SafeとSecureの違いについて:IAEA(国際原子力機関)の安全対策とセキュリティ対策
safeとsecureの違いは、少し無理すればデータと情報の違いと相似的。日本語では両者混同され区別されない。前者の安全もデータも、何か与えられた状態。safeはwholeな状態、dataは仏語のdonneeでgiven。他方で後者secureもinformも動作に対応する言葉。
2012-12-18 09:33:55何か文化的「真相」(深層^^)があるのかもしれませんね…。@aizujin_k 警戒区域の物々しいバリケードや警備も、safeでないから排除する、と言うより区域内のsecurityが主目的なのですが、そこが上手く伝えられず誤解されているのも、そのへんが原因でしょうか。「日本文化」
2012-12-18 09:40:12@aizujin_k よく言いますが日本人は安全と水はタダだと思っている。他方で欧州では安全も水も努力して獲得するもの。この事実から欧州語でのsecureに込められた強い(動作としての)意味が出てくるのではないかと思いましたが。さて?何しろsecureはcure不要という意味。
2012-12-18 09:46:07状態と動作、という説明はわかりやすい。data の語源が donation と同じ(多分)というのも興味深い。辞書で data ひいたら「datum の複数形」って、わかってるけど今時それはないだろう、と QT @y_mizuno safeとsecureの違い
2012-12-18 09:46:10@dai_dereg 「data の語源が donation と同じ(多分)というのも興味深い」、なるほど、今後はこれで説明しようっと^^ 学生さんにフランス語http://t.co/MJYM5kExやラテン語を言ってもあまりピンとこないみたい。
2012-12-18 09:51:16@dai_dereg しかもdataの語源に対応するフランス語は過去分詞donneesなんですよね。他方で、informationのinformは他動詞。直接に目的語を取り、主語(情報の発信源)と目的語(受信者)が直結します。どちらも名詞だが違いは明白、と教えてます^^;
2012-12-18 09:56:56@y_mizuno safe の語源がwhole と関連と伺い(そういえば安全にも「全」のじが!)腑に落ちたような気がしました。今まであったものが何か損なわれると「安全じゃない」と感じるわけですね。日本の場合、脅威は大抵自然災害でとてもcureしきれないから、逃げるか諦めるような
2012-12-18 10:09:10donneesは英語だとgivenですか?確かに学生実験でinformation集めたら先生に怒られるでしょうね(^^) @y_mizuno しかもdataの語源に対応するフランス語は過去分詞donneesなんですよね。他方で、informationのinformは他動詞
2012-12-18 10:19:44そういえば、「安全祈願祭」をやる国は、日本以外にあるのでしょうか?一時公共事業に特定の宗教が、と言う声が上がったけれど、土建屋さん側から祈願祭無しでは始めたくないと、根強い反発があったような覚えがあります。@murapyon71 ・・・祈るか脅すか・・・@y_mizuno
2012-12-18 10:31:36@aizujin_k 中国伝来の行事で、魔除けのたぐいや、力士なんかは祈っても通じない神様への示威行為みたいなものだから、この手のたぐいはたぶん中台韓を中心にあちこちにあると思ってます。ドラゴンボートの競争なんかはタイでも盛んですね。 @y_mizuno
2012-12-18 10:39:00やはりそうでしたか。儒教の源のシャーマニズムと言う共通土台がありますね。一方中国には強固な城塞都市もあったりして、防衛思想が日本とは随分違うし・・・@murapyon71 中国伝来の行事で、・・・この手のたぐいはたぶん中台韓を中心にあちこちにあると思ってます。
2012-12-18 10:57:05@aizujin_k シャーマニズムというのが適切かどうかよくわかりませんがトーテムというのも参考になるかも。もともと超人的な自然現象への畏敬の念のような感じで「示」という字があり、雷なら「神」、大地なら「社」、その他「祇」など、「示」の硬骨文字あたりの解釈が面白いですよ(^^)
2012-12-18 11:06:37「示」唆に富むお話しです(^^)。神様、祭関連と思ってましたが、確かに「禍」の例もありすね。@murapyon71 もともと超人的な自然現象への畏敬の念のような感じで「示」という字があり・・・
2012-12-18 11:34:29@murapyon71 ある程度までなら防護や工夫で充分生活できるのだと、理屈はわかっていても、放射線被害を避けようの無い超人的な自然現象「禍」と感じてしまう歴史文化的な背景があるのかなあ、と思った次第です。
2012-12-18 11:42:24「安全を脅かされる=十全感が欠ける」これは、納得していただける説明だと思う。比べてセキュリティ(あくまでも日本語としてですが)部分的な安全保障を示す言葉だろう。完全な安全を望むなら神様に祈るしかない。人間に出来るのは部分的なものだ。(続く
2012-12-18 11:55:23続き)部分的ではあるが、積極的に安全確保活動を積み重ね「≒十全感」に繋げて行くしかない。諸外国では従来そうだったのかも知れないと思うのだけれど。
2012-12-18 12:04:32@aizujin_k ああ、ここら辺は以前水野先生がおっしゃってらした孔あきチーズを重ねるという防護の概念を思い浮かべますね(^^)
2012-12-18 12:14:40無意識に受け売りしてますね、私、ホホ。@murapyon71 : ああ、ここら辺は以前水野先生がおっしゃってらした孔あきチーズを重ねるという防護の概念を思い浮かべますね(^^)
2012-12-18 12:21:44@aizujin_k 視点が変わって新たに気づくものもあったり、比喩を身近なものに例えて解釈を深めたりと、そんなことの繰り返しが大事なのかなあと思う今日この頃です(^^)
2012-12-18 12:34:00