Rethinking Rubrics in Writing Assessment

Rethinking Rubrics in Writing Assessment (by Maja Wilson) http://www.amazon.co.jp/dp/0325008566 という本の読書メモ。 アメリカの作文教育の中でルーブリック(評価基準表)による評価がいかに確立してきたか、どんな問題があるか、それをどう克服するのか、という内容。 続きを読む
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すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Rethinking Rubrics in Writing Assessment http://t.co/fg1qNm6wxv イントロ~第一章まで読んだ。作文評価に評価基準表(Rubric)を使うのがアメリカでは一般的なようだが、それを再考しようという内容。

2013-05-01 08:07:25
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

→ベストな実践だと思われている方法が本当にベストかどうかはわからない。後でそうでないとわかるかもしれないし、固定的に考えない方が良い。writingの複雑さをちゃんととらえることが大事。 というようなのがイントロ。

2013-05-01 08:10:21
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

→第一章では筆者の経験談を紹介。ある移民の生徒が書いたnarrativeをあげて、読み手として非常に魅力を感じるにもかかわらず、代表的なルーブリックに従うと低いグレードしかつけられないと述べる。

2013-05-01 08:15:23
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

→ちなみに代表的なルーブリックとしてあげられているのは、ミシガン州教育評価プログラム(MEAP)によるものと6+1 Traitsのもの。

2013-05-01 08:17:52
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Rethinking Rubrics 第二章に突入。ルーブリックがグラフィックオーガナイザーと結びついて科学的な装いをとるようになったことを指摘しつつ、じゃあルーブリックが出てくる前はどうだったのよ?てことでアメリカの大学入試の歴史が始まった。なにこれ超おもしろい。

2013-05-05 22:45:01
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

しかしアメリカの作文教育ではこんなウンザリするほどルーブリックやグラフィックオーガナイザーが浸透していて、それに対する批判が出てくるんだな。

2013-05-05 22:47:43
りゅーよしお @ryu440

まだそれすら浸透していない日本では、その手の議論はこれからなんですかねー。 RT @sumaus: しかしアメリカの作文教育ではこんなウンザリするほどルーブリックやグラフィックオーガナイザーが浸透していて、それに対する批判が出てくるんだな。

2013-05-05 22:53:15
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

@ryu440 ルーブリックやグラフィックオーガナイザーが「新しくて、良いもの」として紹介されている段階だと感じます。アメリカと同様の浸透→批判という道をたどるのか、むこうでなされた批判を踏まえつつ浸透していくのか。あるいは浸透せずに終わるのか(^_^;)

2013-05-05 22:56:50
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

教育史って面白いな。日本には日本の、アメリカにはアメリカの文脈があるから、ちゃんと勉強したうえで冷静に考えないといかんね。

2013-05-05 23:00:17
りゅーよしお @ryu440

あー。たしかに。RT @sumaus: ルーブリックやグラフィックオーガナイザーが「新しくて、良いもの」として紹介されている段階だと感じます。アメリカと同様の浸透→批判という道をたどるのか、むこうでなされた批判を踏まえつつ浸透していくのか。あるいは浸透せずに終わるのか(^_^;)

2013-05-05 23:02:36
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

英米の国語教育のことは英語で読めるから面白い。ほんとはさらに別の国とも比較できたら面白いけど、他の言語は勉強するレベルにもってくのはけっこう難しいな…。

2013-05-06 00:13:42
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Rethinking Rubrics in Writing Assessment by Maja Wilson の読書メモ第二章やるかな。

2013-06-27 21:19:58
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

そもそもなぜ作文評価にルーブリックが広まったのか、大学入試の歴史をふりかえる。 #RR

2013-06-27 21:21:02
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

そもそも産業化前の大学入試は口頭試問だった。高校卒業できる時点で富裕層で、あまりふるい落とす必要がなかったのでランク付けのための試験はなかった。19世紀前半までの話。

2013-06-27 21:23:48
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

ハッシュタグ考えたのにつけ忘れるというorz まあなしでいいや。

2013-06-27 21:24:17
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

19世紀後半から産業化や移民の増加でアメリカの大学ではランク付けの必要性がでてくる。ハーバードでも筆記試験が始まるがこれは教科の知識を試すものだった。

2013-06-27 21:25:42
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

20世紀に入る前後、カレッジボードも知識問題の入試に追随するが、ハーバードやイェールはライティング能力をはかる方向へ。カレッジボードもその方向で新テストを開発、アイビーリーグで採用される。

2013-06-27 21:29:14
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

このCollege Boardいうのが実はよくわからん。

2013-06-27 21:29:43
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

ライティングが合否を左右するようになると、フェアにランク付けするにはどうするかということで標準化への圧力が高まる。

2013-06-27 21:30:49
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

文法知識を選択肢問題で問うたりしてたんだけど書かなきゃ意味なくね?という話になり、文例と比較するような方式が考案され、やがてルーブリックの登場。

2013-06-27 21:34:20
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

後半かなり雑。っていうか間違ってるかも。

2013-06-27 21:35:17
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Rethinking Rubrics 第三章まで読んだ。結局個々の作品には個々のレスポンスが必要で、共通の評価基準は作れない…のか?それはそうかもしれないがそしたらどうしたらいいのだ?(´Д` )

2013-07-06 18:35:13
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Rethinking Rubrics by Maja Wilson chp4-6の一言まとめ。

2013-07-18 13:53:56