更新 2015年11月5日作成 2012年11月18日

武雄市のEvernote利用に関する疑問

九州沖縄武雄市ビッグデータ樋渡啓祐 evernote

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朝日新聞西部報道センター @asahi_seibu

【佐賀】ホームページを「フェイスブック」で運用する佐賀県武雄市。今度はクラウドサービス「エバーノート」を使って行政文書を公開します。 http://t.co/uYAPXbXv

2012-11-17 20:13:31

樋渡啓祐市長はフェイスブックに続いて、市の全職員にエバーノートのアカウントを登録させる。

アカウントを持つ人なら誰でも、手続きなしで閲覧できるという。

従来の情報公開請求は続ける。

疑問

武雄市側の運用が心配

KS @ksuoy

武雄市がevernoteで情報公開。市長自身が「flicker」や「Yahoo!ブリーフケース」の不適切な使用をしたという反省のかけらも感じられませんね。その市長を下回るスキルしか持たない職員も少なくないでしょうに。 #takeotoilet

2012-11-17 01:45:54

Rama @rama_hardeus

武雄市はまた共有設定ミスったとかで余計なノートを公開しそう、、、

2012-11-17 14:42:22

Yahoo!ブリーフケースとFlickr

2012年8月、武雄市長が市のリリースを置いていたYahoo!ブリーフケースに個人の住所録も置いていたことが明らかになりました。誤って非公開にすべき設定を公開にしていたと市長は弁明しましたが、そもそもYahoo!ブリーフケースはファイルごとに公開/非公開は設定できません。元々公開していた文書と一緒にルートのフォルダに置いている時点で、設定の問題ではあり得ません。

直後にFlickrで個人の写真を全て公開していたことも明らかになりました。その中には単純に肖像権を侵している数々の写真以外にも、運動会で半裸な大勢の幼児や、入浴中で全裸の幼児の写真が含まれていました。

指摘を受けた市長はいわゆる「逆ギレ」を起こして、URLを明かされたと非難しましたが、実はその時点でGoogleキャッシュが削除されきっておらず、難癖を付けながら自身でURLを広めているという珍妙な事態を招きました。

まとめ

佐賀県武雄市の樋渡市長による情報露出事件の前後事件発覚前後の樋渡市長の発言など解説：武雄市図書館の行動履歴収集問題が指摘されるさなか、住所録と大量のプライベート写真を公開サービスに上げていた事が立て続けに発覚。ニュースになり謝罪へ。 27025 pv 213 48 users 10

アンケート筆跡公開

翌9月、図書館に関するアンケートを全て公開すると議会で答弁した後、なぜか自由記述のあったもののみスキャンしてそのまま公開しました。なかには名前を書いてしまっていた人もあったようです。

この際、ウェブサーバが数日間応答不能になり、休日の間対応できないまま放置されたのですが、それはまた別の話。

結局アンケートそのものはウェブサーバからは削除されたものの、詳細の記述は避けますが自己解決できる範囲の対応も完了していません。その後限定的に集計された結果を公表してお茶を濁しましたが、自由記述をテキスト化することはもちろん、選択項目について全てが公開されることもなく、議会答弁が嘘になってしまっています。

まとめ