ジョン・マネーの「双子の症例」の否定は、フェミニズム理論の否定にもつながるか?
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とあるブログの感想文から
バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?(その2) #blomaga http://t.co/AdhHDJZ6 ブログ更新。ネタは『バックラッシュ!』その2。マネーとフェミニストの関係について。
2012-11-23 19:58:53@emigrl ブログで採り上げさせていただきました。http://t.co/AdhHDJZ6性質上、批判的なものになりますが、「いや、違う」というご意見があれば、コメントいただければ幸いです。
2012-11-23 20:01:13ジェンダーの定義が、ジョン・マネーとフェミニズム一般では異なる
いや、そもそもマネーの言うジェンダーとバトラーのが全然別物だというところから説明しないといかんのか。授業料払って欲しい。まあ暇なら何か書くけど。 RT @hyodoshinji: @emigrl ブログで採り上げさせていただきました。http://t.co/VooybAI3
2012-11-24 05:59:38マネーのいうジェンダーは、性自認のことであり、なおかつ性役割のこと。マネーは、性自認と性役割は同じものの内面と外面だと思っていた。フェミニズムのジェンダー論は、当人が男性であることや女性であることは社会的な役割と別個だと考えるので、そもそもまったく違う。バトラー以前から。
2012-11-24 06:06:19@crowserpent いや、 @hyodoshinji さんの書いているのはそれ以前で... フェミニストが「ジェンダー」というとき、それが「性自認」のことを指していることなんて、めったにないのに。バトラーとか関係なく、ごくありふれた第二波フェミの時点で。
2012-11-24 08:04:44マネーの不正の発覚は、一事例の消失に過ぎない
@emigrl ありがとうございます。ただ、マネーとバトラーの主張が別物であることはぼくもわかっているし、ブログを見ればそのように書いてあるかと思います。
2012-11-24 13:30:32@emigrl @crowserpent ここも、同様にぼくのブログに過不足なく書かれているかと。ぼくの知識不足があるとしたら、バトラーの(或いはフェミニストが目下正しいとする)ジェンダー論に根拠めいたものがあるのかと言うことと、そしてやはり、
2012-11-24 13:32:11@emigrl @crowserpent 「フェミニズムがマネーを論拠にしていた」のは事実なのだから、そこは認めるべきではないか、ということです。
2012-11-24 13:32:38@hyodoshinji @crowserpent いや、そりゃ論拠の一つとして引用していたでしょうけど、「双子の症例」が反証されたら理論が崩れる、というようなものではないでしょ。それは一つの例でしかないわけで。
2012-11-24 15:12:11不正の発覚によって、「双子の症例」を引用しないのは当然
@hyodoshinji @crowserpent で、マネーの不正が発覚したら「エンガチョ切った」というけど、それがなんでいけないの?不正が発覚した研究からは距離を置くのがあたりまえでしょ。もし不正が分かったのにずっと引用しつづけたら、それこそ問題では。
2012-11-24 15:13:20@emigrl @crowserpent 今のあなたの発言自体がそうであるように、フェミニストは「でもマネーの理論は崩れていない」「いやフェミニストはマネーにエンガチョ切った」と相反する二通りの言い訳を使う傾向にあります。そこが不誠実だと言われてしまうのですね。
2012-11-25 00:17:45@emigrl @crowserpent また、いずれにせよ崩れたと見るのが自然なので「完全にエンガチョ切る」方向に舵を切る方がいい、とは思います。
2012-11-25 00:18:31@emigrl @crowserpent 「エンガチョ切った」ことはむしろ正しいと思います。その後「いや、フェミニストはマネーを論拠としていない」とウソを言ったり、先ほどの発言のように「いや完全に崩れたわけではない」と言ったりするから不誠実な上にブレがあるよなあと言われるのです。
2012-11-25 00:19:43@emigrl @crowserpent そしてこれらのことは既に、ぼくのブログに詳述されていますよね。
2012-11-25 00:20:30安定の後藤和智師匠が若者叩きをするワルモノをやっつける正義のツイートをなさっている。でもフェミ批判を「やっているのが保守だから」という理由で「実は若者叩きだったのだ!」と強弁するのって、「フェミの罪を若者になすりつける行為」だよなあ。てかそれこそが「真の目的」なんだろうが。
2012-11-25 00:29:20上野千鶴子もマネーのトランスセクシュアル研究は紹介しているが、「双子の症例」は認めていない
@hyodoshinji @crpwserpent 「双子の症例」は崩れました。それを論拠に使うことはできません。しかしマネーの業績全部が否定されたわけではないし、「双子の症例」がジェンダー概念のすべての根拠ではありませんよ。それがわかりませんか?
2012-11-25 01:32:54@emigrl つまり、マネーの理論は正しいので翻す必要はない、ゼロ年代になってからもマネーを持ち上げた上野師匠は正しいと?
2012-11-25 01:36:34@hyodoshinji あの、上野さんの論文をちゃんと読みましたか?多分に混乱した悪文ですが、「双子の症例」を肯定的に書いてはいませんよ。
2012-11-25 01:41:06@hyodoshinji 1995年版では、「双子の症例」にまったく言及していません。いっぽう2001年版では、「マネーとタッカーの発見の一部は追認され、一部は反証された」という文が追加されています。この「一部は反証された」というのは、「双子の症例」の失敗のことを指すそうです。
2012-11-25 01:42:16@emigrl なるほど、「双子の症例」がたまたま何かの間違いでああした結果になっただけで、やはり性自認は後天的なものだったんだ。上野師匠の論文が正しいというなら、そういうことになりますよね。
2012-11-25 01:43:02