『ラッセンとは何だったのか?』  出版記念  いま、ここからのラッセン 実況ツイート

『ラッセンとは何だったのか?』 出版記念 トークイベント「いま、ここからのラッセン」へ参加して実況ツイート(ツダリ)したので、その記録。非公式
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みそむーおでん @misoni_2013

それに対する反論はある。 そのような批判前提にはラッセンは俗悪だというものがある。その俗悪に目を向けることが本の内容。 またラッセンが良い悪いという価値判断を停止し、ラッセンの作品を見てみようというのがある。

2013-08-29 20:16:29
みそむーおでん @misoni_2013

速水「この本はスタートラインに立つというもので、美術に限らず、それ以外の領域から語られているが、今の時点で思っていることはあるか?

2013-08-29 20:17:24
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「ラッセン本で残念なのは、マリンアートでどう優れているか描いてないのが残念だ。

2013-08-29 20:19:07
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「何にも知らないまっさらな状態でラッセンを見た時、誰もが好きになって当たり前で、そしてトラウマになる。 真の意味で好きになって、そして抑圧する。 絵画商法を知り、私の好きなラッセンはこうじゃなかった、、、、と黒歴史化する

2013-08-29 20:20:22
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「ラッセンには特異な魅力があるという事を前提に、また一度は惹かれるという経験がないと、このような語られ方はしないとおもう

2013-08-29 20:21:14
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「これはラッセンのファンブックだが、後半にはサーファーラッセンが掲載されている」→会場笑い

2013-08-29 20:21:49
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「サーファー、そして車に豪邸。まったく成金趣味で、これを臆すること無く出してくる。 色んな意味でアメリカ人なのにこんなヤンキーでいいのかと。 書いてることも、美術の本質でなく、如何に成功するかだ。

2013-08-29 20:22:56
みそむーおでん @misoni_2013

斎藤「アートの理念が人生の理念と一体化している。また若い頃、様々な画家の模倣をして(美術的知識はあるが)、イルカになってしまう。ヤンキーの反知性主義だ

2013-08-29 20:23:57
みそむーおでん @misoni_2013

速水「あえての反知性主義なんだろうか? 斎藤「あえてなら尊敬するが、きっとベタなんだろう

2013-08-29 20:24:24
みそむーおでん @misoni_2013

速水「ラッセンは西海岸文化、チャールズ・マンソンですね。その点ではヤンキー文化として理解できる

2013-08-29 20:25:14
みそむーおでん @misoni_2013

大野「もともと現代アートどまんなかでやっていたが、10年前にアートから足を洗っていて、あえて外から見直すという立場から物を書いている。

2013-08-29 20:26:25
みそむーおでん @misoni_2013

名古屋出身で、大学だけ東京で、ヤンキーについて書いた時、「なごやど真ん中祭」というものを地元でやっていて、まさにヤンキーで、それが嫌で嫌でしょうがなかったが、なんで嫌か、でもそこで踊ったほうが楽しいという思いもあり、それを言語化した

2013-08-29 20:28:02
みそむーおでん @misoni_2013

ヤンキーについて書いていた時、読者からラッセンですよね、と指摘を受けて、それまでつなげたことなかったが、そこから考えるようになった

2013-08-29 20:29:30
みそむーおでん @misoni_2013

ラッセンでなく、ラッセンを見る側、それに目を向けるべきではないか。 内なるラッセン=ヤンキー性があるからこそ、反応するのではないか

2013-08-29 20:30:18
みそむーおでん @misoni_2013

例えば、ヤンキー層がラッセン需要者であるかわからないし、また極普通のボリュームゾーンがラッセンを購入していたというのがラッセン本に載っている

2013-08-29 20:31:26
みそむーおでん @misoni_2013

ラッセンがニューエイジを意識しているかどうかもわからない。イルカや海を見れば確かにそうみえてしまうが。 またヤンキー層とニューエイジ層は異なる

2013-08-29 20:32:11
みそむーおでん @misoni_2013

日本のニューエイジは真面目なインテリ層が受容層だ。 そこでは左翼的な思想と結びついているが、それは70年代までで、ラッセンの頃はニュー・エイジ思想が劣化した形で受容されていたのではないか?

2013-08-29 20:33:03
みそむーおでん @misoni_2013

変化したニューエイジのその後の受容として、1つはニューアカ(学問の思想)、2つ目はオカルト、3つ目はヒーリングブームとして若い女性などへ雑誌で紹介されてきた。

2013-08-29 20:34:04
みそむーおでん @misoni_2013

そのヒーリングブームとしてラッセンは受容されたのではないか? これに夜に部屋でブラックライト当てるとキレイですよ、というそんな言葉に反応してラッセンを買っていったのではないか?

2013-08-29 20:35:30
みそむーおでん @misoni_2013

ラッセン本は、一人ひとりが異なる線で語っているようだが、微妙にリンクしていて、それらを組み合わせることで、様々な地図が作れるのではないか、と思う

2013-08-29 20:36:13
みそむーおでん @misoni_2013

速水「なぜかamazonレビューが無いという現象があるが、ラッセンが議論遡上にあげられるのだが、しかし結論が述べられていないからだろう

2013-08-29 20:37:20
みそむーおでん @misoni_2013

アートの中の人たちには、ラッセンを排除することでアートを成り立たせているが、その排除の理論について、外側から見るとわからない。 誰が、どう、具体的に排除しているのか?それを知りたい

2013-08-29 20:38:27
みそむーおでん @misoni_2013

ニューエイジブームからの視点も聞きたい。ラッセン本の土屋さんの論の先を知りたい。

2013-08-29 20:39:38
みそむーおでん @misoni_2013

ウォホールはファクトリーを作り、20世紀生産様式=アメリカ型社会に対し、アンチ(アイロニー)として美術をやったが、ラッセンはそれすら無くやった。だがウォホールは評価され、ラッセンはされていない

2013-08-29 20:41:11
みそむーおでん @misoni_2013

ニューエイジは60年代に、戦後世代が前世代を否定すること=科学文明・消費社会を否定すること=反体制運動(たとえばロックなど)だった。 70年代は進展して、反体制の運動として=ジョギングができた

2013-08-29 20:42:41
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