【あすはな先生】研修会~ABAを学習指導に活かす~

2013年6月16日(日)に行われた、先生向け研修会の内容です。 時間の関係で、触りぐらいしかお話できていませんが一度ご覧ください。 指導の方法は後日、簡単にブログに掲載予定です。
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あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

おはようございます! 本日、あすはな先生研修会です。 生徒さんを担当している先生たちへ専門的な知識などを学んでもらいます。 (写真は朝一の打ち合わせの様子です。) http://t.co/h9vJmwN4NY

2013-06-16 08:50:55

研修会は、1回目参加の先生と、2回目以降参加の先生で講習の内容が違います。
ツイートは、2回目以降参加の先生用講習の内容です。

講習の内容は「ABA(応用行動分析)を学習指導に活かす」です。

あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

本日のあすはな先生研修会。 講習のテーマは【ABA(応用行動分析)を学習指導に活かす】です。 療育の現場で使われるABAですが、私たちは学習指導にも活かせると考えています。 簡単な基礎と、どのように活かせるかをお伝えします。 http://t.co/BVebK0Cm9v

2013-06-16 10:29:22
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あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

①ABAとは? 行動分析(行動の原因を解明し、行動に関する法則を見出そうとする科学)を、臨床場面で活かすこと。 実際の現場で、起きている行動の原因を考え、それを変化させていこうとすることです。 #あすはな

2013-06-16 10:35:08
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

②行動って? 次のことは【行動】でしょうか? ・電車にひかれる・怒られる・笑わない・座っている さて、どうでしょう? #あすはな

2013-06-16 10:38:29

「行動かどうか」の答えを載せていませんでした…。

答えは【どれも行動ではない】です。
行動とは、行動とは死人にはできないこと。
見える、聞こえる、数えられることが大切(「受け身」「否定(~ない)」「状態」は行動ではない)です!

あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

③先ほどの答えは後ほどお伝えします(*^^*) 【行動を変化する/させるための 専門用語】について説明していきます。 ※行動を変化する、とは。0→1も含み、行動の頻度が変化することを言います。 #あすはな

2013-06-16 10:41:56
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

④まずは、「行動随伴性」。 行動直後の状況の変化が、行動に与える影響(行動が増えたり減ったりすること)の関係のことです。 例えば、 ・友達と話す ・冗談を言うと笑ってもらえた ・笑ってもらうために、別の冗談を考える などです。 #あすはな

2013-06-16 10:48:37
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

⑤次は「好子(こうし)・嫌子(けんし)」 行動直後に現れることで、行動が増える刺激のことを【好子(こうし】 行動の直後に現れることで、行動が減る刺激のことを【嫌子(けんし)】 といいます。 #あすはな

2013-06-16 10:56:29
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

⑥④の例で言うと、「友達が笑う」という刺激によって冗談を言う頻度が増えます。この場合、「友達が笑う」ことが好子となっている、ということです。 もし冗談を言っても「友達が笑わない」と冗談を言う頻度が減ります。ここでは、「友達が笑わない」ことが嫌子になります。 #あすはな

2013-06-16 10:59:13
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

⑦「強化(きょうか)」 行動直後の変化により、その行動が増えることを強化といいます。 強化は、⑴好子が現れる⑵嫌子が失くなることで起こります。 #あすはな

2013-06-16 11:22:39
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

⑧例えば、⑴スイッチを押すと明かりがつくことが分かると、スイッチを押す行動が増えます。⑵また、傘をさすと雨に濡れないことが分かるので、傘をさす行動が増えます。 この場合、「⑴明かりがつく」ことが好子、「⑵雨に濡れる」ことが嫌子となります。 #あすはな

2013-06-16 11:22:59
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

⑨「弱化(じゃくか)」 強化と逆で、行動が減ることを言います。 ⑴嫌子が現れる⑵好子が失くなることで行動が減ります。 #あすはな

2013-06-16 11:28:55
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

10:例えば⑴ストーブに触ると火傷をした場合、その後ストーブに触ることは失くなります。⑵友達といる時に失礼な発言をすると、今まで笑顔だったのが消えると、失礼な発言をすることが減ります。 「火傷をする」ことが嫌子、「笑顔が消える」が好子ですね。

2013-06-16 11:29:12
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

11:また、随伴性がない(行動が起こらない・状況が変化しない)ことでも、行動の頻度は変化します。 状況が変化しないときに、行動が増減するとはどういう時でしょう? #あすはな

2013-06-16 11:41:29
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

12: 例えば、友達に挨拶しても反応がない(変化がない)と、挨拶する行動は減ります。 これを「消去」といいます。 また、騒いだときに怒られない(変化がない)と騒ぐ行動は増えますね。 これを「復帰」といいます。 #あすはな

2013-06-16 11:42:13
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

13:「先行条件」 行動の前の状況や刺激が、その行動に影響を与えることをいいます。 「おはよう と言う」という行動の前にはどんな状況や刺激があるでしょう? 例えば、・朝一番に会う・おはようと言われる・その場ではおはようと言うように指導されている…などなど。 #あすはな

2013-06-16 11:46:26
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

14:専門用語がたくさん出てきましたが、ちょっとまとめ。 行動の前に起こり、その行動に影響を与える状況や刺激を「先行条件」といいます。 行動をした結果、状況の変化が起こり、その変化が行動に影響を与える(強化・弱化)することを「随伴性」といいます。

2013-06-16 12:14:37
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

15:この一連の流れを理解して、学習指導や、ソーシャルスペースの指導に活かしていけるようにしています。 この基礎を理解しただけでは、難しいところもありますが、行動に意味があることを考えることができると思います。 今回は1時間半の時間枠だったので簡単に説明しました。 #あすはな

2013-06-16 14:25:33
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

16:今後も基礎知識講習の場合は、こちらでも分かりやすく伝えていけるようにしたいと思います。 午前の講習は、以上です。 午後からは、先生たちの悩みや困りごとなどを話し合う時間です。 #あすはな

2013-06-16 14:27:09

ここからは、午後の部です。

あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

あすはな先生 研修会の午後の部が始まりました! 先生自身から出された各テーマにわかれて、ディスカッションが行われています。 それぞれの先生の経験や考えをシェアしながら話し合うことによって話も深まります。。。 http://t.co/sWFhlr1WfR

2013-06-16 14:26:09
あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

17:ディスカッションテーマのひとつが「同時・継次処理の見極め方」。 自分達がどちらの処理なのかを伝え合い、特性を話し合うことから始めました。 互いの特性で驚くことが出てきたようです。 #あすはな http://t.co/ONv6Tss9Ke

2013-06-16 15:17:48
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あすはな先生 運営事務局 @asuhana_teacher

18:因みに。 (同時処理)複数の要素に関連性を見出す能力 (継次処理)順を追ってひとつひとつ処理する能力 です。 どちらの処理能力が優位に働いているかで、考えられます。 #あすはな

2013-06-16 15:24:03