内田樹×岡田斗司夫 「評価と贈与の経済学」出版記念トークライブまとめ
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○どんなにコンテンツがしっかりしていてもダメで、どんなに中身がつまんなくても、ライブで今思った話をする。今思った話だから、例えとかクドイ訳、なんどもなんども同じ事をいっても、みんな起きている訳。話なんかいくらでもグダグダしても大丈夫。
2013-06-13 01:30:10●じゃあ、さっきの男の人で自分に自信が無い人には上から目線に思われるのは? ○自分がオーディエンスとして想定されていないと思っているからなんだよね。自分が「ねえ皆さん」に入っていないと思っている。
2013-06-13 01:30:37●上から目線と思っていない? ○教壇上から目線。先生として教壇の上から話しているという状況が一番話しやすい。まわりも女子学生カテゴリとして見えちゃう。岡田さんは言われない?
2013-06-13 01:31:00●僕は自分は「上から目線だ」と言い切っているので楽です。上から目線だからこそ丁寧に説明します。ただ、分かってもらえないと寂しいから、ブレイクダウンしていくと、オレもそんなに賢いわけじゃないんだと分かる時がある。
2013-06-13 01:31:20●本って、著者側が(ホワイトボードに波線を書いて)こう書いていて、読者側がそれに対していろいろな読み方をする。外れて読んだり、内側に入って深く理解したり。でも、最後にだんだんとシンクロして行って一致すると感動的な読書体験になったりする。
2013-06-13 01:31:43●最初がガタガタでも、最後のシンクロになると「よく書いていただきました」って話になる。まるで後半のシンクロ状態の蜜月期間が何物にも変えがたいってのがファンとして発動すると思うんですけど、上から目線に感じる人は、後半になってもシンクロせず、幸福な読書体験にならなかったのではないかと
2013-06-13 01:32:13○相性があるからね。100人のうちの99人と上手くいくことはありえないからね。 ●でもベテランとしては100人のうちに100人は無理としても40人、50人にするってテクニックは持っているわけじゃないですか。
2013-06-13 01:32:40○ないね。12~3%くらいじゃないかな。しょうがないと思うよ、好き嫌いなんだから。全然気にしない。日本で気持ちの良い読み方をしてくれる読者って、たぶん2、3千人じゃないかな。誰が書いても。 ●それは、怖いというか、切ないというか。
2013-06-13 01:33:00○いいと思うな。一生かかって全員に会えるかと言えば、会えないわけじゃない。一期一会だもん。 ※会場からの質問に関しては省略しました。
2013-06-13 01:33:27