看護学たんと薬学たんの熱中症講座(?)
- Yakugakutan
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暑いわね…。熱中症には注意が必要ね、水分摂取を心掛けましょ。炎天下の屋外だけでなく、室内でも十分起こりうる事に注意が必要ね。 脱水を起こしやすい、体内の水分の割合が低い高齢者や肥満、下痢症状がある人はリスクが高いわ。
2013-07-10 17:56:53熱中症の分類
従来は、熱中症というのは四つに分類されていました 熱失神、熱疲労、熱痙攣、熱射病です いずれも、高温多湿の状況下で労働や運動をした際に、体温が過度に上昇することが原因です
2013-07-15 11:10:50まず熱失神から! こちらは発汗による脱水と、熱を発散するために末端血管が拡張することにより、脳へ向かう血液量が低下することによって起こります! 対処法は、とにかく水分を補給すること(点滴などを使う)と、冷却することですね
2013-07-15 11:23:14続きまして、熱痙攣です! こちらは、体力のある方が大量に発汗したにもかかわらず、塩分を摂取しなかったがために低ナトリウム血症を起こしてしまうので起こります 対処法は、経口補水液の摂取になりますね!
2013-07-15 11:38:54それから、次は熱疲労です! こちらは水分や塩分の補給が発汗による排出に追いつかず、脱水症状のようになってしまうことで起こります 体温は高くなりますが、皮膚の温度は冷たいことが多いですね 対処法は、点滴などによる輸液、冷却ですね
2013-07-15 11:55:24最後に熱射病(日射病とは違いますよ)ですね! これはかなり重症です…… 視床下部の温度調節に関する機能がやられてしまった状態で、体温が極めて高くなり、汗が出ません この状態になってしまったら、救急車で病院に直行ですね
2013-07-15 11:58:58それでは新分類についてお話しましょう 旧分類と照らし合わせると、熱痙攣と熱失神Ⅰ度で、熱疲労はⅡ度、そして熱射病はⅢ度となっています
2013-07-15 12:44:54熱中症の予防
予防法としては、やはり水分や塩分の補給(スポーツドリンクや味噌汁など)が有効で、冷却や通気性の良い薄着、帽子で直射日光を防ぐことなども効果があります!
2013-07-15 13:33:19ただ、近年は熱中症予防としてテレビや雑誌などでスポーツドリンクなどの電解質を含む清涼飲料水を摂取する事が推奨され、多量に飲む事で急激な血糖上昇→ケトアシドーシスを起こす者が増加しているわ。また、塩分も含む為、高血圧症などの疾患の悪化にも注意が必要ね。
2013-07-10 18:01:01スポーツドリンクを飲む、水だけを飲む、お茶を飲む、お新香と合わせてそれらを飲む、経口補水液を飲む。 これらは全て熱中症予防としては正しいわ。ただ、その人の生活スタイル、食事状況、経済状況、嗜好、理解度などを評価した上で、対象者にとって最も適切なアドバイスをするのが看護だと思うわ
2013-07-10 18:06:24熱中症になったら汗をかきますか? いえ、脱水症状を呈していれば汗すらかけません 熱中症なら本人は暑いと言いましょうか? 体温調節の機能がおかしくなっていれば、寒いという事も有りましょう とにかく何か変だと思ったら涼しい場所に行き、水分と塩分を十分に補給して休養することです!
2013-07-15 13:51:58ちなみに、熱中症は屋外だけで発症するものではないです もちろん風通しの悪くて熱い屋内なんかでも発生しますし、もっと言えば夏じゃなくても発症します
2013-07-15 13:23:04