生もの封入レジンまとめ（+水入りレジンの水についての考察）

「生花レジン」や「ドライフラワー封入レジン」は長年レジンをやっている方でも「綺麗なままで持続させるのは難しい」と言われる程のものだそうです。

（レジンの種類の他にも、出荷時からのレジンの鮮度、封入するそれぞれの花の生命力…等が関係してくるので、とても難しいとのこと）

ブリザーブドフラワーででも色落ち等が起こるとの事でとても難しいようです。

ドライフルーツレジンの経過後

「ある程度乾いているドライフルーツでも変化はある」

との事ですので「乾いている状態」の他にも「何らかの防腐加工」をしないとダメみたいですね。

水入りレジン（主に水）について調べてみた（6/2 追記）

水入りという事で実に涼しげですね。
もうじき夏の季節もあってか「水入りレジン」なるものの情報を耳にしたのでちょっくら調べてみました。

いつもの如く、さらっとＷｅｂの情報を探ってみると、スノーボールの様に球状に作っている方もいれば高さのある枠フレームを使っている方もおりましたね。
それと共に「製作途中による水漏れ」等、製作時に苦労されている様子。

その中で「ＵＶレジンで作っている方」も見かけましたが…一枚の板としての強度はどうなんでしょうね？
ある程度厚みをつければＯＫなんでしょうか？

そこら辺はまだ自分もレジンに関しては勉強中なので何とも言えませんが…
（スノーボールは球体なガラスを使うのがほとんどなので、自分的には「レジンだと耐久度合いは大丈夫なのかなー？」とは思いましたが）

まぁその中で一番気になったのはやはり「中の水」についてなんですけどもね。

人によってはそのまま水道水、精製水を使っている方もおりましたが「果たしてその状態で大丈夫なのか？」という点で「中の水」を焦点に当てて調べておりました。

そんな中見つけたのが、スノーボールをハンドメイドなさっている副犬工房さんの「手作りスノードームと実験」のページにたどり着きました。
（副犬工房さんはスノードームの製作歴8年とのこと）

【副犬工房さん】
http://fukuinukoubou.web.fc2.com/index.html

水入りのものでほとんどの方がスノードームの様に中にキラキラした物を入れて泳がせていたので「水に関してはスノードームを参考にした方がいいな」と判断しました。

そんな時、ふと「中に入れる水を除菌したらどうなんだろう？」と頭の中でひらめいた。

そして過去の農業実習の思い出から、「除菌した水はその後もずっと無菌であるという訳ではない」という事を思い出したのであった…
（むしろ逆にその後の方が繁殖しやすかった気がする）

水入りレジンの水についての考察まとめ

先のページにもあったように【ただ単に水道水や精製水を入れただけではカビが浮遊する羽目になる】っぽいので、それ以外に何か加える必要があるようです。
（そこの所は副犬工房さんのスノードームの実験ページをご参考に…）

「ご家庭で楽しむ場合の液材の作り方」というのが載っていますが、確かにこれは家庭内限定だと思われますね。
【当たれば3年、外れれば一週間】という不確定要素があるので販売する目的だったら医療用の油性液等を使った方が確実でしょうし。

（あの「独特の浮遊感は油性液じゃなきゃ表現できない代物」と聞きますし…）

ＵＶレジンに関しても「水を閉じ込める」のは想定の中に入っているわけではなさそうなので、もしこの手法で水入りレジンを作って他者に譲渡するのであれば、おそらく二重に自己責任（ＵＶレジンと水）になりそうですね。

食品レジンコート同様「自己責任で自分用に作るなら」という感じの落とし所かと。

水入りレジン経過後 (8/1 追記)

【８/１の生もの封入経過】の追記で水入りに関してはこちらに記載させて頂きました。

【水入りレジンは水が蒸発して無くなる】という報告が上がってて「ああ！水が蒸発する方向もあったか！！」と妙に納得してしまいました。
（上手く密封できてない場合は徐々に水分が蒸発していく模様）

あと水蒸発の他にも「水の中に泳がせたチャーム等が錆や付着してた菌により水の色が変色してしまう」というの報告も他の場所でよく見ましたね。
もし水の中にチャームなどを入れるのならば、入れるチャームの除菌＆洗浄は必須ですね。

あと枠がある場合（フレーム等を使用）と枠なし（球体状）でどうも中の液体が蒸発する速度が違うみたいですね。

水入りレジン経過後

紫銀@BlueCafe さんから【経過報告のツイートがありますよ】とご連絡を頂きまして、経過報告の一連のツイートを掲載させて頂きました。

情報のご提供ありがとうございます。

※上記ツイートに４枚の画像があります

※こちらも上記ツイートに４枚の画像があります