朝日新聞・関根記者によるシリア報告

2013年2月、内戦が続くシリアの政府支配地域を取材した朝日新聞モスクワ支局員・関根記者のツイートをまとめました。 ダマスカスやタルトゥースの情景、そこに暮らす人々、またシリア在住のロシア人について。
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア26)こんな遊び心も!手前の若者は後ろの人に気付かずにポーズです。 http://t.co/M0AqduW0

2013-02-06 00:12:07
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア27)内戦を忘れてしまうような感じですが、実はダマスカス中心部でも内戦を実感できます。昼夜問わず、多いときでは1時間に10回以上、砲撃音が聞こえます。場所は中心部からほんの数キロのところ。写真のように煙りも時々見えます。 http://t.co/GsadPBUR

2013-02-06 00:20:51
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア28)遠くで砲撃の煙が上がっていますが、日常生活は淡々と続いているというイメージです。人々に聞いても砲撃音には慣れたといいます。撮影禁止だったので撮れませんでしたが、中心部でも、あちこちに軍による検問があります。 http://t.co/04vR2G8T

2013-02-06 00:27:00
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シリア29)シリア中心部には破壊された「移動病院マイクロバス」も残っていました。通行人いわく、「反体制派にやられた」とのこと。 http://t.co/I2h4gP0J

2013-02-06 00:38:32
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シリア30)砲撃音以外にも内戦を実感するものがこちら。写真左下をご覧下さい。発電機です。商店街を歩いていると、あちこちから発電機の音がします。ダマスカス中心部でも1日8時間ぐらい節電のため停電、地方都市では15時間にも及ぶとか。 http://t.co/w7mDQkRh

2013-02-06 00:47:16
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア31)ダマスカスではガソリン不足が深刻な問題に。ガソリンスタンドがある一角をぐるぐると大量のスタンド入りを待つ車が取り囲んでいました。8時間待ちとか。ガソリンをダマスカスまで運ぶルートが反体制派に狙われているとのことです。 http://t.co/Nh9fTyXT

2013-02-06 00:53:08
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シリア32)ダマスカスからタルトゥースにも行きました。ここにはロシア海軍の燃料補給地がある、ロシアゆかりの地だからです。ダマスカスから400キロぐらいでしょうか。途中はこんな景色が続きました。 http://t.co/yCdET7l0

2013-02-06 21:36:37
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シリア33)そしてこの辺では、道路脇の木々は写真のようにことごとく斜めになっています。レバノン山脈から吹き下ろす強烈な風のせいとか。 http://t.co/lTtAfpT6

2013-02-06 21:43:16
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シリア34)時々小規模な町が表れてきます。町の様子は様々。人が普通に暮らす場所、多くの住宅が戦闘で破壊され、人がほとんどいない場所、反体制派が支配下に置いた場所。写真は反体制派の支配下にある町だそうです。 http://t.co/G7eLKOjJ

2013-02-06 21:49:13
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シリア35)幹線道路だけあって、自動車の販売店が並ぶ一角があるのですが、このように破壊されています。これは戦闘行為でこうなったのか、あるいはその後、無人になった店に泥棒が入って荒らしていったのかはわかりません。 http://t.co/yigRkTnd

2013-02-06 21:54:46
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シリア36)こちらも破壊された店です。 http://t.co/MpxpAzyE

2013-02-06 21:58:54
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シリア37)そして、ある町では多くの家が戦闘行為で破壊されていました。住民の多くはおそらく別の場所に避難したのでしょう。人影はありませんでした。 http://t.co/SfghgAMj

2013-02-06 22:05:48
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シリア38)写真はダマスカスを離れてしばらく行ったところですが、実はダマスカス内でもこうした家屋が破壊されている場所がありました。戦闘によって破壊されたり、反政府軍の隠れ家に利用されまいとしてあらかじめ政権側に破壊されたり。 http://t.co/U0ss0QOD

2013-02-06 22:12:10
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シリア39)そして、タルトゥースに向かう途中、ホムスという都市を通過しました。ここはアサド政権軍と反体制派が激しく戦った地。今は政権側がコントロールし、他の都市から避難民を受け入れるぐらい治安を取り戻したとか。写真がホムスです。 http://t.co/XlGL0hb4

2013-02-06 22:35:55
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シリア40)タルトゥースです。地中海沿いの都市だけあってリゾート風のホテルもあります。私が行ったときはあいにく雨模様でした。 http://t.co/1FBZvOSN

2013-02-06 22:40:57
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シリア41)すでにお伝えしたように、ここにはロシア海軍の燃料補給地があります。でも、補給地はおろか、港一帯に近づくことすら禁止。終始情報機関の職員が同行していました。写真に船が見えるかと思いますが、そのさらに奥に補給地はあります http://t.co/e0mQUb16

2013-02-06 22:48:14
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シリア42)そしてタルトゥースにはこんな歴史的な美しい建物もあります。ここは政権軍と反体制派の戦闘がない平和の地。人々も通常通り暮らしていました。 http://t.co/4kV1OqDp

2013-02-06 22:54:40
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シリア43)タルトゥースの中心部です。行き交う車や人であふれ、にぎやかです。 http://t.co/Y43MKymH

2013-02-06 22:58:32
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シリア44)果物もおいしそうです。おじさんにも快く撮影に応じてもらえました。気さくな方ばかりです。 http://t.co/gusLeJ8j

2013-02-06 23:03:08
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シリア45)シャウェルマと呼ばれる肉料理です。筒型の肉のかたまりがくるくる回っていて、これをナイフでそぎ落としてパンに挟んでくれます。子どもたちも撮影されたがっていたので、一緒に入ってもらいました。 http://t.co/bT6Fm2dv

2013-02-06 23:10:49
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア46)これはチョコレートやキャンディーのお店です。 http://t.co/zsyUwdAg

2013-02-06 23:14:18
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シリア47)タルトゥースだけでなく、ダマスカスでもこのクマのぬいぐるみがあちこちで売られていました。今、人気があるとか。赤はバレンタインデー・バージョンだそうです。中国製だそうで。 http://t.co/sjuY6Os2

2013-02-06 23:20:09
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア48)平和な町タルトゥースですが、ここの出身で、反体制派との戦いで亡くなった男性たちをたたえるポスターを街角で見つけました。 http://t.co/lbKxc4VP

2013-02-06 23:26:48
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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine

シリア49)タルトゥースにはほかの戦火の激しい都市から逃げてきた避難民が暮らしています。ある施設を訪ねました。昨年9月、アレッポから家族計7人で逃げてきたカミール・アルシャミさんたちの部屋にお邪魔しました。 http://t.co/9ejjkAH7

2013-02-06 23:32:48
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