ストーリー4コマを原作にストーリーを描いたアニメ『けいおん!!』
けいおんは「ストーリー四コマを原作にしてストーリーをやったアニメ」として記憶されるといいと思うんだけど、そのためには四コマ原作アニメの前例を押さえる必要があるかな
2010-09-19 03:11:07「ストーリー四コマ」っていうのは、四コマ一本でオチを付けずに話が続く作品のことをいうのです(今回は更に「時間が進む四コマ」の意味でも言ってます) RT @kurosatoumirin: @izumino サザエさんとかカリアゲくんみたいなのは入らないんですかねえ?
2010-09-19 03:20:18@izumino 特筆すべきはその話のふくらませ方の上手さというか。元の四コマのゆるいテイストを残しつつ、いい話に仕立てあげてるのは凄いと思います
2010-09-19 03:14:47「ストーリー四コマのストーリー面を強化する」ってアプローチは珍しい気がするんですよね RT @habaneroP: @izumino 特筆すべきはその話のふくらませ方の上手さというか。元の四コマのゆるいテイストを残しつつ、いい話に仕立てあげてるのは凄いと思います
2010-09-19 03:17:58@izumino ですね。「らき☆すた」だと元のゆるさを完全再現することに重きを置いてましたし、ひだまりスケッチの場合は演出を強化+一話30分に小ネタ三本の形式で映像としてのテンポに重きを置いてた印象があるので、ストーリー面の強化というと珍しいですね。
2010-09-19 03:21:15@izumino 『けいおん!!』は強く構造化されている印象をうけますね。同じ制作会社が手がけ、同じ「ストーリー4コマ」を素材にしている『らき☆すた』が、置き換え可能なスケッチの連続であることを考えると、印象的です。
2010-09-19 03:28:53要は、ストーリー四コマを原作にすることで、一話の中に四コマの起承転結(小さなオチ)がいくつも入る作風になる。これがオフビート感を生むので、オフビート演出に不慣れな人にとっては「ゆるくて脚本のしっかりしてないアニメ」に見えちゃう。でも実際は、
2010-09-19 03:27:27オフビート感をうまく活かしながら「最終話に至るテンション」を高める演出に挑戦するアニメになってる(だから「クる人にはクる」アニメになってる)
2010-09-19 03:29:07この「クる人にはクる」という感情の動きを、個人的には<仮定の過去への追憶>と呼んでたりw RT @izumino: オフビート感をうまく活かしながら「最終話に至るテンション」を高める演出に挑戦するアニメになってる(だから「クる人にはクる」アニメになってる)
2010-09-19 03:38:54@izumino 「びんちょうタン」がストーリー重視の4コマ原作アニメだったような…。原作もアニメも半端にしか触れてないのですが。
2010-09-19 03:38:21@izumino 『かなめも』もストーリー4コマのアニメ化でしたね。ただ、アニメ化にあたって主人公の性格がまるで別物に改変されてたので賛否両論でしたが。
2010-09-19 03:45:53@izumino 連載の四コマが、ストーリーのインプロビゼーション(即興)だとすれば、けいおんはそれでシリーズを通したコンポジション(構成)をやった、って言い換えられそうですね
2010-09-19 03:37:29もちろん、シリーズ構成のコンポジションはどの四コマ原作アニメもやってると思いますが…。ここまではっきりと「感動の最終回にもっていくような仕込みを全話通してやります!」っていう構成を実際にやった(しかも成立してる)ケースは珍しいのでは? って視点ですね。珍しいというか、初めて?
2010-09-19 03:44:54@izumino 音楽の例えを借りれば、ずっと「サブドミナント/ドミナント」のコードが叩かれているような…「終り(卒業)を迎えてしまう不安の予兆」が奏で続けられているわけで、24話でカタルシスが訪れるように設計されていると感じてしまいますw
2010-09-19 03:50:08適切な喩えかと RT @smithnagano: 音楽の例えを借りれば、ずっと「サブドミナント/ドミナント」のコードが叩かれているような…「終り(卒業)を迎えてしまう不安の予兆」が奏で続けられているわけで、24話でカタルシスが訪れるように設計されていると感じてしまいますw
2010-09-19 03:52:43