【コラム】NNNドキュメント：活断層と原発、そして廃炉　アメリカ、ドイツ、日本の選択：視聴メモ・感想・総括 #容易い道

💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j

子どもまで巻き込んだ活発な反対運動により廃炉が進んだり進まないアメリカ。徹底的な合理主義により廃炉自体のプロセスから廃炉後の雇用の手当までを確実に保障する体制を作ったドイツ。そのいずれでもなく、反対運動程度では廃炉することもその責任も手当も考えられそうにない日本。 #NTV

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番組が最終的に残した印象は「日本ではできなさそう」という感じ。アメリカほど市民運動は活発でも組織化されてもいない。逮捕者も多くだした。その覚悟があるか。ドイツほど徹底的に合理的で透明性のある廃炉・解体・雇用保障を行える訳でもない。「日本には日本のやり方」が落とし処か。 #NTV

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いま総括してみましたが、いかがでしょう。制作側の葛藤があるような気がしました。RT @oldschoolaction まったくです..何をつたえたいんでしょうね..促進派本丸の日テレ... "うーむ・・・このドキュメント。どう評価してよいものやら。 #NTV "

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日テレの日米独三カ国廃炉ドキュメント。最終評価：もう少し踏み込んで、日本のムラ事情（原発マネー含む）も踏まえて「できなさそうでも、やらねば！」という風なメッセージを出してくれれば、取材班のやる気を感じることできたと思うだけに、惜しい。70点。 #NTV

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次回も少し期待。予約して出張行こう。RT @69nokai RT @w_ala: #ntv #NNN ドキュメント： 次回は相馬高校による創作演劇を追った 「『今、伝えたいこと(仮)』 福島・女子高生の叫び」 （2013年2月3日24:50〜）

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そう思わせたい番組と、それを鵜呑みにする視聴者。事実だけに否定し難い。 RT @h2d4k2: NNNドキュメント。ドイツの廃炉会社。圧力容器の解体に経費がかかり過ぎるため、50年経ってから解体する事にしたと。50年経つと放射線量が1000分の1になるから。50年ですよ、50年。

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#容易い道 これまでこのシリーズは日本の外交上の危機管理意識、とりわけアルジェリア人質殺害事件を受けて政府が決めた日本版NSCの創設の軸のずれた議論の指摘やその「反省」から自衛隊の海外派遣を容易にする自衛隊法の改正が検討されている点について指摘してきた。今度は内政にも踏み込もう。

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#容易い道 今回のNNNの日米独三カ国廃炉ドキュメントが示したのは、廃炉が「容易い道ではないこと」だった。そんなことはとうに判っており、とくに当事者である電力会社はそのコストを負担しきれないし計画もしてないから廃炉をまず考えないで存続させることを考える。立地自治体も同じだ。

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#容易い道 原発立地自治体にとって、廃炉がこれまでと同程度の財政支援を約束するものであれば、単に財源が原発推進から原発解体に移行するだけなので文句はない。だが、解体コストがかかり、さらに自治体としての旨味もないのだから、国が補償策を打ち出していない以上、賛成できない道理は解る。

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#容易い道 原発立地自治体にとっては原発存続は他に選択肢がないと思える容易い道。原発会社にとっても、コストや利益を考えれば容易い道。両者の利害が一致し、ここに原発ムラの意思が確立される。後は、存続のために死にもの狂いになるだけで、合理的な廃炉手法など検討だにしない。

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#容易い道 結局、行政・事業者との関係があり、事業者・立法（国会議員）との「規制の虜」が現存したままでは、脱原発依存など実現しようもなかった。民主党はこの容易くない行政改革に臨もうとしたが、結果的に、原発ムラにとって有利な原子力規制委員会を設置するだけに終わった。

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#容易い道 今日、通常国会が始まり、最初に行われるのが原子力規制委員会の事後承認審議だという。何の意味があるのか。政府が変わっても干渉できない「規制の虜の砦」を作り上げてしまった今、我が国が原発行政について「容易くない道」＝脱原発依存の道程を歩む可能性はきわめて低い。

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#容易い道 脱原発が容易くない道であることは、わかりきっていることだ。だからこそそこで知恵を働かせ、経済・財政・雇用の問題をクリアする案を政治も民間も考え続けなければならない。それは面倒なことだ。手間と労力のかかることだ。しかし、それが生み出す利益のことは考えているのだろうか。

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#容易い道 脱原発コミュニティの中でドイツが羨望の的となるのは、単に国を挙げて精力的に脱原発に取り組んでいるからではない。「容易くない道」を敢えて進み、それを合理性に基づき肯定し推進するその力だ。「なぜそこまで前向きになれるのか」。どこから力が出るのか。そこが羨ましく憧れなのだ。

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#容易い道 脱原発は容易い道ではない。根本的な改革が必要であり、これまで当たり前だったものの多くを覆す。作業者は慣れ親しんだ仕事が変わり、立地自体には今までのような潤沢な資金は降りず、エネシフの課程のコストがあり、政府も多くの労力をその監督に費やさなければならない。

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#容易い道 だが、苦難の道を敢えて歩まなければまたいつか巨大地震が遭った時にいまのままの安全基準や耐震設計、有事の練度や「規制の虜」の存在による規制当局と被規制側の癒着が状態では、福島よりももっと悲惨な事態になることだって想定できる。何も改善されていないのだから、当然だ。

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#容易い道 本来、これら安全基準・設計基準・訓練姿勢・「規制の虜」の解消を全て実施してこそ初めて、容易い道である「存続」を選択できる筈だ。だが、事故後まもなく2年が経つ今となっても、このうち手が付けられたのは防護の強化や多重化の努力だけだ。これでは到底「存続」に賛成できっこない。

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#容易い道 つまり本来、原発の存続それ自体が「容易い道」ではない筈なのだ。だが、それを長年容易いものとして保ってきた実績がある。「安全神話」という原発ムラ総出で造り上げられた虚構によってだ。それが崩れ去ったいま、せめて原発の存続は「容易くない道」であることを認めるのが出発点の筈。