あまちゃん市川大河まとめ

ArbUrtla
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リンク twitter.com 市川大河 (@ArbUrtla) op Twitter Het laatste van 市川大河 (@ArbUrtla}. ウルトラマン放映開始、ビートルズ来日の66年生まれの文章屋。 ノスタルジィでサイバーで、パンクでレゲェでアートでサブカル。神社と天皇制は大嫌いだが、仏閣と古墳が大好きで。右も左もファンタジー。ウルトラマンとARBと沖縄と市川森一と狩撫麻礼と松田優作と映画とSFを愛する不良中年。プロフのURLは映画・ドラマの探索紀行. Tokyo
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』『木更津キャッツアイ(02年)』『流星の絆(08年)』に顕著だったが、クドカンは「悲劇に見舞われた登場人物」を悲劇に飲み込まれない明るさで描く。それは「悲劇に負けない強さ」のマッチョイズムではない。「それでも生きていく」人のバイタリティへの信心だ #あまちゃん

2013-05-01 12:53:37
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』かつて『新世紀エヴァンゲリヲン』なるアニメ他では「14歳」が頑なにキーワード世代にされていたが、『あまちゃん』は徹底して「17歳」を人生の鍵年齢として扱っている。作劇的に興味をそそられるのは前者なのだが、実際に描く事が難しく、なお人生で大事なのは後者。#あまちゃん

2013-05-18 08:31:10
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』かつて『新世紀エヴァンゲリヲン』なるアニメ他では「14歳」が頑なにキーワード世代にされていたが、『あまちゃん』は徹底して「17歳」を人生の鍵年齢として扱っている。作劇的に興味をそそられるのは前者なのだが、実際に描く事が難しく、なお人生で大事なのは後者。#あまちゃん

2013-05-18 13:08:13
市川大賀 @ArbUrtla

【ネタバレ】今日うかがったNHKでは『あまちゃん』収録スタジオの前をちょっと通りすがったが「レッスンスタジオのようなセット」でアキやアイドル候補生たちがレオタード?っぽいレッスン着を着て、指導しているのは春子だった。時期的に東京編?「伝説のアイドル・春子直伝編」か #あまちゃん

2013-05-18 13:29:32
市川大賀 @ArbUrtla

あまちゃん:じぇじぇじぇの真相 http://t.co/JRifK24PEO確かに「イマドキの女子高生」は方言を毛嫌いする。そこから生まれるドラマも勿論あるんだろうけど、クドカンは「東京で生まれ育ち、そこでパージされた女子」を主人公にすることで、方言好き女子高生を無理なく描ける。

2013-05-18 18:31:40
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』いわゆる(ネットで言う)死亡フラグ・遺影フラグが立ちまくる忠兵衛の写真撮影。頑なに拒む夏婆っばと忠兵衛を見やり交錯するアキ。そこに招かれる正宗。「家族を一枚の写真の中に、永遠に封じ込めたのはちゃんとアキ。 #あまちゃん

2013-05-20 12:49:29
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』春子が歌う『潮騒のメモリー』2番。そこにはユング心理学で読み解かれる「海=死」のイメージがインモラルに取り込まれている。これは忠兵衛の死を予測させるのか。「三陸の死」なのか #あまちゃん

2013-05-20 12:51:31
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』「がんばるってことは、つまり報われてないってことなんでしょう!?」ユキの言葉は一言で人間の真理を突く。「私とアキちゃんは一蓮托生なんです!」それを積み重ねてくるだけの期間。それをクドカンは丁寧に書いてきた。 #あまちゃん

2013-05-20 12:53:45
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』試験に必死に「頑張る」アキは、映像力学で言うところの「不安の左側右向き」案の定、アキのテストは3点(笑) そういう基礎を知って観るだけでも色々「ちゃんと地に足が着いた映像と脚本の作り方」だというのが解る。 #あまちゃん

2013-05-20 12:56:55
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』スナックリアスでの「自分の目の前しか見えてないアキ」「娘のプライドが自分のプライドである母・春子」が新キャラ・水口を通じて自然に描かれる。古代の蟻入りの琥珀に感動する塩見三省の演技もテンションが高く作品の雰囲気を壊さない。正宗の存在含め生理を自然に描く #あまちゃん

2013-05-20 13:00:30
市川大賀 @ArbUrtla

「そこ」なんです。どの媒体の取材でもクドカンは「当たり前の三陸と人々の姿を笑いと共に描きたい」と答えてました。それは目をひん剥いて仁王立ちで「頑張ってる私」を押し付ける作劇よりもずっと難しいんです RT @simanekomama 今日のユイちゃんのセリフはぐさぐさきましたねー。

2013-05-20 13:19:47
市川大賀 @ArbUrtla

今も書きましたが、あのユイの一言には「現状の北陸」に対する無責任な「頑張れ」論調への批判とやるせなさが詰まっていました。でもクドカンはそれを絶対に社会派っぽくは描かない。根性努力ドラマにはしない。一流だからですね。 RT @sh_satosh 今日一番印象的なシーンでした。

2013-05-20 13:22:13
市川大賀 @ArbUrtla

何「ユキ」とか回転だ僕は(笑)何を勝手に「アキ」と「ユイ」を足し算してるんだ(笑) 今日の『あまちゃん』一言実況雑感で「ユキ」って書いたのは「ユイ」ですから(笑) #あまちゃん

2013-05-20 13:24:54
市川大賀 @ArbUrtla

@simanekomama よく「鬱病の人に『がんばれ』を言ってはいけない」と言いますが、今の三陸、下手をすると今の日本全体が鬱病みたいな物で。シマネコさんがいつもRTしてくれる情報等を見ても色々考えさせられます。「それ」をクドカンは「楽しい娯楽」でさらっと書く。天才ですよねぇ。

2013-05-20 13:35:30
市川大賀 @ArbUrtla

そういえば、何かと比較される(同じNHK朝ドラの直結作品だから当たり前だけど)前作『純と愛』で、やはり父親役を演じた武田鉄矢氏が80年代に「がんばれ!がんばれ!頼む!がんばれ!がんばってくれ!」という歌詞の歌を作り歌って大ヒットさせていたのを思い出した #あまちゃん

2013-05-20 13:38:10
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』『潮騒のメモリー』2番の歌詞を読むと、その不吉な歌詞や言葉遣いのあり得なさに思わず『宇宙刑事シャリバン(83年)』『美少女歌手が歌う危険なヒットソング』でアイドル少女が歌う『幻ブルース』を思い出した。ありえない一致じゃない『ゼブラーマン』もクドカンだ。 #あまちゃん

2013-05-20 15:05:00
市川大賀 @ArbUrtla

既に『木更津キャッツアイ(02年)』で薬師丸ひろ子嬢を、『マンハッタンラブストーリー(03年)』で尾美としのり氏を、それぞれ既に起用していたクドカンは、きっと『あまちゃん』では加えて更に鶴見辰吾氏と石原真理子嬢を起用したかったに違いない。理由は皆各自で調べよう(笑) #あまちゃん

2013-05-20 23:30:51
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』『君に胸キュン』が流れる中、オーバー露光で「先輩からの告白」アキが右側に常に配置されてることからも「言われなくても夢だとわかりますとも」(笑) #あまちゃん

2013-05-21 12:47:55
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』「いい加減目を覚まして!」「今目を覚ましたところじゃん!」(ヒロシ ガタッ!)そこからの展開として描かれる「ネットのオワコン好き現実」 #あまちゃん

2013-05-21 12:50:14
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』「おふくろが嫌いになったんじゃない。いずれは古巣に帰ってくるだろうけれど(by・石橋凌)」夫婦の間に流れ、人の中に流れる「原風景と人の人生」滑稽に見える大吉の前で、シビアに展開される「離婚の儀式」クドカンの方程式は、サンタと河童と海坊主に行き着く #あまちゃん

2013-05-21 12:53:52
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』一つの形としての夫婦の「終わり」を告げる「サンタクロース」アキは「信じて」いる。その力がやがて人と人を繋ぐ。今離れていこうとする父と母をも繋ごうとするアキ。「頑張るのではなく、包む『信じる力』で」サンタのまま去る父。嫁の実家を去る夫。大吉と握手する正宗 #あまちゃん

2013-05-21 12:58:31
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』「幸せにしてやれなくてごめんなさい」男はどれだけ強がっていても亭主関白を装っていたとしても、心の中でそこへの贖罪を背負い続けて生き続ける者なのだ。「強く、優しくなくては生きる資格がない」というチャンドラーの有名な言葉は、常にすべての男性の中で戒めている #あまちゃん

2013-05-21 13:01:03
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』「夢の中の告白」ではじまり「夢のような別離」で幕を閉じた本話。春子は「自分の全てを解っている全て」から遠ざかりたかった。忘れられたかった。正宗は「全て解っているからこそ、きっと別離はあり得ない」と信じたかった。そしてアキは「解って欲しかっただけ」なのだ #あまちゃん

2013-05-21 13:06:49
市川大賀 @ArbUrtla

『あまちゃん』愛し合った者同士の別離は、いつだって切り出す側にとっては全て考えつくした上での結論であり、切り出される側にとっては青天の霹靂である。そこで涙を招こうと時間を引き延ばそうと「再審」はあり得ない。それでも人の心はそこに「未練」という形で残る。 #あまちゃん

2013-05-21 13:09:46
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