さめたんが行くRepública Portuguesa(ポルトガル共和国)

さめた めいこ @same0421

良い時間になって来たので、この後は早めにSanta Apolonia駅へ向かいました。この駅の国際線窓口では英語が通じます。

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この日の夕食にもソパを頂きました。何故かと言えば、ソパかサンドイッチのレタスやトマトくらいでしか野菜を摂取出来ないからです。ポルトガルでは本当に野菜が出て来ませんでした。

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このソパ、ぎょっとするほど大きい器で出て来ます。ただ、味が優しくて結構美味しいので、意外と無理なく食べきることが出来ました。小学校の給食にありそうな味、と言えば想像がつくでしょうか。

さめた めいこ @same0421

夜九時過ぎ、「ホテルトレイン」ルシタニアに乗り込みました。私と友人、ポルトガル人中年女性二人、という四人部屋です。一人の女性は、がらりとドアを開けて私たちの顔を見た瞬間、いかにも厭そうにドアを閉めました。遅くに戻って来ましたが、荷物をこの部屋に持って来ることはありませんでした。

さめた めいこ @same0421

もう一人のポルトガル人女性は、巨大な荷物を「ちょっとここ置かせてね」というようなことを言いながらぽいっと部屋に積み込み、ベッドにどっかりと腰を下ろすと、しきりに話しかけてくれました。ただ、それが全部ポルトガル語だったので、意味はさっぱり分からず……。

さめた めいこ @same0421

ポルトガル語が通じないと気付いた彼女は、「スペイン語は出来る？」とどうにか会話しようとしてくれたのですが、私はスペイン語など出来ません。「英語と、少しフランス語が出来る」と言うと、「フランス語（le français）」と聞いた瞬間に彼女は「フロンセ！」と鼻に皺を寄せていました。

さめた めいこ @same0421

英語もほとんど出来ないというおばさまですが、私たちにポルトガル語を教えようとして下さいました。おかげさまで、「どういたしまして」が「ポルケ」または「デケ」であるということは覚えました。本当に、親切な熱いおばさまでした。

さめた めいこ @same0421

駅の有料のお手洗いの前で見張りをしていた係員の中年女性も、そういえばひたすらポルトガル語で両替機の場所を教えようとしてくれました。意味は分からないにしろ、あの熱意と親切心は本当にすごいと思います。有り難いことです。

さめた めいこ @same0421

「ホテルトレイン」ルシタニアの四人部屋ですが、正直なところ、もう二度と乗りたくありません。四人部屋は最低クラスだったと思いますので、もっと良いチケットを買えば平気なのでしょうけれど。今後ルシタニアを使われる場合、四人部屋は避けることをお勧めします。

さめた めいこ @same0421

私たちの乗ったルシタニアの行き先は、マドリッドのチャマルティン駅です。マドリッドから始まるスペイン七日間の旅については、また明日の夜に呟きます。まずはここまでのお付き合い、有り難うございました。

さめた めいこ @same0421

おやすみなさいませ。