『AKB商法とは何だったのか』感想から見えてくる「テニミュ文化とは何なのか」

『AKB商法とは何だったのか』の感想と それに啓発されたテニミュの話+α
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朋香 @4_n

さやわかさんの『AKB商法とは何だったのか』 そもそもの、“日本の年間シングルヒットチャートを読み解く”ってのがちょー面白い! エキサイティング! すごく興奮する! 数字で見えるものって、なんでこんなにゾクゾクするんだろ? この高揚も、音楽チャートの形骸化を進めたのかも。

2013-06-11 22:31:54
リンク www.taiyohgroup.jp AKB商法とは何だったのか - さやわか / 大洋図書 現代日本は「アイドルの時代」だ!『AKB商法とは何だったのか』著 さやわか
朋香 @4_n

【AKB商法とは何だったのか・感想】 今まで漠然と『アイドル』という言葉を使っていたけど、本書で1971年から現在までの「『アイドル』と呼ばれる者の変遷」を、日本人にとってアイドルはどんな存在だったのかという視点で解りやすく整理していて、すごくスッキリした! 加えて、

2013-06-12 19:43:03
朋香 @4_n

【感想】 ファン側の記録よりも、アイドル本尊側の記録からそれをまとめているのが、面白いなぁと思った。『アイドル』を担ぎ上げるのは受け取り手であるのに、『アイドルとは何か』をつきつけるのはアイドル本人なんだなぁ。どちらが先に仕掛けた(望んだ)のか。

2013-06-12 19:48:32
朋香 @4_n

ミュキャスについても、1st初演からの周辺歴史をまとめてるのが欲しいなぁ(TωT)/~~~ 私は1st峰初演からで、1st初演と再演の現場を生では見ていないので、どなたかに改めて当時のお話を伺ってみたい。 あと海外公演行った方のお話も生で聞いてみたい。 (どれも当時にレポは読ん

2013-06-12 19:53:41
朋香 @4_n

【感想】 エビ中について、「アイドルとは演じられた存在」だということを突き詰めたグループとして紹介されていて。去年出た『ユリイカ』小劇場特集のさやわかさんの記事も併せて読み直してみた。

2013-06-12 20:08:11
朋香 @4_n

【感想】 “『演劇をやっている行為をやっている』ものがポップカルチャーの領域で一般的に評価されるようになってきた”のところ。 今のアイドルは、求められる自分のキャラクターを演じる表と、その裏側で演じるために成長しようとする姿の二層構造。 それってテニミュじゃん!

2013-06-12 20:12:51
朋香 @4_n

以前、「演技を極めた存在がアイドル」であるというお話を伺って。少ハリちゃんが実在アイドルだったのは、演技することを舞台の外に持ち出したからだなんてお話もしたのだけど。 もしかして「アイドルにリアル(裏側/人間らしさ)を求めると、役者になる」のかなぁって。

2013-06-12 20:22:13
朋香 @4_n

【感想】 48系の今後についての予想で、伝統芸能のような位置づけに変化するというもののところ。『AKB0048』で「9代目〇〇」みたいに襲名制をしていたように、芸能界の枠組みを超えた固有のエンタテインメントとして存続する可能性を示されていたけど、

2013-06-12 20:41:53
朋香 @4_n

【感想】 それってテニミュじゃん!(2回目) 今なんて 7代目越前リョーマ まできているよ? 0048を知った時はここまで思わなかったけど、漫画を襲名する現実の俳優、現実のアイドルを襲名するアニメキャラクター、面白いね!

2013-06-12 20:46:29
朋香 @4_n

なんでもかんでもテニミュに持っていこうとするbotじゃないですよ\(^o^)/ でも、2ndになった当時、テニミュは新しいスタンダードを目指すべきって私主張していたけど、もうその時すでにテニミュはスタンダード化(独立した伝統芸能化)の一歩を歩んでいたんだなぁと驚いたのです。

2013-06-12 20:59:05
朋香 @4_n

表のテニミュは、スタンダード化ではなく新しくなろうとして、失敗して。 裏のテニミュは1stの模倣をして「作られたバックステージ」になって、失敗して。 どうやら正解は逆だったのかしらね。 これは1stの時にメディアに力を持っていた人たちによる弊害だと思ってる派。

2013-06-12 21:04:02
朋香 @4_n

私、テニミュの魅力の一言目を「キャストの成長」って言われるの、大嫌いなの。それに、この言葉が出てきた当時(全国大会以降だと認識してます)、もうキャストのレベルかなり上がってきてて、実際に公演中に実力が向上したキャストなんてほとんど居なかったと思っていて。二重で不適切だよなーって。

2013-06-12 21:07:16
朋香 @4_n

【感想】 DDの可能性と、カルチャライズのお話もすごく面白かった! 私は、「AKB商法とはカルチャライズのための手段」だったんだという考えになりました。そして、カルチャライズの重要性と、恐ろしさを同時に感じている。究極的なカルチャライズは、本質を殺してしまうんじゃないのかなって。

2013-06-12 21:27:14
朋香 @4_n

さっきの2ndSの失敗の話。これってカルチャライズの失敗で本質が壊れて、元々抱えていたファンが離れてしまったってことだよね。 異文化コミュニティに歩み寄るためにはカルチャライズが必須だけど、迎合して良い部分、曲げちゃいけない部分がある。

2013-06-12 21:31:05
朋香 @4_n

【感想】 きっとアイドルさんだと、それが簡単なんだろうなー。それは今のアイドルが、“楽曲よりもアイドル自身が重要”な存在になっているから。それは「作られた裏のキャラクター」が保持されればなんでもいいのかなーって。“ファンがアイドルに失望する”ことは有り得るのかしら?

2013-06-12 21:38:19
朋香 @4_n

【感想】 スキャンダルなんかは「作られた裏のキャラクター」に失望させる要素なのかなって思ったんだけど、でも48系さんの現状を伺ってみるとどうやらそうでもなさそう。ファンがアイドルに失望できない社会になってきていたりしないかしら?って今、疑っている。

2013-06-12 21:41:05
朋香 @4_n

【AKB商法とは何だったのか・感想】 現場を接続する=多様性を全面展開させることで、“どんな「現場」でもアイドルを楽しむ”姿勢が浸透し、DDが一般化するっていうのは、まさしく当たると思う。 だって、テニミュがまさしくそうなのです。(本書を読んで気付きました)

2013-06-12 21:49:13
朋香 @4_n

昨日ちょうど友人が、テニモンは苦手なキャスをにおわせている人をあまり見ないという話をしていて。私も以前から、他のファン文化ではDDって否定的扱いだけど、テニモンの間ではむしろDDであることが望ましいような、一人のキャス・キャラしか好きじゃない興味がないって人のが避けられる印象で。

2013-06-12 21:55:58
朋香 @4_n

【感想】 これってなんでだろうと思っていたのだけど、本書でとても納得できた。 テニミュは今10周年を迎えているけど、主人公のリョーマは7人目(キメちゃん入れてます)。回転がすごく早い。“どんな「対戦校(キャスト)」でもテニミュを楽しむ”ことができないと、ファンを続けられない。

2013-06-12 22:02:59
朋香 @4_n

だから、テニミュを好きになるにはDDになれるかどうかが重要で。 テニミュに関するものに対してDDでない人は、テニモンとみなし難く、損をするのかなぁって。(チケット交換譲渡的な意味で)(テニモン文化の形成は、チケット事情と切り離せないと思っている)

2013-06-12 22:08:52
朋香 @4_n

この、DDじゃないといけないって感じ、さっき「アイドルに失望できない社会になってきていたりしないか」と疑っているのに似てる。 先日読んだパクツイの記事http://t.co/VOQik9MVOi の「僕にはパクツイしかないんです!」って言葉を思い出す。(この記事の真偽はともかく)

2013-06-12 22:30:32
朋香 @4_n

【感想】 DD文化が極まると、今度は好き嫌いをハッキリ言わせてくれって主張が出てくるのかもなぁとか。シーソーゲームですね。 社会ってやっぱり面白いなー。

2013-06-12 22:35:54
つぼちゃん @77a_ht

「“ファンがアイドルに失望する”ことは有り得るのかしら?」→無いと思う。前述の通り「『アイドルとは何か』をつきつけるのはアイドル本人」である限り、ファンはそれに沿ってアイドル像をその都度変容させながら受容していく。そうしないと生きていけないから。

2013-06-14 10:09:16