次郎チャンの暇つぶし小話遊び
幼少の昔孤独は友だった、寂しさはあったが不幸ではなかった、それが当然だった。気紛れに降り注ぐそれが俺を醜く変えた、俺にとっては愛情だったがお前は単なる気紛れだったのだろう。羨望が嫉妬が俺を惨めにさせた、知ってしまってはもうどうしようもなかった、ただお前に愛されたかった。 #英→仏
2013-01-03 01:52:22孤独な彼奴に触れたのは只の気紛れだった。無知な彼奴に与えるのは新雪に足跡を残すように愉快だった。焦がすような彼奴の視線を知っていた。だが俺には彼女への呪いが如く燻る想いがあった。背中を刺す2つのエメラルドが恐かった。振り向けば最後、捕らえられてしまうと分かっていたから。 #英←仏
2013-01-05 04:06:26英仏は「私の声は、私の言葉は、私の心は、あなたに届いている?」「最後くらい、強がってもいいでしょう?」「それでもあなたは、私の大切な人でした」というセリフの入った話をRTされたら書いてください。 #setunaimode http://t.co/JsvAeDk はあ
2013-02-02 00:49:52仏「俺の声は、言葉は、心は、お前に届いてる?」 英「ああ俺の大事な30年物のスコッチぶちまけた言い訳散々聞いたな」 仏「最後くらい強がってもいいだろ…?」 英「おい勝手に終わらすなまだ話終わってねーよ」 仏「それでもお前は、俺の大切な人だった…!」 英「勝手に殺すな!」
2013-02-02 00:56:48メフィ燐は「何も感じないわけが、ないだろう」「大丈夫だって、言ったじゃない」「お前が幸せなら、オレも幸せだよ」というセリフの入った話をRTされたら書いてください。 #setunaimode http://t.co/JsvAeDk んあ~~~
2013-02-02 01:01:17「お前が幸せそうで俺も幸せだよ」彼は鍋を掻き回しながら顔を綻ばせた。柔らかな出汁の香りがする。全くこの時の王たる悪魔の私にこんな戯言をほざくのは彼ぐらいのものだろう。くだらない、だが何も感じないわけではない。(続) #メフィ燐
2013-02-02 01:29:43(続)振り向く視線はスープと同じ温度だ。「な?大丈夫だって言ったろ?」こんなことを言わせるような顔を私はしていただろうか。この永遠の時の中を共に、死が二人を分かつまで。そんな約束をした夜だった。[終] #メフィ燐
2013-02-02 01:30:26シージョセちゃんさんは、「早朝の部屋」で登場人物が「髪を撫でる」、「汗」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/5rJxTi3Tujほう
2013-07-08 00:42:51朝の光が差し込む。昨夜は茹だるような暑さだった。未だ眠るジョセフの飛び跳ねた髪を撫で、首筋に流れる汗を思わず舐めた。顔を上げると、ジョセフは物言いたげに歪めた視線をこちらに落としていた。シーザーは蕩けるような笑みを返すと再び豊満な谷間に顔を埋めた。彼はプロのペロリストなのだった。
2013-07-08 00:46:59シージョセで「朝の階段」で登場人物が「待つ」「スープ」という単語を使ったお話http://t.co/5rJxTi3Tuj夜喧嘩して家を飛び出した朝帰り、気まずさにアパートの階段で謝る方法に悩んでいるとミネストローネスープのいい匂いがしてくる、シーザーの「おかえり」が恋しくなった。
2013-07-16 01:59:59エレリで「夜の庭」で登場人物が「思い出す」、「跡」という単語を使ったお話を考えて下さい。http://t.co/5rJxTi3Tuj庭に寝転ぶと星がよく見えた。地面にはちょうど自分にぴったりの凹んだ跡があった。懐かしい。半年前、兵長に人類最強たる腕力で原爆固めを喰らった跡だった。
2013-07-16 02:09:56ディオジョナで「昼のロフト」で登場人物が「笑う」「ゼリー」という単語を使ったお話http://t.co/5rJxTi3Tujディオは僕の部屋に来ると必ずロフトに登りたがる。馬鹿だなあ昼のロフトの暑さは地獄なのに。紳士を目指す僕は紳士らしからぬ笑みで冷たいゼリーを頬張った。
2013-07-16 02:15:26青今で「深夜の床の上」登場人物が「迷う」「めまい」という単語を使ったお話を考えてhttp://t.co/5rJxTi3Tuj夜も深い闇の中俺は先輩を床に組み敷いた。俺は迷っている、こんな事をしてももうこの男は振り向かない。この男にとって俺はもう無価値なのだということに目眩がした。
2013-08-11 23:07:58普洪で「夕方の駅」で登場人物が「幸福になる」「月」という単語を使ったお話を考えて下さいhttp://t.co/5rJxTi3Tuj駅を降りると夜には早く、薄い満月が見えた。「私、幸せになるから」夕日に照らされた幼馴染は相変わらず綺麗だった。明日、彼女は他の男のものになる。
2013-08-11 23:25:34ギルエリちゃんさんは、「朝の庭」で登場人物が「迷う」、「蜜柑」という単語を使ったお話を考えて下さい。http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-13 01:54:45朝露で庭がキラキラと光る。今日もいいオレンジが取れた。そのまま食べると酸っぱいから皮を砂糖漬けにしよう。未だ呑気に惰眠を貪るあの女は、オレンジピールをこっそり盗み食いするのが好きなのだ。俺にバレているとも知らずに。
2013-08-13 01:55:19普洪さんは、「夜の屋上」で登場人物が「泣く」、「誕生日」という単語を使ったお話を考えて下さい。http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-13 02:06:13この日、私は普段は寄りつかぬ屋上に上る。少しでもあいつに近づく気がするからだ。頬を伝う雫は悔しいから認めない。1月18日、今日はあいつの誕生日で、あいつの命日だった。
2013-08-13 02:06:25ギルエリちゃんさんは、「夜のロフト」で登場人物が「ケンカをする」、「靴」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-13 02:50:45些細なことで喧嘩した。言葉に詰まるとあの女は部屋を飛び出し気がすむまで戻らないのだ。靴はあるのできっとまだ家の何処かにいる。ロフトから覗く素足を確認し台所へ戻る。キンキンに冷えたアイスティーにミントを添えて。そろそろ音を上げる頃だろう。熱帯夜のロフトは地獄のような暑さなのだ。
2013-08-13 02:54:24ロマ西さんは、「朝のベランダ」で登場人物が「誓う」、「ラジオ」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-14 23:06:30鈍色の空は太陽の国には似つかわしくない。珍しく彼奴より早起きしてベランダに出るとラジオをつけた。今日は一日中こんな天気らしい。想いを遂げた怠い体に珈琲が沁みる。お前だけだと密かに誓った夜だった、彼奴は重いと嫌がるかもしれない。静かな朝の拙い覚悟に遠雷がコロコロと嘲るように鳴いた。
2013-08-14 23:07:43ギルエリさんは、「夕方のグラウンド」で登場人物が「見つめ合う」、「罠」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-28 01:29:31夕日が照るグラウンドにシャベルを下ろし土に汚れ汗を拭う、完成がだいぶ遅くなった。遠くのプロイセンと目が合った、見つめ合いながら彼が此方にかけてくる。それが罠とも知らずに。
2013-08-28 01:29:45笠黄さんは、「深夜のベランダ」で登場人物が「迷う」、「ジュース」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/5rJxTi3Tuj
2013-08-30 22:37:13