渡邊芳之先生@ynabe39の「客商売をやってる人が「お客様は神様です」というのは「よい心がけ」だが客の方が「お客様は神様じゃないのか」というのは単なる勘違い。」

渡邊芳之 @ynabe39

客商売をやってる人が「お客様は神様です」というのは「よい心がけ」だが客の方が「お客様は神様じゃないのか」というのは単なる勘違い。

渡邊芳之 @ynabe39

『「お客様は神様というのは本来そういう意味ではなかったということは知っていますのでそれについての指摘はいただかなくて大丈夫です」と書くのを忘れました。』

渡邊芳之 @ynabe39

「プロから最大のサービスを手に入れるためには客の方にも取るべき態度があり、そうしたほうが客も結局得である」みたいなことが気に入らなくてしょうがない人はたくさんいる。

渡邊芳之 @ynabe39

自分がどんなに失礼で感じの悪い客でも金を払ってるのは同じなんだから同じサービスをしろという人には家電量販店やマクドナルドのようなサービスがちゃんと用意されている。

渡邊芳之 @ynabe39

これもプロのほうが「どんな失礼なお客様にも同等のサービスを心がけよう」というのは感心なことだけど客のほうが「客は客なんだから自分がどんなに失礼で勝手でも同じサービスをしろ」と言い出したらおかしくなる。

渡邊芳之 @ynabe39

「モノやサービスを買う」というのは「交換」であって客がプロに一方的に何かを与えるわけではない。だからもともと売る側と買う側は「対等」なんだよね。

渡邊芳之 @ynabe39

この「売る側と買う側が対等」というのは趣味の世界の買い物ではまったくそのとおりで、どんな趣味でもある程度ディープになると必ず「売ってくれない店」を経験することになる。

渡邊芳之 @ynabe39

「文句があったら他へ行ってください」という商売はいろんなもののコアなところで脈々と続いている。

渡邊芳之 @ynabe39

世の中では値段の高いもの、価値のあるサービスほど「買う方もそれなりの態度を取らないと売ってもらえない」ことが増えるようにも思える。

渡邊芳之 @ynabe39

「天の声にもいろんな声がある」。 RT @Gilles_J58G: 神様の中には貧乏神もいる、と言ってやればいいんですよ。その手の勘違いには。

渡邊芳之 @ynabe39

おそらく「客もそれなりの態度を取らないと買えないもの」こそが「最高の贅沢」だし、それを買える人はどんどん限られていく世の中だからこそ、気に入らない人にはひどく気に入らないのだろうなあと思う。

渡邊芳之 @ynabe39

ヤフオクやeBayにおける「慇懃の交換」みたいなものは「ものを買う」ということが本来どういうコミュニケーションであったかを考えさせる。

渡邊芳之 @ynabe39

むしろ「売らなくても飢えないが売ってもらわないと飢える」という関係性のほうが「売買の起源」に近いのではないか。

渡邊芳之 @ynabe39

エンジンオイルの類というのはリットル単位でしか買えないが1台のレコードプレーヤーのメンテに必要なオイルの量などせいぜい10mlくらいなのだ。一生かかっても使い切れないオイルの缶が並ぶ。

渡邊芳之 @ynabe39

アイドラードライブのプレーヤーのメンテに必要な何種類かのオイルを少量ずつシリンジに詰めてセットにして売ったらけっこう売れると思う。1リットル1000円のオイル5mlで5円，シリンジが50円，これを5本組みで2000円くらいつけてもいけるだろう。これも知識の値段である。

渡邊芳之 @ynabe39

もちろんそんな面倒な商売私はしませんがw。

渡邊芳之 @ynabe39

買ったエンジンオイルを使うためにバイクを買おうかな。