新聞労連産業政策研究会2013.01.26例会 #sanseiken0126

新聞産業の課題について、全国から公募した新聞社の労働組合員が研究、還元のために活動している「新聞労連産業政策研究会」。その1月例会を、高知新聞の @imyojin さんのツイートを中心にまとめました。後半は電通総研・北原利行さんと、独立行政法人防災科学技術研究所の三浦伸也さんの講演です。
1
imyojin @imyojin

朝日新聞「ビリオメディア」。紙の有限性とネットの無限性。ネットの情報を紙に載せると「ここだけを切り取った」「偏向だ」「ねつ造だ」と受けとる人もいる。しかし、どこを切り取るかが新聞の価値判断の提供であり、情報を無限に提供することはできない。#sanseiken0126

2013-01-26 14:38:20
imyojin @imyojin

産政研はまず「労働者の代表として」の論理を作るべきとの意見も。読者とシェアできるような意識を作る。情報をとって分析すべきだ。#sanseiken0126

2013-01-26 14:39:51
imyojin @imyojin

5月の全国集会はワークショップか、発表会か?全国からきた多様な人の意見を吸い上げて、最終報告へフィードバックすべき。いくつかのテーマでディスカッションして、各グループに産政研メンバーが入るイメージか。#sanseiken0126

2013-01-26 14:45:25
imyojin @imyojin

ワークショップのキーワードとテーマをまず挙げて、それに対する産政研のいまの認識や立ち位置を共有し、参加者にも認識してもらう。キーワードは「消費税」「災害/ハザードとメディア」など。中間報告からは進化したテーマもある。#sanseiken0126

2013-01-26 14:49:23
imyojin @imyojin

わたくし(明神)個人的には、ネットとか電子新聞とか、そうしたツールを使いながら「新聞のかたち」を模索したいなと思っています。人が求める新聞、人に届く新聞、そのためにいま何をなすべきか。現場のヒントとなるようなレポートを目指します。大風呂敷。#sanseiken0126

2013-01-26 14:52:31
imyojin @imyojin

ここからは講演タイムです。まず電通総研・北原利行さんの講演。地域貢献をテーマにしておられます。1985年入社、2003年から総研。日本の広告費、情報メディア白書の発行、新聞・新聞社の研究やコンサルティングも。#sanseiken0126

2013-01-26 15:16:17
imyojin @imyojin

「新聞広告離れ」について。ネットに取られたという指摘もあるがそれだけでない。新聞広告は2001年からずっと下がってきている。広告業界自体が漸減している。例えば企業が合併すれば、広告費は1+1は2とならない。#sanseiken0126

2013-01-26 15:19:04
imyojin @imyojin

広告の効果が問われる時代。テレビは視聴率という評価軸があるが、新聞広告の効果は分かりづらい。広告代理店の若い連中も新聞を読んでいなかったりして、ますます新聞に広告を出す効果がわかりづらい。#sanseiken0126

2013-01-26 15:20:26
imyojin @imyojin

60歳代男性が新聞を読まなくなっている。接触時間は2005年の40%前半から、2010年には30%前半まで落ちた。現役時代にPCを使っている世代。若い人だけでなく、全世代に対して新聞を読むことをすすめていかないと。#sanseiken0126

2013-01-26 15:22:14
imyojin @imyojin

NIEはとても大切な事業だが、それだけではすまないと考えていかねば。「勉強」だからとっつきづらいし、先生も新聞を読んでいないので効果的な学習には手間がかかる。もっといろいろな方法を模索すべき #sanseiken0126

2013-01-26 15:24:03
imyojin @imyojin

福井新聞社の企業理念=新聞発行を機軸に「郷土の発展に貢献する」。地方紙が身近な存在であるために。一過性のイベントでなく、継続的に地域を振興する仕組みをどう作るのか。新聞社は顔が見えない、人格が感じられない存在。新聞社員にふれる機会少ない。#sanseiken0126

2013-01-26 15:28:52
imyojin @imyojin

下野新聞ニュースカフェ。新聞が身近になる取り組み。読者におもねるのではなく、読者の目線がどこにあるか共有する。新聞の読み方が分からない若い人も多い。新聞を読んでもらえるための新たな形の提供は、ジャーナリズムの中で実現できること。#sanseiken0126

2013-01-26 15:35:19
imyojin @imyojin

新聞のマーケティング。販売は「売る仕組み」、マーケティングは「売れる仕組み」。選んでもらうために何をするか。「好きだから買ってもらえる」が究極のゴール。エモーショナルなものをどう感じてもらうか。#sanseiken0126

2013-01-26 15:38:29
imyojin @imyojin

NIE以外のリーチの方法。例えばスポーツ。Jリーグなど、地元密着をどうやっていくか徹底的に考え、実行に移している。「地元が盛り上げてくれる」ようになるためには。新聞で紙バッグ@高知新聞など。いろんなふれあい方を考えるべき。#sanseiken0126

2013-01-26 15:42:03
imyojin @imyojin

主催事業など、新聞社がやっていることを知らない人も多い。知れば好感度があがる調査もある。いろんな方法で接触の機会を持つべき。#sanseiken0126

2013-01-26 15:43:19
imyojin @imyojin

続いて独立行政法人防災科学技術研究所の三浦伸也さんが「3.11からの新聞報道」について、お話しいただきます。#sanseiken0126

2013-01-26 15:47:22
imyojin @imyojin

311までの問題意識=中越、中越沖地震への対応として、「柏崎市のコミュニティと災害対応の課題」を研究。地域によって復興への取り組みやスピードが違う。柏崎市北条地区で70回以上のフィールドワーク。平時の訓練がどう役だったか。#sanseiken0126

2013-01-26 15:50:00
imyojin @imyojin

コミュニティFMによる災害放送の実態を調査。阪神大震災後の同様な取り組みも調査した。リスク情報と地域防災。地域からの情報発信をどうやっていくか。限界集落のような中で、非常に難しい。#sanseiken0126

2013-01-26 15:52:11
このツイートは権利者によって削除されています。
imyojin @imyojin

311当日。藤沢市のNPOがつくった「防災ラジオドラマ」のシナリオが、ほぼその通りとなった。どう行動すべきかを考えるために作ったが、福島事故は想定外だった。#sanseiken0126

2013-01-26 15:58:05
imyojin @imyojin

地域での情報シェア=地域SNSなどの「閉じた」中で行うと、維持や拡散が難しい。Facebookなどが普及して状況は変わってきたが。他地区との交流を通じて活性化。柏崎市北条地区、福島原発事故で意識が変わり、自主的に活動するように。藤沢市との交流も。#sanseiken0126

2013-01-26 16:03:44
imyojin @imyojin

柏崎の住民と原発。みな、大なり小なり生活の中でかかわっている。そのことへの意識、安全としていた行政への不信。いろいろなことが話され始めた。#sanseiken0126

2013-01-26 16:05:16
imyojin @imyojin

NII研究=震災で何が報道されたか。日頃感じていた違和感=俯瞰映像が多かったり、同じ場所からの報道が多かったり、忘却のスピードが速すぎたり・・・#sanseiken0126

2013-01-26 16:08:34
imyojin @imyojin

クローズドキャプション=文字テロップ。震災当日と翌日、テレビ局がどう行ったか調査。各社バラバラ。2週間後、3ヶ月後にはニュース番組の時間帯には各社出すようになってきた。#sanseiken0126

2013-01-26 16:14:20
imyojin @imyojin

テレビのキーワード分析=「メルトダウン」という言葉、4月まではほとんど出てこなかった。5月になると急に出てくる。新聞(全国紙)では4月から少し出ている。直接福島が、ではなく、におわせるような記事が多い。#sanseiken0126

2013-01-26 16:19:02