CBTとABA ─対話か対決か?─
昨日は、質疑応答が割とグダグダになってしまったんやけど、その原因は自分が質問の内容をあんまり理解できていなかったから。バックグランドが違う人たちの使う言葉の意味とか、その言葉の前提とか背景とか文脈がわからないわけ。
2015-01-13 11:08:41でもせっかく質問してくれてるのに(特に学生さんとかが)「それってどういう意味?」って逆質問しまくるのも弱化的かなあと思って遠慮してしまったんやけど、今度からわからないことはちゃんとわからないと言おう。
2015-01-13 11:10:37自分も含め行動分析の人は概して仮説構成概念を交えた議論が苦手やと思う。 「その『概念A』は『概念B」とは違うものなのでしょうか?」 「???『概念A』と『概念B』って具体的にどういうものですか?」「別とか同じ以前にその概念って必要なんですか?」ってなっちゃう。
2015-01-13 11:17:44しかしそれだと「殴り合いw」できないので、相手の土俵にも立てるコミュ力が必要であると思いました。まあ勉強が必要だということですね。 RT @kosukesa: @kenichi_ohkubo それでいいと思います。だからこその行動分析
2015-01-13 11:20:18@kenichi_ohkubo まあ畑違うと言葉も違うし、試したりしてる訳じゃなくて、あんまそういう用語を自分たちは使わないけどこういうことを指して言ってる?って前置きをして質問する分にはええんとちゃうかな?言葉の定義を共有するってのは学問する上で大事やし。
2015-01-13 11:40:59@cocorosh @kenichi_ohkubo 概念の話から溝を埋めようとするから手間やねん。共通する数字を中心に互いに話せばいいのになあと思う。何が何回増えたのか減ったのか、何が何秒短くなったのか長くなったのか。いろんな分野がまとまるには単位の統一が必要な気がします。
2015-01-13 11:45:24@aloha_koh @cocorosh @kenichi_ohkubo 聞いたところでは行動分析の中でも「増えた減った」だけで「どれくらい増えた減った」の量的な部分に踏み込まない人がいると
2015-01-13 11:48:32@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo そうやってくから現実から離れていくんです。そういう学問も必要だ、とおっしゃるならそれには同意しますが。
2015-01-13 11:49:52それはそうですね。RT @kosukesa: @kenichi_ohkubo ある仮説構成概念が必要かどうかは作った側に説明する役割があると思いますよ
2015-01-13 11:54:18そうそう。手続きと結果の記述があればそれでいいと思うんですよ。RT @aloha_koh: @cocorosh 概念の話から溝を埋めようとするから手間やねん。共通する数字を中心に互いに話せばいいのになあと思う。何が何回増えたのか減ったのか、何が何秒短くなったのか長くなったのか。
2015-01-13 11:56:02@aloha_koh @cocorosh @kenichi_ohkubo ちゃんと定量化して話すべきだとは俺も思うよ。でもそれと概念どうするかは別な気がするなあ
2015-01-13 11:56:13@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo もちろん僕もそう思います。概念は説明の段階ではやっぱり必要なんです。説明は必要ないんだ、という立場もあるというのはわかりますが。他分野とコラボして仕事するためには単位の共通化と必要最小限の概念が必要です。
2015-01-13 12:00:56@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo でもまあ、概念を説明するための概念の研究的になりつつある認知心理学はやっぱり良くないですね。概念を拒絶する行動分析も良くないです。
2015-01-13 12:03:01@aloha_koh @cocorosh @kenichi_ohkubo 行動分析は「行動の原因としての概念」は否定しても「環境設定によって生起する概念的なもの」は否定しないんではあるまいか
2015-01-13 12:07:57その概念がなければ思いつかないこととかできないことがあるのであれば、その概念はOKやねん。 説明は少ない概念で複雑にやればよい。
2015-01-13 12:08:12@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo そういうのって、認知心理学だと「人によりけり」な領域になってしまうんですけど、行動分析学だとそういう統一ルールみたいなのあるんですか??印象としては行動分析系は分散が小さいです。
2015-01-13 12:10:46@aloha_koh @cocorosh @kenichi_ohkubo 右派と左派がいるそうな。でも元々の徹底的行動主義哲学上はさっき書いた通りだと思うんだけどなあ
2015-01-13 12:14:34@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo 中島先生とかですか。怖そうです。。
2015-01-13 12:15:11「概念」と言われる刺激クラスの形成であったり、「概念」と言われる「ルール」はもちろん研究対象になると思います。私が言っているのはある現象を説明するための「仮説構成概念」で、行動分析家はできるだけこれは省こうとする。@aloha_koh @kosukesa @cocorosh
2015-01-13 12:15:42@aloha_koh @cocorosh @kenichi_ohkubo 中島先生は「行動分析学者」じゃないと思うよ。本人も否定するんじゃないかなあ
2015-01-13 12:18:49@kenichi_ohkubo @kosukesa @cocorosh ある現象ってのが、結構難しい。最小限の仮説構成概念で、と言うのは認知心理学でも同じ。ただ、扱う現象が行動分析のそれとは違うから話がややこしくなるのかなぁと思う。
2015-01-13 12:21:44@kosukesa @cocorosh @kenichi_ohkubo すみません、行動分析学と学習心理学をごっちゃにしてしまってました。
2015-01-13 12:24:00昨日も話したけど行動分析学(徹底的行動主義)は「認知」の存在を否定しているわけではないので、「最小限の仮説構成概念で」という点を共有できるのであれば、あらゆる現象に対する説明は最終的には同じになると思います。@aloha_koh @kosukesa @cocorosh
2015-01-13 12:28:52