映画『インセプション』は持ち上げない方がいい 【ややネタバレ】

takashi murakami @takashipom

ハリウッド映画は、イベントエンターティメントとして人間工学的にも進化させている。『アバター』的な進化のみではなく、あらゆる意味で。「インセプション」はそうとうマーケティングムービーだと思いますが、それがあの風体と言うのがもう頭ひねっちゃいますな。

takashi murakami @takashipom

コンテクストの単純なのってクラシックにならんのよ。ただね、自分が映画を作る側に廻るとその辺の頭で分かってる部分をどこまで表現可能かが製作環境であれこれあるんだろうな〜と。

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

インセプションはぼくも映画館で見てあまりの「よくできてる」感に鬱になりました。ノーランってぼくとほぼ同い年なんですよ…… RT @takashipom ハリウッド映画は、イベントエンターティメントとして人間工学的にも進化させている。「インセプション」はそうとうマーケティン

takashi murakami @takashipom

ARTの世界では自信あります。クリスノーラン的なレベルまでは潜ってます。でも、日本人でその辺まで全然ついて来れないのが辛いんですよ。

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

それ以降、日本のアニメもインセプションみたいなのをライバルにしなきゃいけないってあちこちで空気読まず言っているんですけど、けいおんバカ売れのこの国ではいまひとつリアリティゼロで空しくなってます……　（けいおんの悪口じゃないですよ、荒れるの嫌なんで追記しとくけど）

takashi murakami @takashipom

そ、それは！そんなに若いんですか！？天才すぎる！RT @hazuma: インセプションはぼくも映画館で見てあまりの「よくできてる」感に鬱になりました。ノーランってぼくとほぼ同い年なんですよ……

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

せいぜいぼくが目指すのは、かりに英訳されたらノーランが映画化したくなる（だろうと自分で確信できる）ような小説を書く、とかですかねー。それも遠いな。あまりにも遠い……

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

いや、日本のぼくの世代が不甲斐ないんだと思いますよ。ぼくを筆頭に。RT @takashipom そ、それは！そんなに若いんですか！？天才すぎる！RT @hazuma: インセプションはぼくも映画館で見てあまりの「よくできてる」感に鬱になりました。ノーランってぼくとほぼ同い年なん

takashi murakami @takashipom

あれ、好きでしたが、押井さんはクリスノーランに喧嘩売るというガッツが欲しいですな。RT @nennpa: むしろスカイクロラを！

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

ノーランがすごいのは（あと僕が気にかかってるのはJ.J.エイブラムズですが）、オタク的なハイコンテクストと大衆向けのわかりやすさをきちんとレイヤリングして制作し提示できているところです。オタク業界でこの20年、ああいうことができた作品は結局エヴァンゲリオンしかない。

堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

@hazuma エイブラムズは風呂敷広げるのは得意だけど、畳むのは常にへた。ノーランは逆にオチまで決め込んで構成してるところがあって、作品によってはこぢんまりしすぎちゃう。というわけで、作風とか方向性は逆向きな気がします。いや、東さんのいいたいことはわかってるつもりですけど。

東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

そりゃもうそのとおり！ まさに対照的な二人で、でもともにすごい。RT @Sakai_Sampo エイブラムズは風呂敷広げるのは得意だけど、畳むのは常にへた。ノーランは逆にオチまで決め込んで構成してるところがあって、作品によってはこぢんまりしすぎちゃう。というわけで、作風とか方向性

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

ここにきて、『インセプション』（クリストファー・ノーラン，2010年）が話題に!!ww　村上隆さん @takashipom の評がきっかけ　それに、東さん @hazuma が乗っかったのでした

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

トギャッタ・リスト「『インセプション』は持ち上げない方がいい」 http://togetter.com/li/37872 を作った僕としては、これら一連のやり取りをそこに含めないわけにはいきませんww

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

『インセプション』を楽しんだ方なら、『イグジステンス』（クローネンバーグ，1999年）をご覧になってはいかがだろうか…　あのテーマが本来もちうる“異様さ”は、たとえばこの映画によく表れている　そして、これでも、「ク」氏の最高傑作とはいえないことに驚いてほしいなぁ

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

【インセプション [DVD]】文句なしの佳作！C・ノーランのあまりの才人ぶり（OPシークエンスがとくに好き！）　映像にこだわり抜いた作品で、とくに僕には無重力の... http://video.akahoshitakuya.com/cmt/537962 #videometer