@ohnuki_tsuyoshi ああ、すいません。ちょっと月協定とごっちゃになってました。宇宙条約9条の「他のすべての当事国の対応する利益に妥当な考慮を払って」をどう解釈するかになるかと思います。
2010-07-29 21:23:47@kz78_b @sango0509 結局のところ、こういうのは先に行った連中がルールを決めてしまえば、他国にはどうしようもないですよ。例えば、米中がそれぞれ月基地を建設し、月の半分ずつを管理する2カ国協定を結んだとします。そのとき、月にアクセスできない国は何も言えない。
2010-07-29 21:31:06@kz78_b @sango0509 そのとき、日本が月へのアクセス能力を持っていれば、宇宙条約に基づいて月の管理調整を行う機関を国連に設置しましょうとか、そういうことが言えるわけです。
2010-07-29 21:32:20@ohnuki_tsuyoshi 言っておられることは理解しました。スプートニクが飛んだときに領空侵犯を非難しても何にもならなかったのと同じですね。それを「領土拡張のため」と表現することに違和感があったのですが、内容としては理解しました。
2010-07-29 21:36:54だいたい地球上だって、領海は12海里しかないのであって、その外の領有は認められていない。でも海洋資源利用技術が進歩すれば、200海里経済水域やら大陸棚ルールやらが出てくる。宇宙条約なんて、天体上活動が始まればいくらでも拡張される。そのルールは参加国が決める。
2010-07-29 21:37:01矛盾しなきゃいいんですよ。例えば、月面の領有は許さないが、安全のために管制をする。管制権は基地建設国が有し、範囲は○km・・・ RT @sango0509: あくまで法律面だけの話だけをすると、前法を廃するような後法や(例外あり)、慣習法を無視する特別法は無効なんですよ
2010-07-29 21:41:05@sango0509 国際条約においては、後から成立した方が優先されてきた事実があります。シカゴ条約が領空に上限を定めなかったため、スプートニクは領空侵犯になりましたが、宇宙条約にて宇宙空間は領空から除外されました。
2010-07-29 21:41:49ルールは人が決めるもの、運用も改廃も人がすること。それは力がある人がする。「ルールがあるから強い人は勝手なことは出来ない」なんてお行儀のいい話は存在しない。弱者が力を合わせて強者を縛るのが民主主義。これは条約でも、国内法でも同じこと。
2010-07-29 21:43:15それは違いますよ。海洋法の歴史と現在の締結内容はまさにグローバルガバナンスの結晶なんですから。先程の内容に付け加えて頂きたいのですが、先進国だけの国際法ではなく新たな全世界的な意見が国際法としてより認められるようになった… RT @ohnuki_tsuyoshi だいたい地球上だ
2010-07-29 21:45:29条約がすべて字義通り機能するのであれば、国連加盟国の間に戦争など起きないはずなんだよなあ。
2010-07-29 21:45:49ただ、やはり月面の領有が通るかと言えばかなり疑問で、共同管理しつつ参加国内での利益分配だろうな、と。「領有」だとつっかえるけど、「利権」ならすとんと落ちる。
2010-07-29 21:46:29その「グローバルガバナンス」は努力の結晶でしょう。努力せずに放置すれば事実上の領有状態を指をくわえて見る羽目になりますよ、と言っているんです。 RT @sango0509: それは違いますよ。海洋法の歴史と現在の締結内容はまさにグローバルガバナンスの結晶なんですから。
2010-07-29 21:47:21@sango0509 もし12海里以上沖を利用する技術を有する国が1カ国しかなければ、その国は公海の領有だの管理だののガバナンスはせず、「領有していませんよ」と言いながら独占するでしょう。誰もがアクセスできるからこそガバナンスが成立するんです。アクセスできない国に何が出来ると?
2010-07-29 21:50:05あくまで原則なので必ず例外はありますよ。あと…領空と宇宙については定義変更を各国に一方的に通知したところ、どこからも回答を得られなかった。なので学説的にはその瞬間に新しい定義(観念?)が生まれた…ということだった記憶が←曖昧です;; RT @kz78_b 国際条約においては、後か
2010-07-29 21:52:22おおう、今日の「月探査に関する懇談会」、配布資料がもうアップされているぜ。事務局GJ! http://bit.ly/aT46im
2010-07-29 21:56:40@ohnuki_tsuyoshi 議論するのにツイッターでは短すぎますね;←一度バッテリーが落ちてしまいました。私もMRPの元会員ですので(バッチあり)、いつかお会いできたときはお話しさせてくださいね(^_^)v
2010-07-29 22:12:17@ohnuki_tsuyoshi 月などにアクセスできる技術の有無が重要になる。逆に言えば技術力さえ認めさせれば基地の人口が100人でも1人でも大差ない。
2010-07-29 22:12:30@J_kaliy そうなりますよね。天体上と違って問題にはなりにくいですが、仮にISSと軌道面を共有する衛星を第三国が打ち上げたりすれば、同じような問題が生じると思います。
2010-07-29 22:13:21@ohnuki_tsuyoshi 特定国が月面の覇権を握らないために、つまり一強を作らせないために日本が独自に技術力を維持するというやり方もある。
2010-07-29 22:16:52@J_kaliy それこそが日本が有人宇宙開発をする最大の目的に掲げるべきことだと思います。日本は覇権を目指さない。人類共通の利益を主張することが日本の国益であると明言し、途上国に宇宙アクセスの機会を開放する。
2010-07-29 22:18:58はい、確かに学者で意見が分かれます(^_^;)でも少なくとも「禁反言」等の法の基本原理は一緒です。法ではあるが「法律」ではないなんて人もいますね RT @kz78_b 国際法を、法律としてとらえること自体に違和感はあります。
2010-07-29 22:19:49