ハム速デマのテキトーなまとめ(ついでに痛いニュースも)

スズメバチの巣で自慰行為、刺されて死亡の話、すごいおもしろいんだけどものすごくあやしいので調べてみたらどうやらフェイクっぽい - nifuba
http://fuba.moaningnerds.org/entry/20130516014231

その後訂正記事を出す。

https://www.facebook.com/kenji.iwasa1/posts/397284307020760
「今回の日本音楽著作権協会（JASRAC）から
　 著作権申告の電話を受けた一件につきまして」

はじめに：

まずは、事実関係を時系列で並べます。

＜12月12日水曜日＞
16:28　JASRACより電話がある
19:18　ツイッターに当該記事を書き込む
22:13　最初のリツィート　3分後には50件に
　　　　12月19日14時現在リツィートは32982件に

＜12月13日木曜日＞
12:34　J-CASTニュースから取材の電話が入る
　　　　仕事中の為、夕方に取材に答える旨を伝える
15:54　03からはじまる電話番号で着信あり
　　　　仕事中にて出れず。以降五回ほど着信があったが、仕事と
　　　　電車で移動の為に出れず
　　　　（この時点でこの電話番号の主がJASRACとは分かっていない）
16:30　J-CASTニュースの取材を受け、取材後すぐ移動の為電車に乗る
17:01 この番号からの電話がようやく取れる（電話主がJASRACと初めて分かる）
　　　　この時、電車で移動中だった為、後で電話してくれるように頼む
18:17　改めてJASRACより電話　謝罪の内容
18:23　J-CASTニュースへ電話　JASRACより謝罪の電話があった事を伝える
19:49　J-CASTニュースよりメールにて記事公開の連絡が入る

＜12月14日金曜日＞
夕方頃　JASRACの謝罪文がHPに掲載
　　　　※はっきりした間が分からないのは、JASRACより私にその旨が
　　　　　一切連絡が無かった為

まず、前段階としてJASRACより電話を受けたのはこれで三度目だったということを
お知り置き下さい。これは昨年7/8・今年2/17に兵庫県立芸術文化センターで
開催した雅楽公演に関する問い合わせでした。ちなみに、私が他会場で開催する
雅楽公演にたいしてJASRACより電話があった事は一度もありません。暗に、JASRACは
兵庫県立芸術センターで開催される公演に対して電話を掛けているものと思われます。
さて、過去二回においては電話主の担当者に「演奏しているのは古典雅楽曲であって、
著作権申告するような楽曲は含まれていない」という私の説明に対し、担当者の方は
違和感無く了承され、電話を切りました。それが今回は少し様子が違いました。

担当者は若い方でした（名前も仰ったのですが、失念してしまいました）。
まず「9月16日に開催された雅楽公演に関しまして、著作権申告に関する書類を
提出されましたか？」という問いでした。私は、過去二回と同じく「演奏しているのは
古典雅楽曲ですので、申告は必要無いはずです」と答えました。すると、
「それは何年前ぐらいの曲ですか？百年ぐらい？」と担当者。
「いやいや、雅楽ですから。千年ほど前ですよ」と私。
「では、その演目を教えて下さい」と担当者。私はその時急いでおりましたので、
その質問には答えず「過去二回の電話も演目は答えておりません」と申しました。
すると「ともかく申告書を作成して下さい」と担当者。
「著作権申告が必要の無い演目に関しても書類を作成する必要があるのですか？」と
私が言うと、「それがルールです」と担当者。
私は思いつきました。「ひょっとしてあなたは、新作の雅楽の事を仰っておられるのですか」
と私が言うと、担当者は初め何のことか分からない様子でしたので、
「最近になって、武満徹さんや黛敏郎さんなどが作曲された雅楽曲の事ですよ。
世間では新作雅楽とか、現代雅楽と呼ばれているようですが」と私。
担当者は「そういうものもあるのですか。そう言った曲は演奏されていないのですか？」
私は「過去二回ともそうですが、我々博雅会でそう言った演目を演奏する事は
今までも無かったし、これからも絶対にありません」と答えました。
担当者は「そうですか、新作の雅楽は演奏されていないのですね？」私「はい」
担当者「それでは今回の雅楽公演は結構ですが、次回からは申告書の提出をお願いします。
担当は○○でした」と言われて電話を切られました。

電話を切られた私はしばし呆然となりました。この担当者、最後の「雅楽公演」の
「雅楽」をがらく、って読んだのです。仮に著作権使用料を払うとしても、「雅楽」を
「がらく」と呼ぶような人間を雇っている団体に払うなんて…世間では雅楽って全く
認識されていないんだな、音楽著作権を扱う職員にすらガラク、って読むんだからな…
と思ってとても情けなく思いました。そして、正直腹も立ちました。そしてこれには、
引き金となる一件が半年前にあった事もあります。

東京で私が指導する雅楽教室で、今年六月からJASRACより「音楽利用料」というもの
が徴収されるようになりました。事務局からその旨を生徒に伝えるように言われた私は、
「雅楽に著作権が発生する訳では無いのだから、この使用料は払う義務は無い」と
突っぱねましたが、事務局側から音楽に関する教室には一律に課されるので仕方が無い、
という返答でした。JASRACの説明文を読みましたが、「音楽」とは楽器を使うものは
もちろんコーラス・タンバリン、手拍子を伴うものもそれに含まれるという認識でした。
私はそれに疑問を持って、この際にもこの事案をツイッター上に書き込みました。
その際、色んな方が返信を下さり、イギリスで鼻歌を歌っていた店員が著作権料を
請求された事やジョン・ケージの「4分33秒」にも著作権が発生する事や、座禅にも
請求された例がある事を知りました。不思議な世界だなあ、と思っておりました。

…と、このような事を思い巡らしその日の19時過ぎにツイッターに書き込んだ訳です。
最後の「勉強しろよ」は担当者が明らかに年下だった事でそういった表現になりました。
今から思えば「勉強してよ」にしておけば良かった、と。
（この一言で、ネット上では「横柄な雅楽演奏家」のレッテルが貼られてしまいました）
「それはさすがにJASRACじゃなく、新手の振り込み詐欺では無いか？」という返信も
ありました。でもそれは無いと確信していました。発信者番号も03から始まる番号が
通知されていましたし、何より過去二回電話を受けた経験がありました。なので、
「売名行為だ」と言われるのには憤慨しました。何も知らないのに勝手だなあ、と。
雅楽は音楽の一ジャンルなんだから、音楽を使用する以上申告すべきとの意見もありました。
これは絶対に違うと思います。そもそも、雅楽は音楽なのでしょうか？9月の公演の際にも、
前日に同会場で狂言会が開催されていました。JASRACは狂言会に対しても申告書を
求めるのでしょうか？求めないでしょう。じゃ、狂言と雅楽の違いは何なのでしょうか？

翌朝起きて、携帯を見ると電源が落ちていました。寝る時にはフルだったのに何故？
私の携帯はリツィートがあるとそれを知らせる機能があります。あまりにものリツィートが
あったが為に電池を使い果たしていたのです。
それからの大騒ぎは、皆さんの知る所です。取材の電話までありました。私は事実関係を
明確にしておこうと、その取材を受けました。その記者さんは事前に文化庁などに
問い合わせをしたらしく、文化庁でも話題になっているとの情報を教えてくれました。
取材を受け、次の現場に向かうために電車で移動していたところ、再び03から始まる
電話番号で電話がありました。私は「また取材かな？」と思いましたが、電車の中
でしたので電話を取りませんでした。マナーモードにしていましたが、結局立て続けに
五回ほど着信がありました。

電車を降りてしばらくするとまた着信が。ここでようやく電話が取れました。
この時点で、この電話主がJASRACの幹部の方とようやく分かりました。
名前も覚えています。この方が本当に丁寧に謝罪下さいました。こちらも行き違いが
あった訳で、売り言葉に買い言葉で言葉遣いが少々荒くなっていたはずですし。
しかし、そんな状況を顧みず全面的にこの方は謝罪してくださいました。
また書類提出に関しても、古典雅楽曲しか演奏しない博雅会にはその必要はありません、
との確約を頂きました。私の中で、この件に関するわだかまりは消えました。
私は少々申し訳無く思い、この電話を切った後すぐに記者さんに電話をしてJASRACから
謝罪があった事、その対応が非常に丁寧だったので、この件に関してもう私は
怒っていない事、書類提出の義務も無いという確約を頂いた以上私は何も言う事は
無い、との旨をお伝えしました。

私の中では、このJASRACからの謝罪電話でもうこの件を終えるつもりでした。
しかしながら、JASRACのホームページに掲載された謝罪文の一件で再び違和感を感じる
事になります。
まずは、謝罪文に関してはＨＰ上に掲載で無くまずは私宛にあるべきでは無いのか？
私宛では無ければ、謝罪文を掲載しますとの連絡ぐらいあっても良くないか？と。
私は、この謝罪文掲載の事実はネットのニュースから知ったぐらいです。

しかも内容がおかしい。JASRACは「新作雅楽曲を使用していないか？の確認作業だった」と
あります。これは絶対に間違いです。過去二回の電話の際には新作雅楽の「し」の字も
ありませんでした。今回の電話でも新作雅楽に言及したのは私の方であって、担当者から
言われた訳ではありません。完全に後付けです。この内容だと、確認作業に反発した
イワサが大人げないんじゃないか？となってしまうじゃないですか。
結局、今回の一件で残ったのはJASRACに対する不信感だけになってしまいました。
もうここの団体とは関わりたくない、と正直思います。

まとめ：

私自身、今回このような騒動になるとは思ってもみませんでした。多くの皆様に
御意見を頂きました。ほとんどは励ましの内容でしたが、中には辛辣なものもありました。
正直、JASRACの問題提起をしようなどといった大それた考えの上でツイートした訳では
ありません。多少腹が立ったのは事実ですが、具体的に金銭を要求された訳でも無いですし、
ネット上が騒げば騒ぐほど私は冷静になりました。寧ろ恐怖を覚えたぐらいです。
私自身、今後も雅楽の演奏活動を続けていく所存です。ツイッターでも宣言した通り、
私は古典雅楽曲しか演奏しません。と言いますか、古典雅楽曲という呼び名にも
違和感を感じているぐらいであり、雅楽は明治撰定譜に記載された曲を言うのであり、
それ以外の曲には「雅楽」という呼称を使ってはならないのでは？とまで思っています。
これには賛否両論あるとは思います。これは私のポリシーでしかありません。
別に新作雅楽曲を演奏する人を揶揄するつもりもありません。実際、私が今から勉強して
そのような技術を身に付けても、恐らくは勝負にならないでしょう。勝負にならない事を
するほど、私も馬鹿では無いという事です。私は私なりの良さがあるのでしょうし、
それを認識して稽古に励む、その一点に尽きます。私は死ぬまでこのポリシーを守ることを
皆様にお約束し、この駄文を締めます。
長文御拝読、誠にありがとうございました。

博雅会　岩佐

「韓国のタクシーは日本人限定で遠回りをして料金ぼったくってる」
http://hamusoku.com/archives/7781476.html
http://matomelog.ldblog.jp/archives/25568727.html
　これも元の記事には「日本人限定で」なんて書かれていない。もちろん日本人観光客も被害に遭ってるだろうけど、「限定」と書いたらウソだ。

「台湾国会で『韓流番組』規制法案が通過見込み」
http://hamusoku.com/archives/5459259.html
　見出しに釣られて「よくやった」「さすが台湾」と絶賛する奴が多数。
　記事をよく読めーっ！
　これ韓国の番組だけじゃなく日本の番組（日本のアニメやドラマも台湾にかなり輸出されている）も規制対象なんだよ。日本の不利益になりかねないニュースを喜ぶって、どうかしてるだろ。
　ニュースの見出ししか読まない人間がこんなに多いということか。メディア・リテラシーの低さに背筋が寒くなる。