ナカムラクニオ Kunio Nakamura @6jigen

『インドで失踪する人はたくさんいます。インドはそのためにあるような国です』タブッキ朗読会、静かに盛り上がっております。 http://t.co/zbRfDNCL http://t.co/cHDZl4di

2012-09-23 21:49:26
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「夢」もキーワード?

*-* @_winter_______

タブッキ朗読会の、『夢のなかの夢』の彼女にもう一度あいたい。

2012-09-24 00:59:02
Eiji Kobayashi @e_covi

今日はどんな夢を見るのだろう。

2012-09-24 00:58:50
ai @ayayaay

@e_covi 小池さんのようにうなされませんように。

2012-09-24 01:06:06

小池昌代さんは『ユリイカ』タブッキ特集に「夢をはがす声」を寄稿されています。

アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

始まりもなく終わりもない、そんな流れのなかにタブッキの言葉はある。どこから読んでも途中という気がして、それは冒頭にもいえることだ。冒頭からしてすでに途中。理想的な一行目ではないか。(小池昌代「夢をはがす声」『ユリイカ 2012年6月号 特集*アントニオ・タブッキ』)

2012-09-05 22:41:56

ありがとうございました。

大山もも代🎤 日英バイリンガルナレーター/翻訳家 @MomoyoOyama

参加者が朗読をする朗読会って珍しいですね、と結構言われるけれど、タブッキが亡くなったあと、ごく自然に辿り着いた形だった。タブッキが教えてくれたのかもね。皆さん、楽しんでくださって嬉しいです。

2012-09-24 01:27:27
アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

「本は、それが終わるところで終わっているのでは決してありません」ーアントニオ・タブッキ http://t.co/AkCVMf6A

2012-09-22 11:59:38
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アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

参加された皆様、会場となった6次元の皆様、朗読会に関心を持ってくださった全ての方に。そして誰よりも、かけがえのない機会をくれたアントニオ・タブッキに、感謝します。本当にありがとうございます。 至らない点も多々ありましたが、次回も、やります!

2012-09-24 00:34:25

【参考】 タブッキの作中に登場する「9月23日」

タブッキの著作を注意深く読むと、「9月23日」という日付がこっそり出てきます。

アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

《親愛なる師であり友人である貴君に。事情により、もう一度そちらに行って、アディヤールの河畔を散策することはもう叶いません。(中略)あなたの記憶の中の僕を憶えていてください。あなたのX》日付は《ゴア、カラングーテにて。九月二十三日》になっていた(『インド夜想曲』須賀敦子訳 白水社)

2012-09-08 21:21:02
アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

「祭がはじまる」トミーが言った。「今日の祭は大きいよ。秋分だから」/「なにが秋分なものか。秋分は九月二十三日だぞ。もう十二月なのに」(『インド夜想曲』須賀敦子訳 白水社)

2012-09-20 12:19:54
アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

だから、尊敬をこめて、このテクストをドルモンに、そして、イパネマのプリニオ・ドイルの家でいっしょに過した、プリニオが幼いころのことやハレー彗星について話してくれた、あの午後に、捧げる。/ヴェッキアーノにて、一九八二年九月二三日(『島とクジラと女をめぐる断片』須賀敦子訳 青土社)

2012-09-18 18:40:57
アントニオ・タブッキ追悼朗読会 @tabucchi2012

ぼくも宝くじを一枚もらおうかな。九で終わる番号のくじはありますか? 九というのはぼくの月です。誕生日が九月なもので、自分の月の数字が入った抽選券が欲しいんですが。(『レクイエム』鈴木昭裕訳 白水社)

2012-09-23 09:47:09