猛毒本からホッコリまでスゴ本オフ『親子のスゴ本』まとめ

2013年2月26日にKDDIウェブコミュニケーションズさんの会議室で開催された「親子のスゴ本」のまとめです。
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根岸智幸 @zubapita

『放蕩記』村山由佳。妹はうまくいっているのに姉は母との付き合いに悩む姉という小説。2人いると必ず、片方がスポイルされる。ただ。タイトルほど放蕩するはなしではない。最後に母がボケて距離が近くなる。#スゴ本親子

2013-02-23 15:55:20
根岸智幸 @zubapita

『ラヴー・ユー・フォーエバー』ロバート・マンチ。絵本。息子が成長してくると、母の生活を邪魔する。しかし息子が寝ているときは「ラヴー・ユー・フォーエバー」の歌を歌う。息子が成長しても歌い続ける。結婚して家を出ても・・。素直に泣ける。 #スゴ本親子

2013-02-23 15:58:18
根岸智幸 @zubapita

親子のスゴ本オフ、子供タイム!まずはdainさんの娘もあゆみちゃん。『ショコラの魔法』(コミック)親のDanさんがダークサイズなので、この話もダーク。因果応報がテーマ。願いを叶えてくれるチョコレート店だが失われるものがある。その中で父が究極のチョコレートが作りたい話。#スゴ本親子

2013-02-23 16:14:53
根岸智幸 @zubapita

うちの娘のさくらが『時をかける少女』『続 時をかける少女』を紹介。息子の直也が『ポケットドラゴンの冒険』を紹介しました。 #スゴ本親子

2013-02-23 16:30:51
根岸智幸 @zubapita

ますなりさん。『ミーナの行進』小川洋子。実の親のもとを離れておじさん夫婦のもとで幸せになる話、必ずしもリアル親子じゃなくても、楽しめればいい。 #スゴ本親子

2013-02-23 16:47:30
根岸智幸 @zubapita

@oyajidonさん。『ゴッド・ファーザー』マリオ・プーヅォ 映画も最高だけど、小説も素晴らしい。教訓的なものはない。イタリア移民が第二次大戦後の成長期になりあがる完全なエンターテイメント小説。特殊な日常。でも小説が好きなら一度は読んでみてほしい。 #スゴ本親子

2013-02-23 16:49:58
根岸智幸 @zubapita

Mizutaniさん 『鋼の錬金術師』荒川弘。行方不明の父を持つ錬金術師の兄弟のファンタジー。母を蘇らそうとして、体の一部を失ってしまう。父と息子の関係性が大きなテーマ。その周辺の人々も片親などスタンダードじゃない家庭。自分が人の親になって子供は育っていくと感じた。 #スゴ本親子

2013-02-23 16:54:25
根岸智幸 @zubapita

映画『オレンジと太陽』のパンフレット。母と引き離された移民の子どもたちの強制労働の物語。詳細なインタビューやシナリオが掲載されてる。#スゴ本親子

2013-02-23 16:56:35
根岸智幸 @zubapita

まさみさん。『冴子の母娘草』氷室冴子。エッセイ。毒親に疲れたら読んでほしい。著者は独身で亡くなった。お母さんも共通。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:00:41
根岸智幸 @zubapita

『大きな森の小さな家』ローラ・インガルス・ワイルダー。大草原の小さな家が有名だが、その出だし。豚を殺して冬をこす準備をするのを5、6歳に娘がどう見たのか。ほぼ自給自足でくらす家族の話。両親は教養が高そう。著者は60歳すぎてから子供時代を本にした。#スゴ本親子

2013-02-23 17:03:53
根岸智幸 @zubapita

『ビジネスマンの父から息子への30通の手紙』キングスレイ・ウォード。大人になって社会人経験を踏んでから読むと、もっと早く教えてくれよ!と思う。常に親は子供の親なのだなと思う。できれば学生時代に読みたかった。娘編もあるが父親が甘すぎw #スゴ本親子

2013-02-23 17:05:46
根岸智幸 @zubapita

けいこさん。『豚の死なない日』ロバート・ニュートン・ペック。貧しい農家の少年の話。一匹の子豚を手に入れて育てていく。貧しいながらも誇り高く土とともに生きる多くを語らない父。産気づいた牛を男のが必死になって助ける話が劇的。豚は不妊症で育て続けられないが、最後に。。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:10:02
根岸智幸 @zubapita

(承前)生活のために豚の屠殺を請け負う父は、いくら風呂に入っても匂いがとれない。しかし、母はそれを誠実な仕事のにおいだと言う。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:11:34
根岸智幸 @zubapita

『ディア ノーバディ』バーリー・ドハティー。18歳の男と女の子の話。子供ができてしまい苦悩する。女の子は生まれていない子供に手紙を書く。産みたいが中絶しろと親は言う。その葛藤の中で自分の母親について知りたいと思う。子供が知らない母の昔の影。突き詰める2人の若者。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:14:36
根岸智幸 @zubapita

『ぼくにげちゃうよ』マーガレット・ワイズ・ブラウン。理想だけでは生きていけないけど、小さい子と親の関係は理想的。いくら冒険しても必ず帰ってくる場所があるという「行きて帰りし物語」を小さいときに読むべき。うさぎの母と子の追いかけっこのファンタジー。#スゴ本親子

2013-02-23 17:17:59
根岸智幸 @zubapita

『ロッタちゃんのひっこし』アストリッド・リンドグレーン。ちっちゃいロッタちゃんが、家出をする話。セーターをカギでビリビリにしてしまう。幼い子のための本は登場人物がみんないい人で、かならず帰っていく場所がある。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:19:48
根岸智幸 @zubapita

@shakeizumi さん。『ハルーンとお話の海』サルマン ラシュディ。『悪魔の詩』の著者。この事件で表現する自由を奪われたときの本。ストーリーテラーの父が母の家出をきっかけに面白い話をかけなくなってしまう。お話の国「オハナシー」にお話の種をとりにいく。#スゴ本親子

2013-02-23 17:23:09
根岸智幸 @zubapita

『ビビを見た!』大海赫。目が見えない男の子が主人公。7時間だけ目が見えるようになる話。大人におすすめの絵本。吉本ばななの解説も良い。病んでいるときに読んで号泣した。真っ黒だけどいい話。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:25:26
奥村 知花 @chicachicao

親子テーマで今日持って来なかった本だけど『大きな木』 なんかどうだろう? あの木は絶対親だよね。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:27:50
根岸智幸 @zubapita

新しい写真をFacebookに投稿しました http://t.co/uO04487wU1

2013-02-23 17:32:02
奥村 知花 @chicachicao

そうそう、先日読んだ『パイの物語』もお父さんお母さんの良いエピソードがあるよね。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:46:16
根岸智幸 @zubapita

@ene_aimさん。「蜜柑の花まで」幸田文。アンソロジー。高校の授業で著者を知った。著者の父の幸田露伴は家事もできる厳しい人だった。お酒を飲みながら父を偲ぶ。読んで心地良い文章。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:46:29
根岸智幸 @zubapita

「僕は勉強ができない」山田詠美。さんざん読んで、子供から見た母親、この母親がサバサバしてていいキャラをしてる。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:48:52
大野木寛 @dadasiko

@zubapita 内田春菊の『ファザーファッカー』は既出ですか。 #スゴ本親子

2013-02-23 17:50:16
ふき @simpkin

@zubapita カギではなくてハサミですね

2013-02-23 17:51:25