呉智英さんの『名著の衝撃』

東京新聞夕刊に連載されている『名著の衝撃』。呉智英さんお勧めの本が、あまりにも興味深いので、まとめました。
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山本譲司 『累犯障害者』 
福祉観をはじ出した人たちの実態を映す

竹竿 @takedakeshiiwa

累犯障害者、読み始めからぐいぐい引っ張られる。私の友人の子供が知的障害なしの自閉症なのだが、盗み癖があり頭がよいので言い訳も巧みで手を焼いている。大人の気を引きたくて始めた事でも思った以上に騒がれるとまたやってしまう。まだ小学生だけれど、もう小学生なのだ、とも思う。

2014-01-26 09:30:43
竹竿 @takedakeshiiwa

累犯障害者は一昨日読み終わった。私は友達に貸した。色んな人を渡り歩いてボロボロになって却っておいで。貴方はそういう本だ。

2014-01-30 08:49:54

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

呉智英さんの「名著の衝撃」は、渡辺一史さんの『こんな夜更けにバナナかよ』。進行性筋ジストロフィーの患者とボランティアの記録です。深夜、介助者が寝ていると、「腹が減ったからバナナを食う」。そんな「人間の面倒くささと面白さ」を描き、大宅賞などを受賞した名著です。(加)

2014-01-21 15:10:19

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

呉智英さんの「名著の衝撃」は、髙山文彦さんが北条民雄の生涯を描いた「火花」です。ハンセン病を患い、「いのちの初夜」という名作を残して若くして逝った北条は、今年生誕100年。改めて脚光が当たりそうです(敬)

2014-01-22 15:05:12

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

名著の衝撃は、スペインの漫画家パコ・ロカの漫画『皺』です。老人の認知症を扱った点で、最近、ドラマ化された岡野雄一『ペコロスの母に会いに行く』との内容に共通する点があると指摘しています。(典)

2014-01-23 15:15:25
東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

「名著の衝撃」を編集していて、本日紹介の『皺』を読み、感動しました。海外の漫画ですが、認知症のお年寄りと家族が直面する「会話が通じない」といったツラい場面の数々がさりげなく描かれ、呉さんが感動的と書いているラストは切なくも救いがあります。人生や老いを客観視させる1冊です。(C)

2014-01-23 18:40:57
ブックワーム @BIBLIOTHEQUEa

【かなしいのに、どこかあたたかい。 物語の最後。あんなに美しく悲しい2ページを他に知りません。フランスで刊行されるや絶賛の声! スペイン発、「老い」と向き合った話題のコミックがついに日本上陸!】 #密林 パコ・ロカ「皺」http://t.co/S2jmxQhhMn

2014-01-29 08:18:39
ゆか @y_straightgreen

パコ・ロカの「皺」読んでボロボロ泣いてしまった。 認知症患者の介護の話はあるけど、認知症の当事者視点の話ってなかなかないんじゃないかなぁと思う。

2014-01-25 00:18:20
Kenichi Takeda @ktakeda_di

先日の新聞で呉智英がパコ・ロカの漫画『皺』を紹介して、「ああ、昨年映画にもなった感動作ね、と思ってはいけない。それは『ペコロスの母に会いに行く』」と書いているが、映画になったのは2011年だが昨年日本でも公開されている。『しわ』 http://t.co/gCGXQXFAz9

2014-01-25 14:18:36

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

「名著の衝撃」は、水木しげるさんの貸本版「河童の三平」を紹介しています。河童や死神などの不思議な存在と人の境、生と死の境があいまいで、水木さん独自の死生観、世界観がよく表れた作品とのこと。添えられたイラストを見ると「巧まざる飄逸味」という言葉がしっくりきます。(中)

2014-01-24 18:15:42
村上・ダミアン・マサル~脱原発反権力 @damian16002000

2014.01.24日付東京新聞夕刊【名著の衝撃~呉智英~貸本版「河童の三平~水木しげる著」生と死の境も地続き】自分的には永遠に忘れられない名作がいまさらながら紹介されるとは感無量である。「シャンペイ!」 http://t.co/Icag7p3L3U

2014-01-25 09:36:03
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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

好評をいただいている呉智英さんの「名著の衝撃」、本日はサヴァン症候群の人を描いた『なぜかれらは天才的能力を示すのか』です。モーツァルトやベートーベンの曲を一度聴いただけで完璧に再現する人や、コンピューターのような計算能力を持つ人たち。その非凡な才能の秘密を探る本です。(加)

2014-01-27 15:10:28

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

呉智英さんの「名著の衝撃」は倉塚平著『ユートピアと性』の紹介です。富の格差だけでなく、恋愛やセックスの格差をなくそうという驚くべきコミュニティが19世紀の米国にあったのですね。結局は指導者の高齢化などで崩壊したそうですが、実に興味をそそる話です(敬)

2014-01-28 15:05:13
ユッキィ吉田 @b_snake

名著の衝撃。いちばん読んでみたいのは、第16回で紹介された 倉塚平著『ユートピアと性  オナイダ・コミュニティの複合婚実験』 (中公叢書) 1848年にアメリカ、ニューヨーク州で設立された宗教ユートピアのレポート。

2014-02-12 10:43:06

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東京新聞文化芸能部文化班 @tokyobunkabu

呉智英さんの「名著の衝撃」はジョン・コラピントの『ブレンダと呼ばれた少年』。なんと、男子として生まれながら、出生直後のミスで性器が傷ついたため、その後、医師の独断で娘として育てられた少年についての本です。この事件の背景にあるのは、ある学者の学説ですが、背筋が凍ります。(典)

2014-01-29 15:15:14
人文書院 @jimbunshoin

東京新聞(1/29夕刊)、呉智英「名著の衝撃」第17回にて、J・マネー+P・タッカー『性の署名』(人文書院、1979年)と、J・コラピント『ブレンダと呼ばれた少年』(無名舎、2000年/扶桑社、2005年)が取り上げられています。 http://t.co/2rrm7zSoXP

2014-01-30 16:33:16
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