小説系の同人創作ノウハウをまとめてみた
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先日作成し12000ビューと大変ご好評をいただいた「同人創作界隈における小説同人誌についてのまとめ」ですが。その流れも落ち着いたところで、本来後半の要素だった「小説系の同人創作ノウハウ」を抜き出してみました。昨今流行りの電子書籍だけでなく、全般的に随時追加していきたいと思います。
2012-11-11 04:52:1111月18日(日曜日)、今週の日曜ですが、東京流通センターにて「第十五回文学フリマ」が開催されます。電子書籍の話題が盛り上がっている昨今。このイベントでは同好の士が集まって、思い思いの文字系同人誌(小説や評論)を頒布していますよ。入場無料なのでぜひ訪れてみては! #bunfree
2012-11-13 08:33:07ここからノウハウまとめです。
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コミティア。二次創作ではなくオリジナルの創作オンリーのイベントです。漫画同人誌が結構力がある印象ですが、小説で頑張っている人もいて、企画を作ったりして盛り上げようという動きもあるみたいです。読者様の需要をどれだけ探れるかがポイントですね。 http://t.co/y8bqfdYA
2012-11-11 06:07:29コミックマーケット。いうまでもなく最大の同人イベントです。一般参加者として観たり、自分もサークル参加して思ったのですが、「創作島」という界隈がどんどん賑やかになっている印象あります。確固たる島ができているくらいに小説系が多いのでチャンス? http://t.co/iDAVXyX0
2012-11-11 06:09:05文学フリマ。世間一般では小規模だと思われているのかもしれませんが、小説・評論など「文字系」としては最も熱い盛り上がりのあるイベントだと思います。運営様、サークル側、読者様の側ともに、文字系のコンテンツに相当な思い入れのある方々が多いです。 http://t.co/vAetkN7O
2012-11-11 06:15:52そうさく畑。創作系オンリーの漫画小説同人誌ということはコミティアと似ていますね。関西で開かれている同人誌即売会で最古の歴史があるとのこと。前回レポートを観ると、見本誌も読めて、イラストコンテストなどの催しもあり、盛り上がっているようです。 http://t.co/jsfJF3C3
2012-11-12 23:26:41先日見つけた、動作がめちゃくちゃ軽いのに、縦書きで文字が打てて、しかも見た目が原稿用紙みたいですてきなエディタです。「VerticalEditor」という名前。今のところちゃんと動く有力株で、他は更新が完了しているのがほとんどのようです。 http://t.co/HhyIFSLc
2012-11-05 22:24:37ニコニコ静画。まとめ主さんが仰っていたことと微妙に被るなぁと思うのは、個人がアップロードできるコンテンツが現状では漫画とイラストに限られているところですかね。一応、店長さんに、小説系もアップさせて欲しいとリクエストしてみたんですがね。:) http://t.co/ExR2YAQY
2012-11-05 22:29:08いわずと知れたpixivです。小説という項目が新設されて、イラストほどではないですが一定の需要があるようですね。後述する「なろう」と同様、こうしたSNSの場に独自の文化的盛り上がりが生まれていることが読者を集めてる秘訣なのかもしれません。 http://t.co/SFuxbhjk
2012-11-05 22:31:06小説家になろう。結構有名なサイトで、平行して小説を読もうっていうサイトが立てられているところや、ランキング形式で人気を可視化していること、また何よりも「なろうネイティブ」というオルタナティブカルチャーが成立していることが非常に魅力的です。 http://t.co/URi0KxcA
2012-11-05 22:32:28つまり、「いわゆる新人賞に出せば即落ちするような、読者が読者目線で好き勝手放題に書きまくったような作品」こそが、どういうわけか「型にはまったプロ作品よりもよほど面白い」とされ、読みながら書き、書きながら読む、お互いに交流するといった雰囲気でうまくやれているんじゃないかと想像する。
2012-11-05 22:33:49僕もアップしたけど全然評価されなかった。旧態依然としたプロ小説の劣化版みたいなものだからかな。w そう、なろうではなろうネイティブであるほうが断然評価される。同人創作と同じですな。これはニコ動でもいえることですね。つまりは場にマッチさせることは非常に評価の前提となるわけです。:)
2012-11-05 22:34:55ところが面白いことに、そのなろうでも、そこから作品をプロデビューさせている作家さんがいらっしゃるということです。橙乃ままれ先生の「ログ・ホライズン」とか、「まおゆう」みたいなのが有名ですかね。とらのあなでも並んでいたし僕はログホラ新刊まで全部買っています。人気作ってわけじゃない。
2012-11-05 22:36:28ライトノベル作法研究所。トップページにはいかにもそれらしいことがいっぱい書いてある。むしろすごいのは「鍛錬掲示板」っていうのがあって、実際に結構賑わいがありながら、お互いの作品を批評し合う環境が成立していることですね。掲示板やチャットも。 http://t.co/NnwR01PK
2012-11-05 22:38:47「創作文芸見本誌会場HappyReading」文学フリマなどのイベントで頒布している小説同人誌を簡単に登録できるサイト様です。閲覧しやすい立ち読み機能があり内容を理解することができます。イベントの雰囲気も伝わってくるのではないでしょうか。 http://t.co/Qt9UHEuO
2012-11-06 21:02:45「第15回文学フリマ 小説棚」 NAVER まとめ http://t.co/RNaFDjbe 文フリの新刊を分かりやすくご紹介してくださっているページです。前回頒布された作品のログもあり、どんな雰囲気のイベントか分かりやすいと思います。 ここに載っていない作品もたくさんあります。
2012-11-06 20:56:28#twnovel 通称ついのべ。またはツイッター小説。ひとつのつぶやきで、あるいはそれを並べて、小説を書いていこうというもの。愛好者がタグに作品を投稿し、そのタグを読むため、必然的に読者も多く盛り上がっている。イベントでお題が設定され、内容に沿ってみんなで書くといった趣向もある。
2012-11-06 20:38:20ブクログのパブー。ここも、本来はブクログっていう読者様が面白かった本に感想をつけたりするログサービスがメインだったのが、個人でも作品をアップできるパブーっていうのができた系かな。何しろ読者様を確保するための機構があるとないとで大違いです。 http://t.co/snwcjbyL
2012-11-05 22:40:40iPadZine。マック系のデザインセンスへのコミットを感じさせるシンプルだけど閲覧しやすいサイト。デザイン系の人がよく愛用しています。ここの売りは全部無料、課金環境がないってことです。読者様の多さ的には今後に期待で。レイアウト重視なら。 http://t.co/04uFg171
2012-11-05 22:42:37BCCKS(ブックス)。新しいサービスで、システム的にはパブーよりも洗練されている感じです。課金環境もある。新しいだけにやはり読者様の量が今後の発展に期待です。文フリにコミットしている。電子書籍と紙の本を同じインターフェースで編集できる。 http://t.co/V96uz1gV
2012-11-05 22:45:21補足すると、パブーではPDFとepubという電子書籍界隈で両雄とされる形式をどちらもサポートしているのに対し、BCCKSではepubに近い独自形式のみとなっている。これによりどの端末でもまあだいたい読みやすく表示される環境に統一されている。電子書籍はepub系が主流になるっぽい。
2012-11-05 22:46:37こう考えよう。PDFというのは基本、紙の本と同じような概念であると。要は、表示されるのが画面になっただけで、見た目的に紙の本とまったく同じ表示がされる利点がある。逆にそれだと見づらいってことでepubみたいに、端末ごとに本文を自在に流し込んで、崩して表示するのが主流になってきた。
2012-11-05 22:47:50ところがどうだろうか。ipadminiや、nexus、kindle、koboなどの台頭により、持って運べる電子書籍端末がどんどん表舞台に躍り出てきた。その結果、紙の本と同じレイアウトがハード的に歓迎されないことをカバーする意味でのepubの需要よりPDFの表現力が見直されないか?
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