内藤正典氏（イスラーム地域研究、同志社大大学院教授）が読み解くトルコ・イスタンブール騒乱

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ヒズブッラーの指導者ナスラッラーはシリア人の殺人者とシリア反体制派。 クサイルでの殺戮について。いよいよ悪い方向に進み始めた。スンニー派もシーア派も、宗教指導者が、シリアの内戦を終わらせるために知恵を出すべきなのに。http://t.co/Slf1LfE61N

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シリア政府軍がイスラエル側を攻撃したからとしてイスラエル軍が反撃。いよいよ悪化している。 http://t.co/IzHmXdF5YW

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オランダ在住トルコ人の大学進学率は6%、全国では19%に対しかなり低い http://t.co/hlxQJ5cOHn

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スウェーデンに限らず、西欧での「寛容」には、他者の価値観にも学ぶべきところがあるのではないかという想像力が欠落している。哀れな状況だから庇護してあげなきゃ、という憐憫のみ。 http://t.co/vvGJTav4Y5

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トルコの酒広告規制。確かにイスラームに従った政策だし、世俗主義を崩しているが、やっと日本並みの規制になっただけのこと。元々、一定の血中アルコール濃度なら罰せられなかった。 http://t.co/qPAULrEyIK

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トルコ副首相、ヒズブ ・アッラー (ヒズブッラー、神の党)をヒズブ・シェイタンに変えちまえと。ヒズブ=党、シェイタン=悪魔 http://t.co/ogSxXtIwgF

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トルコ、世俗主義&ナショナリズムの野党CHPの党首、エルドアン首相を「シリアのテロリストの頭目」と非難。多分、ヌスラ戦線をトルコ政権が支援してるという意味だろうが、それではこの野党はアサド支持？世俗主義政党がとっくに終わってる証拠http://t.co/48cUbLO17L

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シリア、首都機能をアラウィー派拠点のラタキア、タルトゥースに移転か？外交関係文書をタルトゥースに移送。 http://t.co/sQ22StC5CA

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アンカラで起きた「路チュー」騒動だが、メトロバスというバスの停留所で交通局が「Sayın yolcularımız lütfen ahlak kurallarına uygun hareket ediniz＝乗客の皆様、どうか道徳に従って行動してください」というアナウンスを流し

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それに反発した世俗派の人たちが何人か、停留所で路上のキスを実行した。それに反発した極右が「ここは敬虔なムスリムの多い地区だ、わきまえろ、血を流してもイスラームが勝利する」などと叫んで襲いかかったとのこと。トルコ側報道では、イスラーム過激派の襲撃ではないようだ。

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この極右は、灰色狼の指サインをしていたから、極右だと報じられている。どっちもどっちだな。世俗派もこういうくだらない挑発しかできないようでは、本当に、終わっている。

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従って、「リア充」への反発との関係もなさそうです。

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それにしても、Hurriyet紙が出している現場の写真を見ると、「僕とキス、ただだよ」的なプラカードを兄ちゃんたちが持っていて、あまりにくだらん。

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トルコの政治勢力と思想の状況をみていると、（日本よりははるかにマシだが）、世俗主義＋ナショナリズムの国民国家護持派は、もはや見る影もなく、衰退している。

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ヒズブッラーがシリア内戦でアサド政権側に加わってヌスラ戦線などと戦っていることで、中東のムスリムは混乱に陥った。これまで、ヒズブッラーがシーア派であっても、レバノンにおいてイスラエルに抵抗する主たる勢力であったために、シーア派という宗派性を超えた存在だった。

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しかし、今回、アサド政権側についたことで、スンニー派は、ヒズブッラーがまるでシリアを支えるイランのエージェントになってしまったと落胆している。

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ヒズブッラーがスンニー派の強硬派であるヌスラ戦線と死闘を演じれば、イスラエルを喜ばせる結果となる。ヒズブッラーは、イスラエルにとって脅威だったから。ヌスラ戦線も、いずれイスラエルの脅威となるのだから、ここでヒズブッラーと潰し合いになれば、イスラエルには好都合。

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オランダの世論調査の結果を見た。いま選挙をしたら、連立与党の自由民主党と労働党は敗北し、反イスラームを掲げるヘイルト・ウイルダースの自由党が第一党との予想。社民勢力の労働党支持層は、より左派の社会党へシフトしているようだ。

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注目すべきは、現在、ヨーロッパで反イスラームを掲げ、ムスリム移民排斥を主張しているのが、「極右」ではないということである。ウイルダースの自由党も、リベラルが先鋭化したものであって、ナショナリズムが先鋭化したのではない。

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リベラルと言っても、我々に馴染みのあるリベラルは、アメリカを想定していて、その延長線上で、日本のリベラルを論じる。しかし、ヨーロッパのリベラルは意味が異なる。自分達の自由を脅かす輩を排除するリバタリアンが、リベラル派から突出し始めている。

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極右も排外主義を叫んでいるが、誰も注意を払わない先鋭化した「リベラルの排外主義」は、もっと危険である。彼らには、ナショナリストの自覚も、エスノセントリズムの高揚感もない。「自由」を求めていると主張し、そのためには押し付けがましい宗教を信じるムスリムが邪魔だというのだ。

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共和党マケイン上院議員、トルコ側の手引きでシリア国内の19の反政府勢力司令官と3回の協議。オバマ大統領は米国を掌握していない、と。で、どうするつもりなのか？民主党の大統領のもとで元大統領候補が出てくるのも奇っ怪 http://t.co/0JUPrtHXoh