歴史コミュニケーション研究会 第2回研究会報告

@Cristoforou さんによる第1回研究会報告 http://togetter.com/li/388326 歴史コミュニケーション研究会ウェブサイト http://historycommunication.blogspot.co.uk/2012/10/blog-post_13.html
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noby @nob_de

本日、18時半から東海大高輪キャンパスで開催。参加自由。参加費200円>第二回「デジタル時代における歴史学の発信を考える」+「高校世界授業を作る:中世ヨーロッパ」 http://t.co/ZhvnMDTs #rekisinews #歴コミュ研

2012-11-22 11:44:36
noby @nob_de

今日の #歴コミュ研 非常に楽しかったです。ただ、ツダり要員がいなかったので、記録が残ってませんが、私がのちほど自分のメモを元に内容や感想を呟きます。まだ、帰りの車中なので、明日以降。

2012-11-22 23:41:20
noby @nob_de

昨晩の #歴コミュ研 は、第一部:デジタル時代における歴史学の発信を考える 第二部:高校世界史授業をみんなで作ってみる(ヨーロッパ中世編) でした。平日夜にもかかわらず約20名の参加者(初めて来られた方が半数位)で盛況でした。議論も盛り上がりました。

2012-11-23 10:31:59
noby @nob_de

第一部では、菊池信彦さんが国会図書館カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/TLHfOwbC の業務経験を元に、最新の知見の提示と問題提起がなされた。菊池さんはスペイン近代史を学び、今、デジタル・ヒューマニティーズ研究もしている #歴コミュ研

2012-11-23 10:35:44
noby @nob_de

菊池さんは9ページにも及ぶレジュメ(そのうち参考文献が約3頁も!)を作成して頂き、情報がぎっしり詰まったものだった。このまとめツイートも報告のほんの一部だけ。最初に文科省や南川先生の研究、そして学術会議の現状を確認。次に先行研究の紹介へと続いた。 #歴コミュ研

2012-11-23 10:43:02
noby @nob_de

先行研究①:主にイギリスの歴史研究者によるテレビ、一般向け執筆活動に言及 Presenting History: Past and Present Peter J. Beck http://t.co/K1PnledH #歴コミュ研

2012-11-23 10:44:03
noby @nob_de

先行研究②:Cohen, Rosenzweig, Digital History, 2005, Digital Historyの方法を解説した基本文献。ネットで公開されている。 http://t.co/3lKZGIbE #歴コミュ研

2012-11-23 10:46:44
noby @nob_de

次に国会図書館カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/TLHfOwbC について:1979年創刊の情報誌の名前に由来。ポータルサイトは2006年から公開。月間100万ページビュー(!)。また満足度も非常に高い。 #歴コミュ研

2012-11-23 10:52:42
noby @nob_de

カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/TLHfOwbC の構造:サイト上部のCA-R(ニュース概要紹介1万4000本)、CA-E(メルマガの内容、登録6000人以上、記事1350件)、CA(季刊誌、記事1778件)が読める(いずれも現時点)。 #歴コミュ研

2012-11-23 10:58:32
noby @nob_de

国会図書館カレントアウェアネス・ポータルの発信は ツイッター @ca_tweet でも行なっている(これ、ca_tだからネコのアイコンなのかな…)。またポータルサイトのためのデジタル情報は1000件のウェブサイトをRSS等を用いて収集。 #歴コミュ研

2012-11-23 11:04:12
noby @nob_de

カレントアウェアネス・ポータルの特徴:広く誰でも閲覧。「論文未満」の情報も蓄積。複数での協同。様々なチャンネルから1カ所に読者を引き込む工夫。このウェブの特性を使った考え方は、歴史学の発信のあり方にも参考になるはず。 #歴コミュ研

2012-11-23 12:45:31
noby @nob_de

歴史学発信(1):一次史料の蓄積・公開。(例)Transcribe Bentham, http://t.co/yZrOk5F8 手稿史料をクラウドソーシングでテキスト化。1700人以上が参加。4000点以上のテキスト化が終了 #歴コミュ研

2012-11-23 12:48:56
noby @nob_de

歴史学発信(2):二次資料。a.バージニア大図書館のサイトNeatline「時空間展示ビルダー」 http://t.co/DXx5VS0C /b.History News Network 歴史学的視点からのニュースサイト http://t.co/gMjqEz97 #歴コミュ研

2012-11-23 12:53:13
noby @nob_de

c. http://t.co/zPUdHq2L 中世史に関する情報集約サイト http://t.co/E8jCMXUi /d. WW2Tweet from 1940 @RealTimeWWII 1940年以降の第二次大戦の出来事を日々ツイートしていく。 #歴コミュ研

2012-11-23 13:01:35
noby @nob_de

歴史学発信(3):学生・教師が対象:a. Historiana 歴史教員向けに資料提供。 http://t.co/b771FEaS :b. Nursing Clio 医学史を中心にした共同ブログ http://t.co/pwZpKXe9 #歴コミュ研

2012-11-23 13:04:57
noby @nob_de

歴史学発信(4)オンライン上の議論 a. Nursing Clio (間違えて前ツイートに混ぜてしまいました)b. American History Now 論文にはならないが共有する価値のある情報を発信する http://t.co/HQtJan1i #歴コミュ研

2012-11-23 13:13:42
noby @nob_de

歴史学発信(5)専門家情報:a. The Early Modern Commons 近世史ブログ情報を集約 http://t.co/VCMtjSgj :b. History and Policy 歴史学と政策を結ぶ試み http://t.co/3IOTJU5o #歴コミュ研

2012-11-23 13:17:04
noby @nob_de

c. History Works 歴史学に関するドキュメンタリー作成やラジオなどのメディアコンテンツ作成「会社」 http://t.co/o9NLmHHz #歴コミュ研

2012-11-23 13:22:08
noby @nob_de

歴史発信についての菊池さんの分類:①歴史学知見を現代に活かす ②史料のデジタル化・展示 ③歴史教材の提供 ④歴史学情報の集約・提供 ⑤歴史研究者・市民のコミュニケーション ⑥歴史学の議論の場 ⑦歴史を身近に ⑧歴史学知のビジネス化 #歴コミュ研

2012-11-23 13:25:28
noby @nob_de

議論は資金源の問題などが中心となった(アメリカでは歴史学発信に助成金アリ)。私個人は、先ツイートの問題提起に関して深く議論したり試行したりする必要もあると思う(今回はその時間は取れなかったのは残念)。今度の #歴コミュ研 でも継続して取り扱いたい。(以上、第一部のまとめツイート)

2012-11-23 13:32:59
noby @nob_de

問題提起(所属機関とは関係なく個人的見解として):論文・専門書に限らず、発信の定義を広く捉える必要。「歴史学」は紙媒体だけでいいのか?「史学概論」にデジタル発信は入っているか?→歴史学発信に関する学生・研究者向けのトレーニングの必要性/院生等就職先の開拓 #歴コミュ研

2012-11-23 13:29:13
noby @nob_de

第二部は、皆で世界授業を作ってみました(中世ヨーロッパ編)今回は専門の研究者数名と高校での世界史教育している方、数名で意見交換がなされたこと。時間・空間的にも「遠い」中世をどのように教えるかは難しいけども、いろんな知恵が集まった(他の方のツイートも参照) #歴コミュ研

2012-11-23 13:39:35
髭将軍 @higegeschichte

詰まるところ、他人が叙述形式で表現した論理構造をツリーに落とし込んで視覚的に再表現するというプロセスが、因果関係の構造を把握する上では最も効果的であろう、という話。そこからさらに叙述に復元するプロセスも付け加えるとおそらくなおよし。

2012-11-23 00:40:25
髭将軍 @higegeschichte

KJ法や梅棹のこざねももちろん発想の因果関係を構築することまで視野に入れたテクニックなんだけど、これらのキモはとにかく最初の発想の単位を極小化する事でアイデアを出すハードルを下げるところにあると個人的には理解しているので、論理構築力のトレーニング方法として使うのはちと違うだろうと

2012-11-23 00:47:33
髭将軍 @higegeschichte

叙述で論理構造を組み立てるのは(接続詞が使えるから)一見簡単なように思えるけど、適切な接続詞を的確に選択するためには叙述の論理構造をあらかじめ把握しておく必要があるという意味で循環的に困難なんだよ。だから視覚的に、叙述とは違う形で論理構造を見ておくことには大きな意味があると思う

2012-11-23 01:07:33