オスプレイの排気エアフロー(図解)と排気デフレクター

|日TKさんによるオスプレイ排気エアフローと排気デフレクターの図解入り解説。※排気デフレクターの構造は最後の方に正しい解説があります。途中までは排気デフレクターではなく排気エアフローの解説です。
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|日0☆TK @kyuumaruTK

@obiekt_JP http://t.co/sNw119y8 - ブリードエアの左右バランスを変えれば偏向できるけど、そもそも排気温を下げる装置であってスラストベクターするモノじゃないという。

2012-10-31 22:56:01
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JSF @obiekt_JP

@kyuumaruTK 外側に大きく逸らす機構があるのかとパーツ表を見ても何処にも無い…と悩んでました。

2012-10-31 22:58:27
|日0☆TK @kyuumaruTK

いや、もしかしたらナセル出口に二次元偏向板があるのかも?

2012-10-31 23:04:26
|日0☆TK @kyuumaruTK

リサーチ完了。オスプレイのデフレクタシステムは着地後、エンジン出力低下時にランディングギアソレノイドセンサの荷重検知で自動作動し、排気角度を偏向、ランウェイを保護する機械的システム。

2012-10-31 23:11:19
|日0☆TK @kyuumaruTK

さっきのサプレッサシステムとは無関係。なお、パイロットが任意にデフレクタの作動をオフにできる。 また、過去着陸時の排気による草地の火災が一件発生している。この時、パイロットはデフレクタセンサスイッチをカットしていた。

2012-10-31 23:13:41
|日0☆TK @kyuumaruTK

なお、デフレクタの構成機構はコアンダ効果偏流システムであり、さっきの図で云うと機体外側の保護気流の出力を上げる事により排気全体を機体外側に引っ張って偏向する流体力学的システム。

2012-10-31 23:29:06
|日0☆TK @kyuumaruTK

また、飛行中は強力なサプレッサとダウンウォッシュがあるので、たとえVTOLモード時であっても排気による火災の危険は極めて低い。

2012-10-31 23:18:57
|日0☆TK @kyuumaruTK

つまりオスプレイの排気デフレクタの機械的制御機構はギアのセンサとそれで自動作動するブリードエア左右バランスを変えるバルブシステムだけなんですな。そりゃ部品は見当たらんわ。

2012-10-31 23:31:59
|日0☆TK @kyuumaruTK

結論から云うと、デフレクタはタッチダウン時地上から僅か134センチになるエンジンノズルからの排気を偏向し、ランウェイ及びフライトデッキを保護する機構であり、飛行中は作動しない。

2012-10-31 23:17:04
石川潤一 JunichiIshikawa @oldconnie

@kyuumaruTK 岩国で撮ったオスプレイの写真ですが、参考になれば。ダウンウォッシュは近くでも真夏の暑い日の熱風程度で、火傷するような高温ではありません。排気熱のゆらぎも写真では確認できませんでした。 http://t.co/ZjBxN6Wl

2012-10-31 23:26:45
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|日0☆TK @kyuumaruTK

ちなみにデフレクタオフだと地表温度は最大217℃まで上がったが、デフレクタオンだと周囲より66℃高い程度だそうな。 飛行甲板だと、デフレクタオンであれば最大でも193℃以下に保てるのでアンチスキッドも焼損しないから大丈夫だそうな。

2012-10-31 23:41:38