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竹の子書房の加藤AZUKIさんと、電子書籍の有意義なお話

をすることができましたので、まとめました。電子書籍に限らず、 個人出版というとどうしても採算度外視ってことになりがちです。 それは同人から続く伝統でもあるのですが、個人出版でも事業 という認識でやった方がうまくいくと考えている方々は多いのだ とよく分かりました。ノウハウの共有はやはり大事だと思います!:) 続きを読む
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加藤AZUKIさんが電子書籍の問題点についてお話。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
本日の話題、「JR北海道の能力低下」の話は、電子書籍にも我田引水できる。「質を維持するためにかけるべきコストがかけられない」→「コストを掛けられないのは売れないから」→「売れない理由のひとつに、電子書籍の標準期待価格が低すぎるから」ってのがある気がする。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ハードカバーの本も文庫本も、実は判型とQ数(フォントサイズ)が異なるだけで、中身としてのコンテンツの量(文章量)はそんなに違わない。で、「装幀が豪華だから金が掛かっている」と納得されてると思うけど、本当はちょっと違う(´・ω・`)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
もちろん、文庫本のようなソフトカバーの小判型本に比べれば、ハードカバーは判型も大きいし表1表4は厚紙だし返しもあるし遊び紙もスピンもあるし、製本工程は文庫に比べれば複雑だからコストも若干掛かる。が、それは「若干」であってそんなに掛かってるわけではないと思う。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
もちろん、会社によるし部数にもよる。上製本は発行部数が文庫本に比べて多くないので、単価を上げないと収益が出ない。だけど、同じ作り同じ内容だと単価が上げられないから、「見かけを豪華に作る」ことで単価を引き上げ、小部数でも収益が出るようになってる。
しのぶ🥕🍤Ω🐰🍿 @Ikehara
@azukiglg 価格が上がれば上がるほど、部材単価の価格に占める割合は低下していくしなw
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
具体的な金額や部数はこれも版元やレーベル、著者によって違うけど、1500円のハードカバーと500円の文庫、文庫本の作者が100万円もらうには2万部売れないとならないけど、ハードカバーだと6667部売れれば同じ金額になる。
トゥギャッター公式 @togetter_jp
.@azukiglgさんの「【売れる!?】 中堅作家が絶版本を電子書籍にする話 【売れぬ!!】」に大注目!早くあなたもチェックしましょ? http://t.co/Ucpl3IwaKa
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
高い本を買うのは「意識が高いwマニア」で、同じ内容なら文庫本を待つわ、って人はハードカバーは買わない。消費者が安く済ませようとするようになると、高い本の品質を支えるスタッフの稼ぎを支えきれなくなるからハードカバーはますます高くなる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
また、最近、文庫本の値段が昔の400円前後から700円くらいにまでじわじわ上がってる理由は色々あるけど、「文庫本も前ほど買われなくなった(初版部数が少なくなったうえに重版が掛からない)」「原価コストが高くなった」とか、このあたりは小さくないと思う。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
そそ。「判型が大きくて表紙が厚い」ってだけで納得される(^^;)内容が同じでもなー QT @Ikehara: @azukiglg 価格が上がれば上がるほど、部材単価の価格に占める割合は低下していくしなw
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
んで、電子書籍は、この「ハードカバーなら豪華だから仕方がない」という一種のトリックが存在しない。逆に、「DLのみで実体が存在しないのだから、文庫本よりもさらに安くて当たり前」だと思われてる。
みやさかみこと @EdensLord
@azukiglg 最初から文庫本で出すって選択はないんですかね?
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
そんなにたくさん読者がいれば。あと、今は最初から文庫って本のほうが多くなってます。ハードカバー平置きスタートの本は、熱心な読者はいるけど多くはない作家か、「ハードカバーで出して、文庫でもう一度売る」という二度売りのできる作家さん。 QT @EdensLord:
みやさかみこと @EdensLord
@azukiglg なるほどー。 単価利益で考えたらやっぱりハードカバーのが儲かるってことなんですねぇ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
1冊で考えれば。ただ、そんなにボコスカ売れるものではないんです。そうまでして「文庫まで待てない!」と言ってくれる熱心な読者の「熱心」を換金してるようなものなので。 QT @EdensLord: なるほどー。 単価利益で考えたらやっぱりハードカバーのが儲かるってことなんですねぇ。
しのぶ🥕🍤Ω🐰🍿 @Ikehara
@azukiglg 昔、単行本編集してる時に部材単価の表まで見せられて怒られたなぁと思い出したなりよ(ホロリ
しのぶ🥕🍤Ω🐰🍿 @Ikehara
@azukiglg まぁ、売れたので次は楽だったけどなw
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
電子書籍は「印刷された紙束」が存在しないから、なんか凄く安上がりなものだと思われてる。著者の原稿があればすぐに本になる、みたいな。でも実際には「校正、デザイン」などの諸工程は紙の本同様にある。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
コスト的に見合わないからそこを飛ばしてる電子書籍もあるけど、残念ながらそういうのはコンテンツの精度が犠牲になる。つまり誤字の多い本になる(´Д`)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
また、「電子書籍は印刷コストが掛からないから安い」のかというと、原稿制作コストは紙の書籍と変わらない上に、サーバ上に置き続けなければならない(サーバの維持費)、購入支払いのためのシステムを維持しなければならない、などなど、実はランニングコストは色々掛かってると思う。
眠る羊 @sleep_sheep2010
@azukiglg 文庫本でも1000円越えとか普通にあって泣けます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ひとつひとつは微々たるものでも、年々増えていく電子書籍の全てが同じペースで売れ続けるわけじゃない。大多数は「サーバの肥やし」になる。が、需要があるうちは、それに対応するためにサーバの埋め草にしないとならない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
紙の書籍は極論しちゃえば、「売った後は出版社、取次、書店の倉庫をや本棚を圧迫しない」。読者がその先ずっとペーパーストレージの面倒を見てくれるわけで。そう考えれば、本の所有コストには自宅の家賃も入ってることになるような気はするな(^^;)
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コメント

加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
一部、誤字がありました。【「個人出版は品質を下げることにリソースとコストを割けるようにしなければならない」(2013-09-25 16:20:03)】は、品質を下げるんじゃなくて、上げるですね(^^;)意味逆やん。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
それと、2009年のエントリーですが、【プロに厳しい時代 http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/20090124/1232779159 】で、ハイエンドソフトが安くなることで、ハイアマチュアとプロの距離が接近している話、その上で「プロとハイアマチュアの違いはどこにあるか?」などについて論じたものがあります。ご参考までに。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
MMDというフリーソフトの出現で、日本のCG動画の底辺は飛躍的に広まったのは確かですので、「無償または安価なソフト」が持つ底辺拡大のための起爆剤という期待は理解できます。Kindleに関しては、SAKURAエディタとAozoraEpub3、その他のフリーウェアの組み合わせで、オーサリングまで無償でこなすことはできます。が、まとめでも繰り返してるように、校正とOCRに関しては「高性能なフリーウェア」は今の所期待できません。(それを必要とする市場がないため)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
JustRight!5(4万円)は値段の割に超高性能というわけでも、自動で校正をしてくれるわけでもなく、「怪しげな選択肢を上げて、確認を求める」というものです。だから「校正支援ソフト」。日々変化する日本語のアルゴリズムを反映させ続ける自動校正ソフトができたとしても、「わざとそうしている(意図的な演出)」かどうかの判断は人間がしなければならないので、校正の手間はソフトが進化してもこの先も変わりそうにありません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
んで、現状で電子書籍を作るのに必要なツールの多くはフリーウェアで賄えるけど、「全てのソフトは無料になーれ」というのを既定路線としてプログラマに強いる、というのも、それは「全てのコンテンツは対価を取らずに(パブリッシャーの自腹と赤字で)リリースするようになーれ」というのと同じで、それの恩恵を受ける側が【そうなるのが当然】というロードマップを敷いてしまうと、たぶんうまくいかないだろうと思いました。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
成果物を作るのに必要なスキルと労力にどのような「値札」を付けるか、その値札に見合った評価を利用者が付けるかどうか、そして形成された市場に価値が生まれるかどうか、価値ができて収益を汲み出せるくらいの規模の市場ができたら初めて、「フリーのもの」が跋扈する余地が生まれるんじゃないかな、とも考えています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月25日
故NEKOさんや樋口さんは一種の「気前のいい天才」だったと思うけど、恩恵を受ける者が「そうであることを当然」としちゃうのは、たぶん違う。
須藤安寿/水冷式妄想機械 @anjusuto 2013年9月25日
商業出版における著者の役割(原稿を書くこと)は、基本的には全体の仕事の10%なんだと思う(だから印税も10%)。残りの90%は「その他の作業の経費」。Kindleの個人出版では印税の70%を著者が取る値段設定もあるけど、著者ができないことを外注して商業出版並みの商品を作ろうと思えば、多分手元には10%も残らない(個人では出版社ほど安定して外注できないから)。別に出版社が搾取しているという構図ではない気がする。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
このまとめにおいては、商業出版という方向から観た個人出版ということになっているので、非常に仰るとおりの部分は多いですね。現在、いわゆるKDP作家的な集まりでやっている個人出版界隈というのは趣味的な人たちがやはり多く、採算は考えなくていいと思っている人たちもいると思います。その逆の人たちもいるんですが。今後、商業、趣味、そのどちらも共存する場となるだろうと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
思想家としては、商業寄りの人たちと、趣味寄りの人たちが共存していく「個人出版」という大きな流れを、過去の事例を解析し、これからの事例を予測しながら、イメージしていきたいと思っています。商業出版と同人創作しかなかった界隈において、個人出版がその中間に位置するのだとしたら、双方から人が流れ込むのも当然のことです。あとはそれぞれのプレイヤーが、お互いにそれぞれが得意分野である多様なノウハウを共有することで、目的地が多少違ってもメリットを与え合うことができればいいんですが。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
一太郎に結構高性能な校正機能がありますよ。「同人創作をやっている人たちは趣味人だから、採算度外視でいい。一方、彼らにツールを売る開発者は、手弁当前提の彼らが支援者に対して支払う同人的に妥当なギャラとして、有償の報酬を存分に受けられる。赤字なのは趣味人である作家だけである」ということを考えると、有償でツールを開発することはできそうです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
同人創作って、本当に甘いものじゃないんですよ。人生を犠牲にして、お金を、何もかもを犠牲にして、読者様の幸せのために、ただひたすら献身するものなんです。採算なんて取れるわけがないです。実際に誰も取れていないんです。だからこそ辛いし、だからこそ楽しいんです。立っていられた者だけが同人作家です。といいつつも、商業のノウハウをいただいて、うまく界隈を活性化させたいとすでに思っていますけどね。w
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
JustRight!は一太郎を作っているジャストシステム製です。 一太郎の校正機能はその簡易版。仕事で使うには上位版JustRight!でも機能的には足りません。Ver.1からずっと使ってるけど、あまり大きく進化はしてないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
同人というのが単に「自分の意図や趣旨を表明するための手段」であるなら、白樺時代とか昭和・平成前期(ネット以前)とかの時代に比べて、流布配信手段が格段に増えているので、往時より今のほうがずっと安価な手段で「作品発表」はできるようになっていると思います。その意味で、大変恵まれた時代になったなとは思いますね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
ただ、そのようにして「見返りを求めないでする同人活動(二次創作は別の機会に)」については、何を主張するのも自由だけど、一切の賛同が得られなかったとしても、それについてあれこれぼやくことはすべきでないなあとは思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
まして、商業出版と比較というのとはまた別枠かなあ、と。かつて同人の世界を経験していますが、そこから離れた最大の理由は、「より多くの人に読ませたいと思うなら、自分一人でできることの限界以上の労力が必要で、全国に本を周知配布する組織力が必要で、それらのリソースを援用したいと思うなら商業出版を肯定して活用すべき」ということから。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
よく「高いから売れないのだ。廉価にすれば高くて変えなかった人も買うはずだ。ましてタダにすれば廉価でも買えなかった人が買うはずだ」という発想を肯定する人がいますが、同じ事を皆が同じように考えたら、「他のものもタダなのだから、タダであることは抜きんでたメリットにならない」となります。タダであっても駅前のポケットティッシュを貰わないようなものです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
著者・作者の本能は「より多くの人に見て貰いたい、賛同して貰いたい」でしょうけども、そうであれば著者の能力では賄えない「より多くの人に見て貰うための営業努力」などにもコストを割くという考えは持つべきでしょう。今、「タダかそれに近い廉価にしてるのに、なぜ電子書籍が売れないんだろう?」と首を捻る個人出版挑戦者が挑むべきはそこだと思いますよ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
1980年代以前の同人シーンに比べたら、同人って本当に垣根が低くなって入りやすくなってリスクが小さくなってインフラの整備やテンプレやマニュアルが増えて同好の士や発表機会としての即売会も増えて、ネットの普及と拡大によって場所や時間のタイムラグが解消されてツールの廉価化も進んで、ホントーに恵まれた幸せな時代になってるなあ、と思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
電子書籍の個人出版というのは、言うなれば「Amazon(や各社)がKindleというブランド名のオンライン同人誌印刷屋を始めた」のと同じようなものなんで、これで一層、同人が人生を掛けた大変苦しいものではなくなっていき、辛い思いをしなければ同人誌を出せなかった人達の救済が進むだろうなとは思います。ただし、「機会の拡大」と「成果の拡大」は比例しないってことです(・ω・)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
なるほどですね。非常に仰るとおりだと思います。もちろん僕も、より多く読んでいただけるほうがいいから出版社や配信会社とばしばし提携していますよ。実は電子系出版社とはすでに契約してるんです。それくらいはやる男ですよ僕は。表で批判、裏でがっちりです。w それはさておき、問題は今後の個人出版をどう進めていくかですよね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
今、界隈ではこの話を受けて、「趣味でやってるからには採算は取れなくてもいいし、それはやはり事業としてやっているからそうなんじゃないか」って話になっています。僕自身も、「そもそも商業が目的なら働けばいいし、創作はそれを超えた崇高な行為」で、「商業化されていることは汚染であり、そのために邪に鹵獲された界隈を開放しなければならない」と思っていることも確かですが、しかし、_
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
加藤AZUKIさんが仰るとおり、「個人ではできないことがあるからこそ出版界隈が発展した、結果論からいえばそれは望むべくしてそうなった」のであり、「口ではルサンチマンで批判しつつも本心では作家の誰もが出版社から本を出したい、犬吠埼すらそうである」わけですから。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
間を取って、「今までみたいに大量に売れるものだけでなく、少部数の作品もプロデュースしてくれる、個人出版にやさしい出版社をどこかで手に入れる=こちら側になびかせる」か、「出版社の技能を鹵獲して、汎個人出版ギルドがそれを振るう」ことも考えられますね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
僕は「商業化」というのは、【規模を大きくする】ということと同義であると考えています。同人、趣味でやるのは自由度は高いですけど、「より多くに知らしめたい」は犠牲になります。商業でやるのは入り口というか題材(作家、作品)の選別・フィルタリングはありますが、「より多くに知らしめる」が可能になります。極論すれば「より多くではなく、選ばれた誰かにだけ分かって貰えればいい」なら、直筆の大学ノートを回覧するだけでいいわけですし。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
状況を整理しましょう。食わなくてはならないのは、作家の周辺にいる職人さんたちだけなんですよね? 作家自身は自ら実業を持ち、兼業作家でやることが一般化する。この場合、職人さんは数が少なく、一気に何百人、何千人の作家の原稿をも時間を掛ければ相手にできるわけですから、合理性があります。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
職人さんを養えて、作家個人は、作品が出版社砲で拡散してもらえる。あまつさえいくばくかの原稿料までいただけてしまう。しかも、既得権として権威主義的に囲われた、上位1%のみが獲得する権利としてではなく、ある程度誰もが、個人出版の台頭によって下げられた「出版」の敷居をくぐれるようになる。これならば問題ないですし、むしろそこまではもう受け入れています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
商業でそれをするのは、印刷し(或いは配信し)読むように働きかけ、より多くの人の目に触れさせるようにする、読者の規模を大きくする、ということなわけですが、「内容に共感したからタダ働きする」という人を集めてするのではなく、「お金を出してくれるなら必要なことをする」という人に様々な分担を頼むことになります。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
あってはならないのは、「作家なんて養分」、「出されたものを大人しく読めばいいんだよ」と匿名掲示板で書くような編集者の存在や、彼らが崇拝しているであろう、極端に寡占的な賞といった権威による、大量生産大量消費の効率主義と、そこに付随する結果としての大多数の書き手の排除です。これが問題なんであり。「ある程度実力のある作家ならウェルカムな出版社を、みんなでシェアして回していく」ことに何ら問題があるわけではないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
出版社はそうした作業の元締めとして、編集・校正・デザイン・写真・営業・広告・宣伝・経理(税務)・法務といった様々な諸作業を外部委託したり、自社内で行ったりしますね。社内にメディア事業部を持って映像化を手がけるところもあります。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
イメージとしては、文学フリマやコミケットといった同人イベントのように、強い人も弱い人もみんなウェルカム、みんな楽しい=エブリワンクリエイターの場というのがあったとして。そういう盛り上がりを、まさに体現するような出版社を作ればいいということです。同人界隈の印刷所なんて、そういう風にうまくやってるんですよ。彼らが窓口になり、そのバックヤードで小規模な出版社を抱えてくれれば一番なんですけどね。w おっと、原稿の校正とかデザインその他、しっかりと関わるんでしたっけ。それはまた別の話で、_
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
これらは「共感したからタダ働き」というのではなく、必要な作業をするために能力とそれをする時間(手間)を供出した人材に、相応の「能力と時間の拘束料」を支払う必要があるわけで、出版社はそうした作業の振り分けやブッキング、企画をしている仕組みだ、と考えるのがいいと思います。個人出版はそうした人々に委託していた作業を全て作家が抱え込むことで、彼らに配分されるはずの分け前を作家が得る、というものです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
それを望まない人もいるので、うーん難しいですね。まあ、ひとつのイメージとしては、「個人出版社をほぼ誰でもウェルカムな小規模出版社が、小規模部数でもプロデュースするし、必要に応じて原稿もいじるけど、その代わり作家からお金だって(売れなさに応じて)取るし、原稿料なんてあってなきものだけどいい?」みたいなことをやって欲しいんですよ。事業にできるのは職人さんだけでいいんですから、作家はむしろどうしてこの100万円を受け取ってくれないんだって思ってるんですよ!w
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
彼ら、「作品執筆以外」の作業者の能力やノウハウを作者自身が身に着ける努力をして、万能一人出版社になって作品から得られる収益の全てを得るというのは、それはそれでありだと思うんですが、僕は「読者に届ける規模を大きくすればするほど、作者一人で担いきれることの限界が見えてきやすくなる」とは思います。そのための仕組みを究めたのが出版社であり商業出版なので。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
そうは言っても商業出版は「とりすぎ」であり、著者の取り分は少なすぎるという批判はもちろんあるでしょう。そこも否定はしませんが、であるならば少なくとも出版社が担う職能の全てを著者が行わなければ、「より多くの読者に届ける」は達成が難しいでしょう。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
商業は単純に「金を儲ける仕組み」でも「作家の才能を換金する仕組み」ということだけでもないとは思います。もちろんそういう機能はあります。奉仕事業ではないから作品や作者を選びますが、これだって「会社が潰れてしまったら、世に出したかった本が出せなくなるから」であるわけで、リソースは無限ではなくもっとも有効なものに資源集約せざるを得ない、ということだと理解しています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
同人の経験が豊富な方々ならもちろんご承知の通りと思いますが、単純に「タダにしたら青天井の人気を博すか?」「タダにして成功した人がいるから、自分の作品をタダで配れば読者が増えるか?」というと、なかなかそうはなりません。「できるだけ多くの人に読まれたい、読ませたい」という気持ちに同人も商業も変わりはありません。問題は「それをするのに必要な、作品執筆能力以外の能力」にどれだけコストとリソースを割くか、割けるか、という話なのだろうと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕がイメージしていた解決策のうちのひとつですね、その「万能ひとり出版社」というのは。そして仰るとおり、限界はあるでしょうね。いろいろな限界があります。広告とか営業っていうのはそもそも個人では難しいものです。また、営業出版社と競争することになるので、シビアな結果になるでしょうね。商業出版社から、あの手この手で対策されます。干されたり、逆に界隈に取り込むように交渉してくるかもしれません。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕がイメージしていた解決策のうちのひとつですね、その「万能ひとり出版社」というのは。そして仰るとおり、限界はあるでしょうね。いろいろな限界があります。広告とか営業っていうのはそもそも個人では難しいものです。また、営業出版社と競争することになるので、シビアな結果になるでしょうね。商業出版社から、あの手この手で対策されます。干されたり、逆に界隈に取り込むように交渉してくるかもしれません。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕がイメージしていた解決策のうちのひとつですね、その「万能ひとり出版社」というのは。そして仰るとおり、限界はあるでしょうね。いろいろな限界があります。広告とか営業っていうのはそもそも個人では難しいものです。また、営業出版社と競争することになるので、シビアな結果になるでしょうね。商業出版社から、あの手この手で対策されます。干されたり、逆に界隈に取り込むように交渉してくるかもしれません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
結局のところ、「採算が取れない方法」「しかも熱意があっても成果が上がらない方法」という手段は、当初の「より多くの読者に作品なり主張なりを届けたい」という目的を達成させるのに良い方法であるとは言い難いです。最終目的から逆算して、費用が掛かるから収益を上げる必要があり、費用は品質を上げるために必要であり、という考え方をしていくと、商業出版というものを全否定するのはなかなか難しい話です。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
商業出版が問題なのは、そもそもが、創作活動の原動力はお金じゃないからなんですよね。アーティストってお金が嫌いなんですよ。僕は飢え死にしてもいいから! みたいに思ってるんです。そういう風に半資本主義的なのは職業病だと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
また、その集約の名のもとに、「誰もが利用できる公平なサービス」ではなくなっているところが、コミケットのようなエブリワンクリエイターの場との違いです。だから、自費でいいし、少部数でもいいから、とにかく俺たちのレベルの低い原稿も差別せず受け入れろといっています。当然、個人出版の側も、作品のクオリティを上げるべきですが。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
ちなみに、「個人出版を望む個人が、一人で全てを担える万能になる」というのは理想の一つなんでしょうけど、「誰でもスーパーマンになれるわけではない」「スーパーマンでなければ個人出版はできない」となると、商業出版よりも個人出版のほうがハードルが高くなります。これでは本末転倒です。最低限の技能や知識は共有されたほうがいいだろうとは思いますが、これができなきゃ本を書くな、とは言えません。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
ですので、「商業出版を全否定などしていないし、それは僕が精神論としていっているだけであり、実際に僕は商業出版社ととっくに契約しているし、今回もまた販路を広げているところであるし、それくらいの二枚舌なんて何とも思わない」ということです。それはそれとして、今後の個人出版をどうしていくかを我々が考えなくてはなりません。いかに出版社側に「誰もが利用できる」ところを折れてもらうかです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
また、作家・著者はどうしても「自分の作品こそが重要であり、それ以外の周辺作業者(ここには小売店のバイトさんも、出版社の経理さんも入ります)は重要ではない」という意識を持ちがちですが、自分にこなしきれないこと、自分だけではうまくいかないことを手伝ってくれる全ての人達は重要ですし、作業に応じた(その人を引き留めて自分の仕事を手伝わせた)ことに対する応分の報酬は払えるようにしていくべきだと思いますよ。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
それも同じことです。「商業出版を使いたければ使えばいいし、個人出版でやりたければやればいい。高く売って事業でもいいし、安く売って趣味でもいい」のです。これからの時代、必要とされるのは多様性です。いかに、どんな姿であっても存在できる社会であるかが求められています。そのため、限られた人しか本が出せないことに、これほど問題視がされているんですよ。もう時代が違うんです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
いろいろなオプションが用意されていて、自由自在に、望む結果を選べなくてはなりません。そしてそれは誰もが同じように利用できる公平なものでなければなりません。例えば僕が、商業出版をやりたいと思えばできるべきです。個人出版でいたいと思えばいられるべきです。商業出版は、僕の呼び出しに応じて、リソースの一部を割き、僕は高額のギャラを支払う用意がある、そういうことですよね?
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
それと、大規模出版社以上に(規模の大小に関係なく)、小さな出版社なら直のこと、「労力を割いたのに金にならないこと」はやりたがらないと思います。会社が潰れてしまうからです。また、竹の子書房の経験から言える話ではありますけれども、作者と原稿が山ほどあっても「周辺作業者の人数が足りないと、それらをこなしきれない」のです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
前提を変えていただきたいですね。僕は別に商業出版のことなんてとっくに何とも思ってないんですよ。精神論では述べていますが、実際には手を組んでるんですから。また、何よりも自由な選択肢ってものが重要です。望めば使えるし、望まなければ使わなくてもいい。そして、誰もが使えることです。お金ならいくらでもあるから払うことは簡単にできるんですよ。お金がない人は使えませんが、さすがにそこまで責任は持てないです。働いてくださいとしか。w
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
お金が問題じゃないんだ、表現だけが問題なんだ、ということであれば、「アーティスト」である作家は原稿を書くだけで発表しなくてもいいんですよ。しかし、書いた原稿を「発表」する、そのために自分以外の能力、才能、時間、技術、設備、販路を【借りた】瞬間から、アーティストの作品は【製品】または【商品】になりますし、それらを商材として成果を上げることが期待されます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
そうされるのは作品が穢されることと同じだ、という危惧を抱くのであれば、書き上げた原稿は金庫にしまって誰にも見せないか、自宅まで見に来た人にだけ見せる、に留めるべきでしょう。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
小規模出版社に、小規模に本を刷っていただく前提で、そこには電子書籍も含まれるかたちで、さらには作家がお金を存分に支払っても無理なんでしょうか。結果的に売れなくてもいい、売上は作者から得る、そういうある意味で詐欺的な自費出版ばかりでした。僕も300万円の見積もりを出されたことがあります。そうじゃなくて、しっかりと「出版社をシェアする」というかたちで、善意と熱意のある出版社が個人出版に協力してくれればいいと思います。いっそのことなければ僕が作りたいくらいですよ。:)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
それと、「周辺作業者」というのは【お金が欲しいから仕事をくれ】とだけ言っているわけではなくて、【原稿】を【書籍】に昇華させるために必要な技能を持っており、著者個人だけではそれは賄いきれないからこそ必要である、という点が重要なんです。これは商業出版でなく個人出版でも必要になってきます。「書いた原稿を出力したもの」は、原稿なのか本なのか?と問われたら、僕はそれは「ただ出力しただけのものであって本ではない」と即答します。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
ニコニコ動画とかpixivみたいな人たちのやっていることとか、あるいは無償で個展を開いている絵師さんが結構いらっしゃることからも考えると、加藤AZUKIさんのような事業性を重視される方たちは、僕以上に動きを警戒した方がいいですよ。彼らが目指しているのは「すべてのソフトウェアを無償化し一ヶ所に集めること」です。Googleが訴訟も辞さず、その道を邁進していると聞きます。彼らのサービスを利用することはその理想社会に荷担することです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
個人出版による書籍の最大のネックは、まず書籍としての精度の維持。そして、その書籍の存在そのものを知らず興味も持たない人の興味を惹き付けるための工夫と能力を持った人との連携が取れず、著者が全て自分で担わなくてはならないという点。個人が個人である限り、使える時間は無限ではありませんし、金持ちでなければ本を出せないとなれば、「誰でも自由に個人出版」という掲げられた理想も実現が困難になります。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕がいっているのは、商業出版のことなんて特に問題視してない、ということです。そこをまず理解して欲しいです。話が先に進まないんですよ。商業出版をばしばしとシームレスに取り入れたいから、ってことで、僕は鷹野凌さんにそう告げて、今日、「日本独立作家同盟」を脱退してきてるんです。w
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
それこそ、「ウチの三歳の息子が初めて本を書いたんだ」ってのを、「爺ちゃんと婆ちゃんが買ってくれた」っていうようなレベルの【個人出版】ができるのが理想的です。誰でも自由に本を出せて、ごく少人数でも本を買ってくれる、可能ならできるだけ多くの人が「買おうと思えばいつでも買える状態におかれている」ようにする。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
商業出版、いいじゃないですか。個人出版だって、その界隈を存分に使っていけばいいんですよ。僕も何年も前からずっとそうしています。口でだけ、かっこつけの精神論を述べているんですよ。w で、ばしばし使っていくのが当然という前提で、なお問題があるので、そこをぜひ改善したいと提案しているんです。ひとつには、「誰もが使えない選別が過剰すぎる」、それは「大部数前提だから」です。そこは折れてもらって、ご面倒でも、多数の小規模作家を抱えて欲しいといっています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
昨今の電子出版の環境はそうした「三歳の孫が書いた本を祖父母が買う」くらいの自由度を整備しつつあるとは思います。売れなくてもいい、たくさんの人に買われなくてもいい、ということであれば、新しい大義を叫ばなくても、インフラ整備を進めた企業が既に良いものを用意してくれてあるのですから、それを借用すれば足りる話ではないでしょうか。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
違うんですよ。「誰もがプチ村上春樹になれるようにしたい。お金ならいくらでも払おうじゃないか」といっているんです。そんな、身近な人だけに閲覧されて何が楽しいんですかね。世の中のある程度圧倒的多数の人たちに作品を読まれたいわけですよ。日本中すべてじゃなくてもいい。部数でいえば10万部くらいを希望します。それに100万円くらいなら出そうじゃないかといってるんです。僕の商業出版への期待値としてはそれくらいです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
ぶっちゃければ、「俺が書いたこのつまらない作品でも、村上春樹みたいに売ってくれ。紀伊國屋に置いてくれ。才能がないのは分かっているから、金なら多額でも払おう」といってるんですよ。そういうことなんです、みんなが根底的に望んでるのは。多分違うと思いますが。w 作品から利益なんて得られなくていいんですよ。いい変えれば僕が望んでるのはそういうことです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
小規模出版社というか、「著者が原稿を持ち込んでお金を払うと本を作ってくれる自費出版ビジネス」が電子書籍のオーサリングも引きうけているというケースは増えていると思います。これは個人出版、商業出版のどちらでもない、どちらかというと「俺の本」というなのトロフィーを、売ってくれる商売ですね。作家志望の方が「作家」という肩書きを手に入れるときに使われるケースも多いと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕は今すぐにでも、10万部売ってくれるなら100万円支払う用意がありますよ。ちょっとお金が足りないんで、依頼するのは来年くらいになりそうですがね。それくらいの貯金、誰でも働いてればできるじゃないですか。1万部とかなら、僕がもうすでに同人や個人出版で売っています。5万部っていうのもその単なる延長なので夢のない話です。ぜひ、その100万円で、10万部を売って欲しいものです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
これは、出版社の機能の部分に著者がお金を払って、「書籍を完成させた」という達成感を味わう著者志望者のための娯楽だとは思うんですが、お金を稼ぐのが目的ではないんだ、ということであれば、そうしたサービスを利用するのもアリかもしれません。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
だいたいそもそも、作家、なんてものが肩書きになっている時点でおかしいと思いませんか。これからの時代、そういった寡占と、それに付随する憧れじゃ、人はもう動かないんです。これからの時代は「みんな」です。作家なら、誰もが作家。そう、エブリワンクリエイターです。みんなが共有できることに価値があるんだと僕は個人的に思っています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「金ならある、俺の本を売ってくれ」という人が、「あなたの本を出しませんか?」という自費出版本ビジネスの上顧客になってしまっている現状を、個人が個人として作品刊行できる電子出版は多少なりとも緩和してくれるとは思うけれども、それでも全てを個人としてするのであれば、そうした自費出版本ビジネスをしているところが持つ技能・機能を自分自身が持つしかないですね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
自費出版ビジネスは、「作家になりたいワナビから高額を取って、それ以外の販路には実質目もくれない」詐欺的なものが多いので、文学フリマなどでは評判が悪いです。僕も無償でいいから出さないかといわれて断りました。最初は300万だといわれたんですよ。w 僕を広告塔として使おうとしていたのかもしれませんが。これからの時代、もっと良心的運営が期待されます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
自費出版本ビジネスって、そういうものですよ。「金を出してでもいい、儲からなくてもいいから本を出させてくれ」という人がいる限り回っていく商売ですので。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
娯楽か、そうでないかの違いとは何か。それはまさしく、実際に本が売れて読まれたかどうかなんですよ。トロフィーなんて欲しくない。僕が欲しいのは、読者様に奉仕して、幸せにできた、自分の思想によって世界を変えられたという、その結果そのものであり、それ以外ではないんです。そういう信仰であり、道であり、だからこそお金じゃないんですけどね。w 原稿を持ち込んで、その先にはいろいろなやり方があると思っていますし、可能性があります。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
売れるアテがない本を作って、しかしそれでも本を作るのに関わった人間、印刷所そういった全てのものに「収益」は確保しないとならない。自費出版本というのは何しろ、売れないですから。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
原稿を持ち込む。それを本にするまでの過程で、加藤AZUKIさんが仰っているようなもろもろの精度上げを行ってもいいし、ここはスキップもできる。当然、お金の掛かり方が変わってきますね。そして、その先で、実際に営業や広告を駆使して、読者様に本を読んでもらうわけですよ。その感想がネットを賑わして、作家としての地位も高まるならなおいいです。小規模であること、入り口が自由であること、権威がないことが、いわゆる既存出版との違いです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
この場合のトロフィーというのは「俺の本」という本そのものがトロフィー。「本を出した俺」という達成感がトロフィーそのもので、それをお金出して買うのが自費出版本ビジネスだと思います。そうした会社がなくならず事業を維持しているのは、それでもいいからトロフィーがほしいという人がそれなりに多いからなんでしょうね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
こうすると、どうなるか。商業出版に本を持ち込んでは落とされていた人たちが、いっせいに商業出版に見切りをつけて、その新しい未来形の出版社に殺到するでしょうね。なぜならば、読者様に読んで欲しい、楽しんで欲しい、幸せにしたいという欲求こそが最大のものであり、そのために人生を犠牲にしているのであり、お金が欲しいなら働けばいいことがすべてだからです。お金さえ払えば、本を売って、読んでもらうまで面倒見てくれる。なら、もう権威とか、売上とか、いらないですよね?
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
ともあれ、この世で最も難しいのは、【自分以外の人間に自分の考えを聞かせるために、立ち止まらせ、自分に興味を持たせ、自分に共感させる】ということでしょうね。なぜなら、自分と違う考えを持っている相手も、自分と同じように「俺の考えに共感させたい」と思っているわけですから。相手に共感してしまって自分の考えを捨ててしまいたくない、という人同士が「俺の話を聞け」とやりあってるわけで。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
本を書く、考えを広めるというのは、それを「相手と対面しないで自分の考えを相手に受け入れさせる」という手法です。共感させるべき対立者を煽って怒らせていては駄目ですし、身上を潰しては意味がないですし。そこで必要になってくるのは、結局は「人に話を聞いて貰う技術」の獲得ではないかと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
本を出しただけじゃ駄目ですよ。だからkindle界隈も未完成なんです。そういうことじゃないんですよ。実際に読まれなくてはならないわけです。自費出版本が売れない。それはいったいなぜですか。そこにしっかりとアプローチして改善をしなくてはならないです。さもなければいつまでも、売れる本が書ける人たちだけの場から、出版界隈を開放することができないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
恐らく近い将来、「Kindle本の宣伝を専門とした広告代理店」が出てくるんじゃないかなあ。クライアントは著者当人。これは、自費出版本ビジネスの隣接分野になると思います。電子書籍を出しても売れないのはなぜだ、と首を捻る人に、「宣伝が足りないからですよ。お金を出してくれればうちが宣伝しますよ」と耳打ちする。それに飛びつく人が一定数いれば商売になるので、競合他社が出てくる。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
「つまらない本しか書けない。でも有名作家みたいに山のように読まれたい」、ここにこそ、究極の需要があるんですよ。実際には矛盾することですよ? それを何とかするから、プロなんじゃないですか。僕はそう思いますけどね。実際に今契約している配信会社がどうなるか楽しみです。結果を報告するはずだった同盟は抜けてしまいましたがね。商業出版とは距離を取りたいということだったので、商業積極推進派の僕が抜けました。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
これからの時代、個人出版も、商業出版をばしばし利用すべきですからね。:)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「電子書籍は自由に出せるようになった、こんなに値段を安くしてるのに、内容はいいはずなのに本が売れないのは宣伝が足りないからだ」そこまでは遠からず皆辿り着くと思いますが、解決策は思いつかないから「ウチが宣伝しますよ」という会社が現れたら、割とこぞって飛びつきそう。「Kindleプロモーションサービス」とかなんとか。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「お金を払ってでも」という人がどのくらいいるのかによるでしょうけど、自費出版本ビジネスを回している出資者(というか著者志望者)が、同じようにそこに鞍替えしていく未来というのはあるのかもしれませんね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
いずれにしても、売れる売れないではなくて、「作家という存在を特権階級にしておきたくない、誰もがなれる共有物にしたい」ってことなんですよ。ルサンチマンがあるとしたらそういう方向なんじゃないですか? 僕は少なくとも、自分がなれない作家になんて興味がないんで、破壊してでもそれを奪いたいです。そこだけは絶対に譲れないので、この世界を壊してでも作家にならせてもらいます。その考えに共感する人を増やし、多数派にして、界隈を折れさせるところまでが仕事だと思っています。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
当然そうなります。二重三重の意味で。すでに、「ウチが宣伝しますよ」という事業者は多数現れていて、既得権益化していて、主に僕のような人間がある程度の金銭や媚びを貢いでいます。w 今までは自費出版本ビジネスを回していた事業者も、流れが変わったのを理解して、そういった「個人出版社の作品をプロモーションする事業」に移ってくるでしょう。今度、まさにその「配信会社」と契約して、日本中の電子書籍の販路に作品を置いてもらう瀬戸際なんです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
僕は作家というより「しがない売文業」ですけど、作家そのものは儲からなくても特権階級とかと関係無しになれるんじゃないですか?「俺は作家だ」と宣言したその瞬間から作家にはなれます。「作家」と「売文で食える人」は別の存在ですしね。作家の中に売文業者も混じってる、くらいの感覚でいいかと思いますが。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
僕は去年の末くらいから、そういう個人向け広告代理店を早く作って欲しいと喧伝しています。なぜそうならないかというと、いわゆるワナビからお金をむしるのが、既存の体勢のほうが効率がいいこと。また、そうやって誰もが簡単に作家になれることは、せっかく時間を掛けて構築した「作家とはエリートである、エリート以外は作家ではない」という寡占の価値観をみすみす崩壊させるからです。我々は無意識のうちに奪われている、干されています。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
違います、大勢の人に実際に読まれて、楽しんでいただけて、初めて作家です。読まれさえすればお金はいらない、払ってもいいというのが僕です。読まれなくていいという人なんているとは思えませんが。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
権威とか事業性と、大勢の人たちに読まれるって結果を、どうにかして引きはがしたいんですよ。でもそれをさせまいとしてくるのが大手の権威主義者たちですよね? 僕は20年間、資本主義を憎むことしかやってないので、加藤AZUKIさんのように肯定的に資本家を認めることはできないんですよ。小手先で、自分のメリットになれば使いますが、やはりこの世界は資本主義ではない方が、誰もが幸せになれると思っています。僕は筋金入りの共産主義者ですからね。
はいん・まいやー @reisacker 2013年9月26日
アメリカ型の出版エージェント制はひとつの解だろうなぁ。もっとも、日本語というパイの大きさで専業作家が成り立っているのは奇跡的なので、もうそれが成立しなくなるという可能性も高い。イタリア語では専業作家はほんの数人しかいないと、イタリア語圏の作家に聞いたことがあるし。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
共産主義の本家は失敗しましたけど、あれが失敗した理由は「全ての人が共産主義者にはなれなかったから」だと思うんですよね。共産主義は全員が共産主義に賛同することで成立する仕組みなので。で、今の日本で「全員が須く無私と奉仕しなければ成り立たない社会」が求められるかというとそれはまずない。小さなコミュニティ(原資共産主義的な)は成立するかもしれないけど、それを拡大するのは無理だと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
人間はその他の生物と同じように「人よりも抜きんでる、多くを得る」ことで「自分という個体の生存性を上げる」という行動をとりますよね。「自分達」という群れの生存性向上に協力するのも、「自分達以外」というライバル集団に対して、自分達の生存性を上げて生き残るためだと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
人間以外の生物も「自分の分」「まず自分が生き残る」という行動を取りますけれども、そうすると資本主義、または競争主義、自分を優位に置いて他人を自分の序列の下位に置くとう行動は、【思想で書き換えることができない】んじゃないかなあ、とも思います。共産主義という考え方だって、資本主義やその他の考え方と競争しており、結果的に敗れていますし。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
日本において、兼業でなく専業で食えてる作家さんは皆が思っているよりは実は多いと思いますよ。でも「特権階級」とかいうような作家さんはそもそもそんなにはいない(^^;) そして大多数は中堅作家だけど、長年作家で居続けられる人はそんなに多くない。副業を持っている人のほうが多いです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
んで、副業を持たずに専業で食えている作家さんというのは、そもそも初版部数が段違いなので(^^;) ただ、その初版部数も年々下がっています。出版不況というのはネットが登場するずっと以前から始まっていたと言われていますが、ネットの登場で拍車が掛かっているのは確かです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
理由は「質の低下」というより、かねてから主張してますが、「他の分野の娯楽が増えて、可処分時間の獲得競争に押し負け続けているから」というのが大きいと思います。昭和や大正以前の時代に比べて、現代は趣味や娯楽の種類、選択肢が多く、ここ十何年かは「超細切れ時間」を消化させる娯楽も多い。「2時間の映画より2分のニコ動」と同じようなものですね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
なるほどですね・・。僕がイメージしてる、FF7の「神羅カンパニー」みたいなどでかいものがあるわけではないのかもしれませんね。:) 皆さん出版不況で苦労されているのだとしたら大変だと思います。ネットの登場で変わったというのは、まさに加藤AZUKIさんが最初に仰っていたことと通じる、「いろいろなものの価値が無料か、安価になってきた」ってことかもしれません。総じてデフレ化したといいましょうか。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
それで初版があまり多く刷れないから、点数を出すしかない。結果、一点あたりの部数は下がるけど、出版点数は増える。ところが、作家も人間ですから、誰も彼もが量産家なわけではない。とすると、仕事がたくさんあってもこなしきれない。そこで新人作家に仕事が回ってくる。その意味で言うなら、実は現代は過去最大級に作家がデビューしやすい時代だと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
その点も仰るとおりですね。まさに、消費者の時間の奪い合いそのものだと思います。:)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
ただ、そうしてデビューした作家だって誰でも多産家ではないですから、消耗してしまいます。なんというか、長く作家を続けられない。「作家は特権階級だ」と憤慨なさる方も多いのでしょうが、そう思える時期はほんの一瞬です。なので、作家これ一本に絞るのはリスキーである、と思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
そして、無闇なフリーミアム信仰や、行きすぎたレッドオーシャンの結果として、質が維持できなくなり始めているわけですが、デフレを単に「物価が安くて素敵な世界」という解釈をしてしまうと、【分野を維持する事そのものができなくなっていく】んです。儲からないものに提供者は集まらないので。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「新人作家ならベテランより安く使える。安い原稿料で本数を書かせればいい」みたいな感じになっていくわけで。じゃあ、電子書籍ならそうならずに済むかというと、今度は業績で言うと二桁くらい小さいわけですね。市場規模が。1点辺りの売上は紙の書籍より多いけど、総合した売上冊数は紙の書籍より遙かに少ない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
実態と一致する例えではありませんが、例えば、500円の本を2万部売ってる作家がいたとします。10%の印税で1冊ごとに50円の儲けで100万円稼ぐ。同じ作家が200円の電子書籍を70%の印税で売ったとします。1冊売れるごとに140円の儲け。紙の書籍の読者が2万人いたから電子書籍も同じだけ売れるはずだ、と考えると、280万も儲かっちゃうような【気がします】が、実際にはそんなに売れません。市場は2桁は小さいとすると、200人くらいしかDLしないので、28000円です。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「2桁は小さすぎだ」として、1桁で考えたって28万円です。元の収益の1/4程度。これでは食べていけないので、電子書籍は副業か小遣いですね。電子化のコストが掛かるわりに収益が小さいので、商業作家で電子書籍に否定的な人も少なくないです。その意味では、儲からないからこそ同人作家の独壇場だと言えるのかもしれません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
ただ、儲からないから金を掛けない、というスタイルでやる限り、同人作家の作品の品質は高めにくいだろうなあとは思います。手弁当、自腹は無限にはできない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
というわけで、「儲け(持続のための収益)を度外視した個人電子出版」は、どの程度の規模の市場(読者の人数)を想定するのか、したいのか、というのを具体的に考えたほうがいいと思います。その上で、ざっくりだけど「どんな値段でどんな内容を出しても常に3000人以上に売れる」という自信があるなら、電子書籍で食べていけます(・ω・)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
「毎月新刊を出せて、それがどんな内容でどんな値段でも必ず買ってくれる人が毎月50人くらいいる」のであれば、目指すのは専業作家じゃなくて「お小遣いを電子書籍で組み上げる兼業作家」です。儲け度外視、商業出版は憎んでいるというような人が聞いたら怒るかもしれないけど、「確実に自分の本を買ってくれる読者を、何人確保できるのか?」というのを考えるのが、個人の電子出版かもなーと思っています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
で、「儲けのことを考えるなんてはしたない!読んでさえもらえればいいんだ!」という人は、PDF電子書籍を配るか、テキストファイルをブログに貼るのが一番いいとは思いますが、それはそのまま読者が増えるということではないです(´Д`)。あと、「本を出した達成感」とかの点を納得できるかどうか、まあこれは著者の心の問題かな。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
原稿料というのは、「褒美」とか「収益」とか「自分の価値」とか以上に、「自分の書いた内容で何も問題はおきませんよ」ということの保証料であり、実際に何か問題が起きたときに負担する「賠償金の積み立て」みたいなもんだくらいに思っておくのが吉。もしくは、「金を払ってでも内容を読みたい」と思ってくれた人の人数を数えるための手段、とか。
既読 @gai_doku 2013年9月26日
10万を100万円で売って欲しいというのはなかなか面白い話で、20部ずつ5000箇所の書店に配本するとすると、一箇所平均200円で配本できたとしてもそれだけで100万円のコスト。書店に届けるだけで100万円は消えてしまうわけですね。現実は厳しい。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
いやほんとに、PDFやテキストファイルをブログに張ることも考えていたんですけどね。散々、売れないと悩んだ末に。ただ、前後して配信会社様と契約することになったので、今後は無償ではやらないことになりましたが。10万部を100万円だと足りないんですね・・。厳しい世界です。配本箇所をぐっと減らして、一ヶ所の配本を増やしても難しいでしょうか。電子書籍と合わせてでもいいんですけどね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
確かに、自分の作品をどれだけの人に読んでもらって、どれだけの収益が上がるからこそ、どんな作品が作れるかというのは非常に有効な戦略だと思います。今まではまず本を作るのにいくら掛かるか、で、そこでいったん掛け捨てでリセットして、さて売れるとしたら何部で、いくら入ってくるのかで考えてました。収支を考えることは、結果的に赤字でやるとしても、イメージを持つことができますからね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
電子書籍をメインとして、一冊当たりの卸値(販路で引かれた取り分)が100円ならば、全体で1万人の読者様に読んでいただければ100万円ですので、50万円まで作品に掛けても(これまでもそれくらいは掛けています)、50万円残るので、それをプロモーションに使うことができますね。出版社に、本を50万円で作ります、50万円で宣伝してください、僕の手取りはマイナスにならなければいいです、読者様は1万人欲しいです、といえます。値段的にはやっぱり余裕をもって250円ですかね。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
本の値段が50万円あれば結構何とかなるものです。プロモーションだって、50万円もあれば結構何とかなるのではないでしょうか。その相乗効果で、品質と精度の高い本を、充実したプロモーションで売るわけですから、電子書籍であれば1万部くらい行きませんかね。結果的に売上でとんとんになるなんてすばらしいですよ。僕はゼロ円で1万人の読者様に読んでもらえるわけですからね。
既読 @gai_doku 2013年9月26日
プロモーションは印刷、配送等のコストよりもさらにシビアで、1万人に売ろうと考えたとき、ネット媒体だと例えばUU10万の広告を50万円で打てれば安い買い物でしょう。10万UUに対して1万部売ろうと考えたらコンバージョンが10%という非現実的な数字が出てきます。内容がよほど魅力的でも、5%行けば大成功でしょう。
既読 @gai_doku 2013年9月26日
販路をAmazonとして、配信コストの100円と30%の取り分を引かれると、250円なら1冊につき売上は105円。大成功で5000部売れても売上52万5000円。成功する前提でも、本の制作にかけられるコストは2万5000円です。出版社の取り分はゼロ。著者もゼロ。失敗すれば50万円の広告費丸損です。倍の価格で同じだけ売れるとしても利益はほとんど出ないので、ビジネスにならない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
竹の子書房は当初の2年半を、主に「編集のノウハウ(電子読書に最適なサイズ、編集作業環境の構築、作業スキルなど)」の模索に費やしていて、その間はInDesignで組版したPDFの形のものを作っていました。それは今も無償閲覧可能ですが、「無償で公開されてるから、ウハウハになるほどアクセスがある」わけではなくそのための周知宣伝は必要で、しかもそれらも十分な効果があるというほどには至っていません。それを考えると、本は「書くより知らせるのが難しく売るのはより難しい」と思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
本の販売形態としては異例でしょうけど、「政治家の本」などのように、「1冊の単価を高くする」「取次は通さずに直販」「支援者などにまとめ買いをしてもらう(政治献金ではなくあくまで本を買うという形を採っているけど、パーティー券販売と同じ)」のようにすると、著者の得る利鞘は大きくなります。ただこれは、「人脈を金に換える」「人脈の要所要所の支援者がまとめ買いをしてくれる」というのが前提。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
出版社は自分の読者かどうかまだ決まっていない人にまで本を届ける代わりに、その労力に掛かる費用を出版社の取り分(そこには取次、小売店の取り分もあります)として取るわけで、そうでなければ「自分の本を買ってくれる読者」の規模(と熱心さ)というのが、自分の本が売れる規模の地平線になると思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
その意味で、個人電子出版においては、「いかに読者を囲い込むか、確保するか、熱心な読者を一人でも多く増やすこと、それを維持し続けることができるか?」という点が重要になってきます。2桁から3桁レベルの世界ですが、出版社というシステムに頼らない個人出版は、そのくらい原始的なところからやらないと難しいでしょうね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月26日
そして「本を売ってくれる出版社」というシステムを何らかの形で利用する/依存するなら、その出版社に取り分(分け前というか、労力に応じた成果)が得られるようにならなければ、「売れない本の販売を引きうける出版社」はなかなか出てこないのではないでしょうか。或いは引きうけても、品質向上のための労力(編集などを含めた制作コスト)はほとんどかけられないから、ほぼ名義貸しのみになってしまいます。
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
その道何十年の校正さんとか編集者って、営業とかと同じでノウハウを溜め込んだ専門職なんだよね。(業務として)執筆しか経験のない著者が簡単に肩代わりできるような仕事でもなく、そこんとこを低く見られるのはなぁ。
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
デザインについても、AD(アートディレクター)みたいなエディトリアルデザインの専門の方がレイアウトやらイラストやら、全体をチェックする。書店で生理的に受け付けることができないほどの気持ち悪い素人ライクなデザインをそうそう目にしないのは、こうした人々のおかげ。そういう経験や素養のない著者がデザインしたら、まぁそれなりのデザインしかできないと思う。
たべわん @mogu_mochi_ 2013年9月26日
やっぱりデータ自体が手に入るわけじゃなくて、特定のサービスで読める権利が手に入るだけだと、紙の本と同じだけの金額を払うのには躊躇するかなぁ。オライリーみたいにデータ自体が入手できるなら、ハードカバー並みの値段でも購入するけど。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@book_floor 売る数を5000部で計算しているからですよね。1万部売れることを前提としています。1万部に満たなかった分は作家責任の損失として自費で埋め合わせるということです。そういう出版を出版社側で組んでくれればいいです。値段は300円でもいいですよ余裕を持って。50万円僕が足してもいいです。1万部から100万円売上を得て、50万円足すので、本を作るのに50万円、プロモーションに100万円用意できます。作家の取り分は、ゼロ円で本が作れて、なおかつ1万部も売れることで十分以上です。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
また、本を作るにも、広告にしても、グロスで組めばかなり効率的になるのではないでしょうか。メイソンリーではないですが、僕が仮に、創作家同盟として顧客を常時50名くらい集められたとします。そしてそれらの人々が、定期的に、新刊を書き上げる度に持ってくるわけですよ、その100万から150万円くらいの仕事を。そう考えれば、同時に出る新刊を並列で広告したりすることで、広告代理店も対応してくださるんじゃないでしょうか。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
azukiglg 本を売れるようにするのは作家ではなくて出版社や広告代理店ですよね? 創作家の原稿なんて五十歩百歩で、そこから上に行くのなんて運じゃないですか。あるいは編集会議のさじ加減ひとつで決まっていることですよね。僕の原稿を試しに大手が上に通してみて欲しいものです。ちなみに僕の18禁の漫画作品はすでに8000部くらい売れていますが、それはそうやって編集者に見出されて、携帯コミックというマスの場で一冊80円で売られたからです。何であれ、プロが売れば、売れますよ。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@Gajin_chan その素人くさいデザインの本であれば、僕のホームページで5作品くらい並んでいるのを観ることができます。実際問題、よく表紙が弱いっていわれます。 http://inubousaki-ikkai.info/ 今、実力派の絵師さんと組んで、これらのうち小説作品群を、大幅にリニューアルを掛けているんです。口絵カラーイラストを一作品に3枚入れて、表紙も豪華にします。それは来年以降形になります。僕はそのプロジェクトに100万円近くを掛けるでしょう。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
Gajin_chan いっそのこと、そのプロジェクトの事情を、今契約したばかりの配信会社様に相談して、絵師さんと創作費用を持ち込みで、配信サービスの利用ではなく作家枠として契約してもらえるように頼むのも手なんですけどね・・。小規模の配信会社ですが、配信と平行して作家も募集しているようなんですよ。ただそうなると無審査ってわけじゃないんでしょうけどね!w
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
Gajin_chan つまり、僕がそうやって莫大なお金を掛けることをまったく正当だと思っているくらいには、個人作家が見よう見まねでやるデザインなんてたかが知れてると思っていますよ。実際、プロの職人さんの手をお借りした方が格段にいい作品になるだろうと思います。一作品、例えば中編作品、400字詰めで150枚くらいの原稿だとして、それを都度、100万から150万の仕事として持ち込むとしたら、僕は出版社にとって顧客たり得るでしょうか?
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
出版不況なのに、あれはできない、これはできないばっかりじゃないですか。w 僕なんて中三ごろから始めて、アラサーまでもう20年書いてるんですよ?:) 経験も知識もあるし、何が不足なのか分からないですね。審査しないと出せないと間口を狭くしてりゃ、可能性も出てこないに決まってます。何千通も応募されて三冊とかですよね。持ち込みだともう少し上がるんでしょうか。にしても、絞りすぎだと思いますね。電子書籍で間口を広げるってことができないのかと切に願うばかりです。我々は本が出したいんです。お金ならあるんです。
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
@inbosk_old プロのデザインとそうでないデザインについて、まずご自身がご理解されていて変えようとされているのですね。商業ベースレベルで売るのなら検討すべきところだと思います(まったく自覚できていない向きも多いですが...)。ただそこにコストをかけるべきかの判断は難しいところですね。当然ですが、内容が伴ってなければデザインでてこ入れしても対した効果はでない可能性もあるわけで。ただやってみるべきかもしれません(やってみないと効果を経験できない)。
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
@inbosk_old 都度100万、150万の仕事として出版社の顧客になりえるかという話については、難しいでしょうね。出版社だと、編集者やその上の編集長、あるいは営業や広告・企画を巻き込んでの会議で「売れるか売れないか」が検討されて、全社的に売る気にさせることができれば(担当編集者が)、コストのかけ方が変わってきます(たいした作品でなくても化けることもあるのはご承知のとおり)。僕は雑誌関係の編集者だったですが、売れるものへのコストのかけ方を傍目でみて、そりゃうらやましいくらいでしたWW
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
@inbosk_old あと絵師(イラストレータ)とADはちょこっと役割が違います。小説だとADが出てくるのは表紙の装丁がメインですかね(出版社によっては古株の編集者というケースも)。ADは、イラストレータの能力+アルファって感じです。例えばQ数の微妙な調整とか、ホワイトスペース(余白の絶妙なとり方)とか、色味とか、常人がほとんど気づかないレベルでのチェックをします。実際、その指示どおりやってみると紙面が気持ちよい感じになったり..・
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
Gajin_chan デザインについては、特に電子書籍であれば非常に大きな要素であると思っていますよ。印象が全然変わってきますからね。紙の本でもある程度同じだと思いますが。また、都度100万、150万という規模感でも難しいとは、なかなか厳しいものですね。個人だとそのくらいの仕事を持ち込むのでさすがに精一杯です。仰るとおり、売れると判断されてからのコストの掛かり方が段違いというお話は、非常にうらやましいものですね・・。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@Gajin_chan なるほどです。僕も今、このお話をしていて、どうせ同人で100万円使うなら、絵師さんごと今契約した配信会社様に企画を持ち込んで、ADさんのお力をプラスアルファで借りられないかなと思っていたところです。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@Gajin_chan 装丁というのはまさしく、個人出版では気が回らない部分ではないかと思います。まれに天才的なセンスの作品もありますが。横に並べるときれいなんですよね。個人出版では例えば吉野茉莉さんなどですね。 http://www.amazon.co.jp/%E5%90%89%E9%87%8E-%E8%8C%89%E8%8E%89/e/B00ADG3QK2/
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
デザインとか校正とかは前面に出てこない部分だけに、その業界を知らない人には重要性とかコストの一部であることとか理解しにくいかもな。そこんところを知らないままに「電子書籍で直接やれば」って風潮の一端には、ブログの登場が影響したかもしれないと考える今日この頃。
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
ブログが登場する前は、ある程度はHTMLやらCSSやら勉強してホームページ作ってたから敷居が高かったけど、ブログが浸透して敷居はなくなり、誰でも「それっぽいもの」が作れるようになった。ブログでの発信から飛躍して、出版だって「出版社不要じゃね」って輩がでてきたのではないかと。もちろん電子書籍というフォーマットの登場とも不可分だけど。とにかく今日は、いろいろ考えるきっかけになり、勉強になりました。まとめに感謝!
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@Gajin_chan こちらこそです。まことに有難うございます!:) 僕もいろいろと考えさせられました。さっきの計算ですが、卸値が100円になるようにして1万部を売れば、結構いけそうな気がしますね。売れなかった部分は僕が持つくらいなら、全然大丈夫ですもの。今なんてまったくの底値で売ってますからね。このまとめの要点である加藤AZUKIさんのお話は正しいと思います。しっかりと収支を計算して本を作り、本を売ることで、息の長い安定した創作が可能になると思いますね。:)
Gajin Natsuki (♂) @Gajin_chan 2013年9月26日
@inbosk_old 装丁って難しいですよね。絵師さんの個性も大切なんですけど、それに加えてほかと並べたときに埋没しないかってところも肝心で。書店で俯瞰で眺めるといつも痛感します。
Aleppo Majio @sanukiudonkirai 2013年9月26日
主張を繰り返してばかりで、あまり話が噛み合っていないように思えるのは気のせいなのか。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
@higeran 細かいフィードバックをくり返しながら、全体的には大変有意義なお話ができたのではないかと思っています。ばっちりかみ合わなかったとしても、双方の主張から得るものはあるのではないでしょうか。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月26日
mogu_mochi_ その点については、プラットフォームであるアマゾン、Google、Appleなど各社の今後の対応次第ですね。仰るとおり、買い切りじゃないものについてはコンテンツの価値は下がるものとされています。動画でもストリーミングは安いですからね。まあアマゾンが潰れる=電書撤退となったら世界の終わりですけどね・・。w
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
100万円、150万円、300万円払っても、恐らく足りない気がしました。先の、500円の本で印税10%で著者が100万円儲けるには2万部売らないといけない、という試算を基準にしますと、著者の取り分が全体の10%で100万円なら、残りの90%、900万円が出版社、印刷所、小売店、それらに書籍の割り当て・配送を行う流通(取次)などに掛かる【費用】です。300万円だと1/3にも足りません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
電子書籍の場合、「印刷、取次、小売店がいないのだから、それを全部著者が取れるだろう」と考えられがちですが、ストアサイト(KindleならAmazon)の取り分、つまりサーバや支払いシステムその他の維持コストは割り引かれますし、出版社が担うはずの「営業や編集に必要な諸経費」は著者の取り分の中から捻出するか、その金額に見合う仕事を著者自身がするかですが、ベテランの業を門外漢の著者が付け焼き刃で担うのは難しい、というのは既に@Gajin_chanさんが仰られた通りです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
また、電子書籍の場合、「行列のないレジがある一軒だけの大きな書店」というイメージです。何が言いたいのかと言いますと、紙の商業書籍は新刊が出ますと取次さんの手配によって日本全国の書店やコンビニの店頭に、ほぼ同時(配送都合で数日の地域差があっても)に並びます。「発売日にはどこに行っても必ず同じ本が一斉に並び、どこでも同じ値段で買える(再販制のメリット)」ということですね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
で、この【全国どこに行っても(ほぼ)同時に同じ本が店頭に並ぶ】というのが非常に大きい。雑誌連載をせず新聞広告も打っていない文庫シリーズを書いていますけれども、このように「どんな場所でも一斉に同じものが店頭に並ぶ」ことで商品の露出になります。つまり紙の書籍というのは商材そのものが同時に「宣伝媒体」にもなっている、ということです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ネットの外への露出になります。というか、「能動的に本を買うつもりはある(から書店にきた)が、どの本を買うかをまだ決めていない購読者」の視界に入りやすくなります。どこに行ってもその本が並んでいることで、購入機会を格段に広げます。まあ、書店店頭で散々見た挙げ句にAmazonで買っちゃうケースも増えてますけどね(^^;)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ネット販売の電子書籍の最大のネックは実はここで、Amazonで新刊としてKindle本が出たとしても、Amazonの、Kindleストアの【どこにそれがあるのか】が、無目的にAmazonのサイトを訪れた人には見つけられません。人気書籍はポータルページにタイトルが上がりますが、そんなものは一握りです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
個々の著者は自分のブログやTwitter、レビューサイトなどを駆使して宣伝をなさるでしょうが、それは「積極的に見たい人」は気付いても、「積極的でない読者の視界には入らない」のですね。「あらゆる人が行く先々で視界に入る」というほど広範囲な宣伝は電子書籍には不可能です。botでの宣伝ツイートやブログのバナーはプッシュ型の広告とは言い難いわけで……。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
少し嫌なw例えをすると、「最新刊発売されました!」という宣伝を、山奥の展望台併設の売店で平日の朝方に貼り出しても、広告効果は薄い。コンビニの店頭、電車の車内吊りにあって、嫌でも目に入るものに比べると、「その本の存在そのものを知らせる機会」が、電子書籍は圧倒的に小さいわけで、これも電子書籍が売れにくい理由のひとつだろうと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
電子書籍の場合、内容の品質以前に、「本が出ていることそのものを如何に広く知らしめるか」の手段がほとんどない(著者個人の宣伝ツイートやブログでの宣伝などは、著者本人が雑踏で詩集を手売りするのに近いです)ので、「広域向けの宣伝」にはなりにくいです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
「私の詩集」の人は僕も知っていますしリスペクトしているんですが、すべて仰るとおりだと思います! アマゾンに「著者プレミアム」という、15万円の広告があって、それはアマゾンのトップに著者セントラルへのリンクを張れるものだそうですが、効果が確定的でないので使っていません。印税は1割というのを失念していました。それにしても、例えば出版社に30%、プロモーションに70%、アマゾンなどプラットフォームから抜かれた分=卸値を配分するわけですから、もう少し緩いとは思いますが。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
なるほど、全国で同時に書店に並ぶ本に、そんな副次的効果があったとは気がつきませんでした。そしてまさに、電子書籍が売れないのはそのトレーサビリティーのなさであることはまったくもってそのとおりです。著者などによる宣伝が手売りに近いのもそのとおりですね。この辺りは、「じゃあどうすればいいのか」を考える段階に来ていると思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
例えば、売上が250万円あったとします。そこからプラットフォームが半分引いて、残りが100万円だとしたら、それを3割7割で本作りと販売に配分し、著者はゼロ円で本が作れて1万人に読んでいただけることを報償とするというプランです。この場合、300円で1万人の読者様に売れば、僕の印象では結構余裕があることになりますね。実際には難しいとしたらなかなか大変ですが、今までのざる、もっといえばノー勘定よりは具体的だと思います。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
そして、早速、配信会社様に作品の値上げについてご提案しました。:) 今まで100円で売っていたものを250円にして、三作品を合わせた全集という作品は500円にするようにしたいと。電子書籍で九作品の短編をずらっと並べて、三部作の全集も三作品並べて。紙の本は同人誌で、三冊の全集のみ印刷する、というかたちです。あとは配信会社様の返信待ちですね!
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
犬吠埼ナイン構想というのは短編小説九作品をずらっと並べて、5年くらい掛けて書いていくものです。三作品ごとに全集とし、全部で第三巻まで作ります。そこで、章作品のみなら250円、全集はそれぞれ500円、紙の本を刷るのは全集のみでこちらも500円、とすることで、今までの何でもかんでも100円売りに比べて、圧倒的な収益性の高さと、配信会社様にとっても見返りのある値段設定ということになっていると思います。僕の作品はある程度しっかりとかたちになっているので、買われないほど高いとは思わないです。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
今のは、豊富にイラストを入れた、豪華なリニューアル版の話ですけどね。:) http://inubousaki-ikkai.info/nine.html
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ここまでで、あまり出版社が話したがらない「採算分岐」の話をちょっと考えてみたいと思います。各社共に機密に入るものであるうえに、これも会社、編集部、レーベル、作家によって事情が異なりますので、厳密な数字の話はしません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ですので、版元さんによっては「冷や汗」「噴飯」「苦笑」など様々な感想があるかとは思いますが、「採算分岐を考えるための雑な例示」ということでお願いします。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
最初に結論から言うと、書籍(印刷本)というのは薄利多売で上がりは少ない商売です。一連の500円の本を2万部刷ると著者に100万円入る、の話から言えば、版元、取次、印刷所、小売店などは残りの900万を「労働の成果」として得ることになるわけなんですが、印刷費がだいたい1~2.5割くらい掛かるケースを聞いたことがあります。時代も本も特定しない話ですので、仮に、と思って聞いて下さい。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
仮に200万(2割)が印刷費として、そのケースでは小売店さんの取り分はのべ300万(3割)でした。版元さんはこれも2割くらいだったような。残りが取次さん。取次さんが小売店さんの分をとりまとめるので、「頒価の半分くらいは取次さんが持っていく」ようなイメージ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
で、版元さんの取り分は2割として200万円。1冊の本を作るのに掛かるコストのうち、この印刷部数だと、編集経費(編集、校正、デザイン、表紙イラスト、その他の諸経費)に割ける金額の累計は、ざっと30~50万くらいといったところでしょうか。これは著者の印税分10%からではなく、版元さんの取り分とされる20%の中から捻出されますので、版元さんの「収益」はさらに下がることになります。割合で言うと15%くらい、金額で150万くらい。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
224頁くらいの本を1冊書くのに、作家さんの所要時間はこれはまあ人それぞれだと思います。早い人で三日っていう作家さんを何人か知っていますが、これは例外中の例外。僕の経験では2週間が限界。プロットを練って考えて書いて悩んでやったら、月刊1冊はかなり早いほうで(売れてる作家さんはそのくらいかもしれませんが)、だいたい3カ月は見たほうがいいかもしれません。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
3カ月の執筆期間+著者校正やらなんやらを+1カ月として4カ月で100万稼ぐとして、月額で25万くらい。4カ月毎に年3冊本を同じペースで出せるとすると、年収300万です。年に3回新刊が並ぶというと、中堅としてはまあまあ。月刊ペースで新刊が出るのは売れっ子です。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
んで、版元さんの収益は原稿が上がってきてからの作業だけが編集仕事ではないわけなんですが、大甘に考えて、原稿を待っている間をカウントしないとして、だいたい2カ月仕事をしたとします。2カ月で編集経費を抜いて150万、月商75万。これが「編集者個人の給料」と考えてしまうとバカ高いですが、これを「1冊の本から得られる企業の収益」として考えると高くないです。というかむしろ安い。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「出版社に150万、300万払ってなんとかしてもらう」のだとしても、その先のコストが賄いきれないので、それを請け負った出版社は赤字になってしまいます。解決方法は、頒価を引き揚げて少人数の読者小部数の売上でも収益が確保できるようにする、ということになります。本の単価を無闇に下げられない、著者の持ち出しを提案しても出版社が事業として続けられない、というのはこの辺りから察することができるかなあと思います。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
で。「それでは何冊くらい刷れば」「幾ら分くらい売れれば」採算が取れるのか?これは個々の版元さんの財務状態、コストなどに左右されるところですので、正解はないです。正解があったとしても「その通り」と吐露できるところもないと思うので、答え合わせは難しいとは思います。が、あえて「著者の取り分」から推測してみます。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
商業出版では「何冊刷るか」というのはホントギリギリまで検討され続けていて、編集部と営業部の綱引きで決まります。企画会議と部数会議はだいたい社長(または発行人)臨席の「御前会議」で決められるケースが多いようです。人気がある(既刊の成績)や新人なら将来性、その他様々な条件で部数が決まりますが……
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「その昔」(いつ頃かはお答えできませんのでご勘弁を)は、最低でも著者の取り分が100万円くらいにはなるように、頒価と部数の調整がされていたような気がします。500円の本なら2万部。400円の本なら25000部。350円の本なら28500部。みたいな感じですね。ハードカバー上製本1800円なら、5555部で100万円になります。最近多いソフトカバー千円の本なら、1万部です。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ただ、この四半世紀くらいの間に、「著者に約束される初版印税額」はじわじわ下がってきています。1冊書いて50~80万の間くらい、という著者も珍しくありません。受賞歴のある有名作家でもハードカバー上製本で初版3000部というのは実際にありました(お名前は出せません。お察し下さい)。これで重版掛からないことが多いので、作家は儲からない商売です(^^;)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
作家の印税が10%っていうのは特別な事例(原作付きノベライゼーション・コミックで、原作にロイヤリティが発生するとか、イラストの扱いが非常に多く大きいラノベとか、将来性が未定の新人とか)以外では恐らく今も維持されているとは思います。特別な事例だと、これが8%や5%にまで下がる場合もあります。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
著者の初版での取り分が下がっているということは、当然版元さんの取り分も同じ比率で下がっている、ということです。しかし、印刷費などはそうそう下がるものでもありません。もちろん、印刷所も企業努力をしていて、紙やインクや印刷工程などを様々な工夫されていてコストダウンを測っておられます。商業出版でも、ふんぞり返って上前をはねているセクションはひとつもありません(´Д`)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
とはいえ、「コレ以上価格を上げたら熱心な読者でも支えきれない」または「コレ以上部数を増やしたらこの著者では絶対に余る(返本)」「コレ以下の部数では売れても赤字になる」というラインは必ずあるわけです。これが採算分岐なわけでして……これも会社によりますけど、10%の印税を支払っても、これ以下の部数(それ以上の価格)になるなら、そもそも商品として本を出さない、という限界点が存在します。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
それを超えてしまったら、「すみませんが商売にならないので、弊社からはご勘弁下さい」になります。これは同人作家だけでなく、現役の商業作家にも起こり得ることです。著者は自分の取り分さえなんとかできれば、電子書籍なら諸々の経費がけずれるからなんとかなるはず、と「見えない部署の仕事」を軽く見てしまいがちですが、それらの労力を削れば削ったなりにしか売れない、ということですね……。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「出版社に持ち込みをしたが断られた原稿」の多くは、そのような「採算分岐を超えられる見込みがない」という事業上の判断によるものだと思います。それを個人出版でどうにかしようと考えるのであれば、「手弁当で」「労苦を分かち合ってくれるところを探して」ではなく、「小規模なモデルでもちゃんと収益が出るアイデアを踏まえて」ということを、出版社に任せるのではなくて個人出版を担う著者個人が考えなければならない、ということになります。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「売れない電子書籍」をどうするかを考えるとき、周辺作業者(職能者)のコスト、それを支える収支のことはきちんと検討すべき、と僕が考える由縁は、だいたいここらへんが根拠になっています。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
繰り返しになりますが、電子書籍は出版社が担ってきたことを著者が引きうけるのであれば単価を下げられますし、紙の書籍より小部数の市場規模でも黒字にできるかもしれません。ただ、「そのために必要な労力」が軽くなるわけではないので、結局誰かが担わなければならず、そのコストも小さくはなりません。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
なるほどです。例えばの話、編集者の給料を減らしたり、リストラしたりといったことで変えられる未来もあると思うんですが、そういうことには絶対にならないのだろうなと思います。あるいは事情は違い、給料が下がっていたり、外部に委託されて契約社員の編集者も増えているということも漏れ聞こえてきますが。それはそれで、50万円の創作費用であるならば、50万円でいいと思います。同人では、ギャラを渡すということはそれすなわち利益も含まれています。そこの計算がよく分からないです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「印刷されない電子書籍」は紙束代(原価と印刷費)は掛からないでしょうが、配信可能なデータにするまでに掛かるコストは変わらないのに、収益を上げるための市場はむしろ小さいわけです。「市場を大きくする」「値段を高くする」「ミニマムな市場規模でも黒字になるように制作体制をコンパクトにする」その上で「品質を下げない」を両立させられるアイデアが必要になるでしょう。そのとき「手弁当」「著者がかぶる」というのは、いつまでも続けられる方法ではないだろうなー、とそういうことです。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
でも、相手は出版社ではなく、現代の魔術師、広告代理店様ですよ? 電通、博報堂、この世のムーブメントのかなりの部分は彼らが作り出していることなど、ニコニコ動画などを観れば一目瞭然じゃないですか。売れる本と売れない本があるんじゃないですよ。広告代理店が売った本が売れるわけで、ましてや1万部くらい余裕じゃないでしょうか。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
最初の何冊かはゴーストライターに書いてもらってもいいですよ。僕のネームバリューが上がるまで。というか、お金払ってまでフロント役を務めるので、さも僕が書いたみたいに、いつもみたいに歴戦のプロ作家や職人さんに二人羽織してもらって、実際にはプロの作品だからこそ売れるけど話題性たっぷり、っていう例のやつをやって欲しいです。:)
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
極論をいえば、どの作品、ジャンルであれ、作家なんてもうおらず、原作者に成り下がっているんだと思いますよね。だからこそ、個人出版なんてピュアなものですよ。作家が実際に書いてるってだけですごいことだと思いますよ。某漫画なんてあれはアシスタントが書いてますが、そのアシスタントの同人誌なんて漫画家の作品そのものですよ。w でもそれは「ビジネス」として慣習的に受け入れられていますよね。ヒット作だって何ですか。作家はあくまでフロントで、歴戦のプロが手なおしならぬ実質作業担当じゃないですか。:)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「編集者の給料を下げる」「リストラする」などでコストカットをせよというのは、「東電やJR北海道は社員の給料を下げろ、リストラしろ、コストカットしてサービスを維持しろ」というのと同じで、コストカットの弊害が品質の低下です。書籍の場合の品質低下というのは「デザインを門外漢のアルバイトや著者本人がやる」「専門的な校正はお金が掛かるから発注せず、校正は取らず誤字には目を瞑る」などを考えれば分かりやすいかと思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
そもそも、ヒット作なんて、全部作り物だってみんな分かってますよね。今さらそんなことを、さも真面目にやってるものみたいにいわれましても・・。賞とかだって同じことですよね。w 誰も彼もが、そんな界隈の事情も知らないひよっこワナビじゃないですよ。全部分かった上で、何とかしてその冠を被せてもらえるのが自分であるように、必死で振る舞ってるんじゃないですか。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「その方法でなら自分も一山当てられるはずだ」という自信がおありならば、その方法を試してそれが実現できるということを証明なさればよいのでは、と思います。そういう道もあるでしょう。「たぶんそうに違いない」と「本当にそうだった」の間に溝があるかどうかを、身体を張って調べることは有意義だろうと思いますよ。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
まあ実際のところ、ヒット作がどんな風に「作られる」かの舞台裏なんてものは、出版社に務めている人でも全貌は見えないんじゃないでしょうか。広告代理店ですよね、やっているのは。彼らは政治の界隈にも影響力があって、マスコミとか宗教とかその辺りとも連んでいるでしょうからね。w 広告代理店も、僕の解体の対象です。まあそれはあくまで精神論で、仲間に入れてもらえるなら大歓迎ですけどね!
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
ちなみにあまり知られていない、というか知るよしもないだろう話として、「採算分岐の下限辺りで作り続けられているような本」というのは、広告代理店が介入する余地がありません。そんなコストを割くゆとりがないためです。広告代理店が「ウチに是非かませてくれ!」と菓子折持ってくるような本を出したいものですね(
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
なるほど・・広告代理店といえども無限にクッキーを焼けるわけではないんですね。仰るとおり、僕が今書いたような一連の「ムーブメント創出」みたいな流れは、全体のごく一部なのかもしれないと思います。確かに、それほど莫大なお金にならない作品にてこ入れしても収益は限られますからね。だからこそ、ある特定の層だけが極端な販売数という状況なのかなと推測します。その先端だけが、広告代理店の肝いりなのだろうなと。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
もっと言えば、「広告代理店が鼻糞をなすりつけにも来ないようなチンケな部数の本」が、商業出版の発行点数の99%以上を占めていると思ったほうがいいですよ。ジャンプのトップ作家を見て、「あらゆる漫画家は全員が初版100万部刷ってる」とか思うのと同じくらいには、【そんなうまい話はない】ですし。
須藤安寿/水冷式妄想機械 @anjusuto 2013年9月27日
inbosk_old 「ゴーストライターとして書いてもいいです」ではないのでしょうか? バリューのない書き手にゴーストライターをつけてまで名前を売ってあげようと思う出版社は、多分多分皆無だと思うのですけど……。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
@anjusuto えっ、こっちがゴーストになる側なんですか! その辺りの事情は僕もまさに知るよしがないことですが。ネームバリューなら多少はあるんですが、反資本主義的な態度が仇となってか、なかなか僕という存在が普及しません。その一連の話は、「どうせ頂点なんて作られたものではないのか」という僕の思想の表現(しかも想像)に過ぎないです。僕自身は今まさに、もっとずっと真面目な個人出版を、現在進行形でいろいろ進めていますよ!
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2013年9月27日
「十分売れる見込み(か、バリュー)」があれば振り払っても寄ってくるようになりますし、能力があってもそれが評価されないときは、自分の能力を認めさせるためにゴーストとか無記名で他者名義の本を書く仕事で「経験値と信頼度を上げる」ということをしないと、自分自身の【商品価値】が上がらないですよ、という話だと思います。今、一線で活躍されている方々で、かつては名を伏せて/別PNで/ゴーストで実績を積んでた方々も珍しくないですし。むしろバリューがある自信があるなら、直ぐにでもそれを活用すべきでしょう。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
なるほど・・。そこまでの事情はまったく知りませんでした。そうした方法で、経験値と信頼度が上がるというのも、今、第一線の方たちが、そういうことで研鑽されていたというのも、どちらもすごいお話ですね・・。:) バリューはゼロじゃないはずなので、どこまでできるか分かりませんが引き続きいろいろ試していきますよ。
須藤安寿/水冷式妄想機械 @anjusuto 2013年9月27日
inbosk_old 自腹を切って書き手(というか、ゴーストライター)を雇い、個人出版をしたい……というお話なのでしょうか??? だとすればむしろ配信元としての活動なさったほうがいいような気がいたしますが……。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
いやいや、その話とは無関係ですよ。さっきのはあくまで、ヒット作の上位は作られたものだという話です。それは独立した僕の思想を表現したものであるだけです。僕は個人作家で、ネームバリューも実力もお察しですが、僕みたいな人間こそが作家になれないでどうするという気持ちだけは一人前です。ですので、精一杯のクオリティの高い作品を仕上げて、それを配信会社様などに委託していろいろな販路に置いていただこう、絵師さんに依頼してクオリティの高いイラストを入れてもらおう、っていう、そういった戦略になりますね。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
@anjusuto 須藤安寿さんも竹の子書房の関係者様で、かつ個人出版をされているのですね。今後とも何卒、よろしくお願いいたします。僕のノウハウまとめなど、もしお時間があるときにでもご一読いただければ大変幸いです。:)
須藤安寿/水冷式妄想機械 @anjusuto 2013年9月27日
商業も個人出版もひっくるめて電子書籍の未来に多大なる関心を抱いているネームバリューのない書き手として、このまとめは大変興味深く読ませていただいています。いろいろジレンマはありますが、ノウハウの積み重ねで良い道が見つかればいいなあ……と思います。
犬吠埼一介⑨わさらー団 すてぃるあらいぶあらいさん🌹 @inbosk_old 2013年9月27日
anjusuto 大変有難うございます。そう仰っていただけて何よりです。:)
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