「フランス笑顔革命:18世紀の歯科医術とアイデンティティ」セミナーまとめ

 11/28にキングズカレッジロンドンで行われた、コリン・ジョンズ教授(クイーンメアリカレッジ)による講義'The French Smile Revolution: Dentistry and Identity in 18th Century France'(「フランス笑顔革命:18世紀の歯科医術とアイデンティティ」)について、参加者である @Koji_hist さんのツダりをまとめました。18世紀フランスにおける歯科医術の発展を美術や文学、医学書などから読み取るものです。 用語集 クラリッサ…サミュエル・リチャードソンの小説『クラリッサ』(1748)。全訳がウェブ上に。 http://yorific.cll.hokudai.ac.jp/ 続きを読む
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Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

Literature of sensibilityセンシビリティの文学、クラリッサ等々、1740年代、50年代が仏訳される。 フランスでもブーム。それまでとは違い「笑い」が好意的に描かれる。

2012-11-29 03:54:17
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

「笑い」が色々なメディアで増幅する。作法マニュアルでも笑いに良い評価が与えられる。 ここで17世紀以前の「上から目線の笑い」から、より「水平的な笑い」というシフトとして提示。

2012-11-29 03:56:31
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

一言でまとめ。「笑いの革命が実際にあった」と主張したい。それは、美術、文学、技術、人々の毎日の笑いによって成立した共同構築、co-creationだった。

2012-11-29 04:01:30
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

コリンジョンズはsmileとlaugherを区別している。smileはもっと丁寧。

2012-11-29 04:06:07
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

歯を見せたスマイルは18世紀後半までに一種のファッショナブルな見せびらかし(conspicuous consumption)になった。 

2012-11-29 04:07:44
saebou @Cristoforou

歯科のセミナー、やっぱり行けばよかったかな。なんかおもしろそうだな。

2012-11-29 03:39:42
mishika53 @mishika53

@Cristoforou 史科の間違いではなく、歯科?まさか腐乱死体の歯からの身元確認とかじゃないよね。以前誘われたことがあるけど、ホンモノを教室に持参するとか言われて、辞退申し上げたけど。

2012-11-29 04:03:47
saebou @Cristoforou

@mishika53 いやいや、今日うちの大学の医学史セミナーで「フランス笑顔革命:18世紀の歯科医術とアイデンティティ」っていうセミナーがあったんですよ。参加者の報告が面白そうだったので。 http://t.co/zYTNyqt7 美術と医学書を通して歯科医術の発展を探ると。

2012-11-29 04:16:59