憲法の緊急討論： 「自民党が圧勝したら、知っておかなければならない5つのポイント」

Macky @macky629

始まりました！「自民党が圧勝したら知っておかなければいけない5つのポイント」http://t.co/NWJeEsOfbj ( @suzukan0001 live at http://t.co/haroiY6xZj)

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ちょっと頑張って津田ります。 「始まりました！「自民党が圧勝したら知っておかなければいけない5つのポイント」http://t.co/NWJeEsOfbj … ( @suzukan0001 live at http://t.co/haroiY6xZj )」

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改憲派の小林さん、護憲派 伊藤さんともに、今の改憲の動きに危うさを感じている。

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小林：立憲主義の立憲とは、『権力者を縛るための規範』 であるのであって、憲法は「権力者を縛るためのもの」であって「国民を縛るためのものではない」

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伊藤：憲法は、法律の王様ではない。全然別のもの。

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坂之上(ファシリテーター)：非常に憲法草案を読むと戦前の日本のような怖いものを感じる。

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伊藤： 今の憲法は「国民のための憲法」だが、草案は「国のための憲法」になってしまっている。 (憲法は、「人は不完全だから、その代表者・権力者も間違いをするから権力者を縛るために憲法がある」ということの話の流れの中の文脈での話)

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小林：(愛国心について)　「愛」というのは自然にわくものであって、国が押し付けるものではない。

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伊藤：(国旗・国歌が半ば強制されていることについて)　憲法は「国を縛るために」制限するためであって、国民を縛るためのものではない。

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鈴木寛さん：登場

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(家族の尊重　が草案に記載されている内容について) 小林先生：道徳としては正しいが、法として強制することではない。 離婚する夫婦もいるのが現実。こんな憲法になると「家族で仲良くしましょう法」ができてしまう。　 『法は道徳に踏み込まず』

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伊藤先生：「個」ではなく「家族」を基本単位にされてしまう危険がある。　「家族は互いに助け合わなければならない」と記載がある→「介護・年金・医療・教育　まで家族でやりなさい」　ということになりかねない。 いろんな家族・スタイルがあるのに、国が多様性を無くしている。

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坂之上：「家族は互いに助け合わなければならない」と記載がここまで怖いことだとは素人が読んでも気が付きませんでした。

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「表現活動、結社の自由の規制」について 小林先生：「表現の自由」は本来最上位に優先される内容なのに、草案では格下の位置づけに書かれてしまっている。

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伊藤先生： 現憲法：「表現活動は自由」、「経済活動は制限ありますよ」 草案：「表現活動は制限ある」、「経済活動は自由」 と真逆になっている。

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坂之上：「公共の福祉」に害するとはだれが決めるの？ 小林先生：「国」です 鈴木さん：今回の草案の最大の問題点がここ！

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鈴木さん：大日本憲法(戦前の憲法)　人権が法律の範囲内で認められている、草案も同じ構図になっている。 近代憲法から大きくずれているからどうしたものか。

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坂之上：護憲派も改憲派の方たちが「この草案はありえない」と声をそろえて言っている。　そんな草案がなぜ出てきてしまったのか？

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小林先生：自民党が野党で比較的時間があったときに、作られてしまった。 伊藤先生：憲法の常識がわかっている人がチェックしないで表に出てしまったということ。 坂之上：そんな。。。

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小林先生：憲法についての教育が失敗していたということ。立憲主義についての教育がされていなかった。９条が大切だと説明されるだけで。 鈴木さん：草案21条2項が承認されてしまうと「憲法があっても『憲法がない国』と分類されてしまう」

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「憲法改正の手続き変更」96条 2/3以上→過半数あれば憲法改正可能になってしまうことについて 伊藤先生：これは手続きだけのように見えるが、それだけではない。 間接民主制、直接民主制の長所を生かした憲法改正プロセス。それが失われてしまう。 縛られる側の人たちが縛る力を弱める内容。

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鈴木先生：20世紀史上のナチスヒットラーの教訓を知らない日本ということを世界に知らしめてしまう。 ナチスはすべて合法的なプロセスを経て、あの悲惨な歴史が起きてしまった。 それを起こさないために、立憲主義がある。それが反映されているのが今の憲法。

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坂之上：911のときにいろいろな意見があると思っていたアメリカでさえ、大きな単一の流れに変わってしまった怖さを実感した。 小林先生：国会議員が縛られているルールを自分たちで変えようとしている怖さ。彼らはそれでも「国民のために変える」と言うが、いや違うそれは国民のためではない！

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坂之上：ドイツのナチスはすべて合法的なプロセスを経て成立していた。ドイツ国民は決して愚かだったわけではないのに。 伊藤先生：ドイツが愚かだったわけではなく、人というのは元々 間違いを犯すもの。時々間違いを犯す、だから(間違いを抑えるために)憲法がある。だから、憲法９６条がある。