2013年11月29日、児童養護施設から社会へ巣立つ子どもたちを応援するNPO法人ブリッジフォースマイル代表林恵子さん講演の実況まとめ #toyo
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【東洋大学】卒業後に就職が待っている子どもたちが多いですから、 ジョブプラクティスを学生段階で提供もしています。子どもたちのところに「行く」となると、距離/地域のギャップが埋まりませんので、中高生に職業体験として店舗やオフィスに来てもらいます。インターンもあります。 #toyo
2013-11-29 11:34:11【東洋大学】 高校三年生には巣立ちセミナーを提供しています。半年間かけて、社会人とともに、契約のこと、お金のこと、性のこと、などテーマをひとつずつ学んでいきます。セミナーの特徴としてポイントがあります。ポイントが貯まると生活必需品と交換できます。 #toyo
2013-11-29 11:35:21【東洋大学】 子どもたちは将来に備えてアルバイトをたくさんしています。その時間を奪ってしまいかねませんので、セミナーに参加することがポイントを介在して、生活必需品と交換できるようにすることで、子どもたちも着やすくなりました。施設の職員さんも後押ししてくれます。 #toyo
2013-11-29 11:36:24【東洋大学】今年は95人もの子どもたちが参加してくれました。ひとりmax3万円分だと、その商品をいろいろな企業さまにご協力いただいて募っています。自分が必要なものを(限界はありますが)自分で選べます。与えられるのではなく、選べるということが喜ばれてます。 #toyo
2013-11-29 11:37:47【東洋大学】 退所後支援のひとつの形として「自立ナビゲーション」アトモプロジェクトがあります。退所後は孤立しがちになります。そういうときに、近くに相談できる大人の存在が重要だと考えました。イベントになると時間と場所が必要になります。みんないると個人のことを話しづらい #toyo
2013-11-29 11:39:06【東洋大学】いまはマンツーマンの支援を進めるようになりました。ただ、個別的になりますと、ボランティアさん側も自己判断を求められますし、子どもたちにも目が届きません。そのためボランティアさんには研修を受けてもらうとともに、子どもからの指名制(選べる)です。 #toyo
2013-11-29 11:40:10【東洋大学】先ほどの自立ナビゲーションでいろいろな社会人と出会い、そういう関係性の中から、指名してもらった社会人がフォローにつきます。しかし課題もあります。95人もいますし、特定の社会人に指名が集中します。ボランティアですので、マッチングに工夫が必要です。 #toyo
2013-11-29 11:41:39【東洋大学】 別の事業として「カナエール」というスピーチコンテストをやっています。http://t.co/c9085KVxCK 進学者に卒業までの奨学金をお渡しできるように立ち上げる事業です。支援者(カナエルンジャー)の前で5分スピーチをします。 #toyo
2013-11-29 11:43:30【東洋大学】 3分間の5分間のスピーチをします。継続支援者とイベント参加者という応援団の前で語るわけです。現在29人の子どもたちに奨学金をお渡ししています。 #toyo
2013-11-29 11:45:30【東洋大学】 (カナエルンジャーは、奨学生でした。支援者/応援者ではありません) #toyo
2013-11-29 11:46:02【東洋大学】 一番新しい事業として、横浜市と一緒に よこはまPort Forという居場所事業を行っています。http://t.co/UbWJ9ZMBxL いまは60名程度の子どもたちが参加しています。多い子どもだと週3日とか活用されています。 #toyo
2013-11-29 11:47:26【東洋大学】 b4aの就労支援ですが、職業体験により仕事について考えるきっかけを。アルバイト経験をつみ、高3時に自立に必要な支援をしながら、自分に適した職業に就くことを目指しています。ジョブプラクティス→インターン→アルバイト→就職活動→就職へ。 #toyo
2013-11-29 11:49:40【東洋大学】困難な状況にある子どもたちですので、早い段階から仕事にかかる就労支援/体験が必要だと考え、活動しています。ただ課題はたくさんあります。①自立支援の幅広さ②支援者側の危うさ③実態、成果の見えにくさ、です。 #toyo
2013-11-29 11:52:46【東洋大学】自立支援の幅広さですが、b4sでは4つの定義をしています。食事や健康管理などの「生活的自立」。仕事、金銭管理といった「経済的自立」。知識、情報、コミュニケーションなどの「社会的自立」。そして「精神的自立」です。自我やメンタルコントロールなどです。 #toyo
2013-11-29 11:56:05【東洋大学】時間がなくなってしまったのでまとめますが、これだけの事業を15名のスタッフでまわしております。専門性の不足や支援対象者との関係性など、いろいろと難しい課題を持っています。すべてがうまくいっているわけではありません。そして、実態や成果の見えにくさ。 #toyo
2013-11-29 12:00:49【東洋大学】退所後のデータ収集も難しく、成果測定の効果は要素や要因、集計方法、調査期間など、どこで「自立」しているかどうか判断をするのか。非常に難しい課題を抱えています。そんな活動をしています。できるかも。と信じてやっています。ありがとうございました。 #toyo
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