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わむらもさんとリヒターについて語り合う会やる。リヒター関係の本、なんか、捨ててしまったのか全然みつからない。
2010-09-12 11:39:34考えてみる。RT @wamulamo: 清水穣は、アブストラクト・ペインティングのことを「複数のゼロ平面のモンタージュ」と言ってるけど、あれはむしろ「ゼロ平面を作るアクションペインティング」という気がする。絵の具を撫でつけることでゼロ平面を表出させる、その痕跡であると。
2010-09-12 13:31:33やっぱ、絵画の技術的な問題って、"塗る"と"描く"と"地を生かす"の三点の構築ではないかな?それで、リヒターのなでるって描くの技法の一つでテクの一つにすぎない。RT:@wamulamo やっぱり、リヒターは「表面をなでる」技法から何か読み取れると思うんだよなあ。
2010-09-12 14:49:58塗るって言っても左官屋さんが土壁やペンキを塗るのも塗るだし、描くっていうと何を描くかって事柄もあるし、なでるっていうとリヒターとかより、ルネサンス絵画とかの丁寧なグラデーションを作るために、素肌にファンデーションを塗り重ねるよう半透明な絵の具を指押さえを重ねるような技法も連想する
2010-09-12 14:54:09リヒター会。リヒターの作家性に注目するわむらも。対して、その清水のまとめに関する哲学的な含意に注視する目玉さん。
2010-09-12 15:28:23今日の課題本はこれ。 http://plixi.com/p/44689474
2010-09-12 15:29:38写真が世界の唯物性を示した。映像によって人間というものが死んだ。これが現代絵画の起源である。リヒターは、見えるもの〈仮象〉の根拠としての見えないもの〈ゼロ面〉を出現させた。…暫定的なまとめ。
2010-09-12 15:33:53オイルオンフォトは、仮象を描く作家としてのリヒターの本質的な作品群である、というのが清水の意見。
2010-09-12 15:35:59仮象は哲学的・美学的に多くの含意があるが、端的にいえばそれは鏡像。写真以前の鏡像には自分・主体がうつっていたが、写真以降は違ってくる。
2010-09-12 15:38:13@ttt_ceinture 以前、清水のリヒター理解について指摘されてたことって何でしたっけ、漠然としか覚えていなくて、申し訳ないです。
2010-09-12 15:40:33@nnnnnnnnnnn リヒターとかポルケあたりは、ラウシェンバーグやJ・ジョーンズとの比較で結構、検討つくところと特殊性みたいのと、あとこれは読み取り側のスタンスで変わりそうだけど、
2010-09-12 15:43:04@nnnnnnnnnnn 敗戦とかお化けみたいなものが含まれる物語性があると読みとるか、無いとしてマテリアルの問題で読むかでないですか?
2010-09-12 15:43:21絵画に存在していた、主体と対象という概念を消し去ったのが写真。しかし写真はそれを見る主体が現れた瞬間に対象に擬態する、その擬態を暴くための装置が、リヒターのフォトペインティングにおける「ブレ・ぼかし」。
2010-09-12 15:43:29@takashiyam おおう。コメントすんごいありがたいです。感涙。
2010-09-12 15:44:09@takashiyam 不勉強なので、まずはゼロベースで読書なう、という感じです。お恥ずかしい。
2010-09-12 15:44:48@takashiyam 林さんの本を引越しのどさくさで見失ってしまったのは痛かった…
2010-09-12 15:45:37@nnnnnnnnnnn これも関連あり、というか、絵画全般。http://twitter.com/takashiyam/status/24259546511 http://twitter.com/takashiyam/status/24259781498
2010-09-12 15:46:01@nnnnnnnnnnn リヒターやポルケは、けっこう、ネオダダ?ラウシェンヴァーグ、J・ジョーンズ、デクーニングの転写の作品とか?、リバイバル的な要素も多いので、その辺をあまり調べずにリヒターの特殊性みたいのに特化すると足がすくわれるというか、リヒターを盲信してしまうこともある
2010-09-12 15:49:52主体と客体を問わないことはできるのでは。問わないから、その状態において、主体と客体とを、それぞれ、ある、とは言えない状態になる、のかなあ。RT @medama: 主体と客体がない状態なぞあるのか?
2010-09-12 15:50:42清水穣の言うゼロ面という概念がユルい気がするので、そこらへんを衝くことがてきたらいいな、というのが今回の読書会の理想的な目標です。
2010-09-12 15:54:23@nnnnnnnnnnn .@wamulamo 18世紀末のピンぼけ絵画の画家、カリエールとか比較するとどうですか?油絵のポンボケ写真風の絵。「ブレ・ぼかし」http://tkamio.at.webry.info/200502/article_23.html
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