読書メモ:【家事労働ハラスメント】(竹信三恵子・著)
- azuazu1011
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@kobeni 同じく読んでいるところで、まさにそのどちらも(軽く扱う/過度な神聖化)おかしなことだなとしみじみ思いました。まずは見えるようにすることで、いろいろ改善の余地もあるんじゃないかな~、とも思います。(本自体は、読み進むのがけっこうしんどいかも予感もありつつ…)
2014-01-13 14:09:46家事労働ハラスメント、まだ読んでる途中だけど、「見えないことにしてた(されてた)」ってのがキーワードというか、切り口というか、今まで他で聞いたことのある話や問題についても、別の側面から解説されてる感じが興味深い。
2014-01-17 01:54:48【家事労働ハラスメント】と並行で読み進めてる【女たちのサバイバル作戦】がなかなか終わらぬ。さくさくは進むんだけど、メモ取り始めるといろいろ重くて・・・ふぅ。。
2014-01-23 14:04:50こういう本を読むと、ホントに今って過渡期なんだなあと実感します。辛い時もあるけど、ぼちぼちやっていけるといいですね / “あるのに、見えない家事育児 〜「家事労働ハラスメント」を読みました〜 - kobeniの日記” http://t.co/w9kaZWXqiP
2014-01-23 15:02:42うおー、こべにさんの、【家事労働ハラスメント】感想ブログ、めちゃ読みたいんだけど、本の方を読んでる最中だから、読み終わるまでガマン、とか思ってたけど、けど、やっぱり読みたいよ~読みたいよ~
2014-01-23 17:39:41p32, 山口一男さんの数量分析(2013/8のセミナーにて発表)。女性の管理職割合が男性よりはるかに低い。(→続く) 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:48:31続→女性は育児などで早くやめるからと、あらかじめ育成の機会を与えないこと、女性には長時間労働できるかどうかが男性以上に求められる傾向。実際に長時間労働が必要かどうかより、長時間労働を引き受けることが会社のメンバーとして認められるための「踏み絵」にされている【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:48:4933 昇進を望まない理由、労働政策研究・研修機構の調査、2013。男性「メリットがない、または低い」がトップ、女性は「仕事と家庭の両立が困難になる」がトップ。『ここでも家事労働を無視した貢献を求める企業の仕組みが女性の壁になっている』 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:52:24家事労働ハラスメント、まだ読んでる途中だけど、「見えないことにしてた(されてた)」ってのがキーワードというか、切り口というか、今まで他で聞いたことのある話についても、別の側面から解説されてる感じが興味深い。そう思った最初が、さっきのp33の記述を読んだ時。
2014-01-24 10:55:1633 契約社員や派遣社員という非正規のフルタイム労働者の増加からもわかるように、日本の正社員は、実はフルタイムで働けることが条件ではない。会社が必要なときに何時間でも働けるという高い拘束を受け入れる人たちが「正社員」だ。 …ここにも「踏み絵」が。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:56:1933 そこには、家事や育児を一手に引き受ける「妻」の存在が、暗黙のうちに織り込まれている。女性たちを昇進から排除し、その結果、賃金上昇からも排除しているのは、妻に家庭を任せられる働き手でなければ成り立たない高拘束を前提とする日本の労務管理だ。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:57:04男性にも家事育児をとの風潮、本人の希望もあるものの、高拘束労働や高プレッシャー労働でヘトヘトな夫に投げるのも、とてもツライと思ってしまう。専業の家庭でもそうだと思う。今は育休中だから感覚的に専業家庭と同じだと思うけど、家事育児がツラくなることは多々ある⇒ 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 10:59:51⇒その時に夫に助けを求めることと、疲れて帰って更に家事育児までのパワーが残っていない(なのに夫はそれでもやる、そういう人が増えてる印象)という点のジレンマに苦しくなる。しかしこれが復職後は更に家事育児を妻ひとりで回すのはツラくなるわけで。あぁ… 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:00:3738「女性の貧困元年」1985年(『女たちの21世紀』2009年3月号)。女性の貧困化を制度化したとされる85年の変化とは、1.男女雇用機会均等法、2.労働者派遣法の制定、3.第三者被保険者制度の導入。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:01:40雇用機会均等法と、それが成立するまでの女性保護の撤廃。 …ここらへんは【女たちのサバイバル作戦】と同じ解説。改めて、なんで当たり前の方向に行かなかったんだろ、誰の思惑が強く働いたんだろ、て思う。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:02:12労働基準法の女性保護の段階的撤廃と引き換えに制定された雇用機会均等法。→女性労働問題にかかわるグループは、欧州並みの「男女共通の労働時間規制」を求めていた。 …男女両方の規制ならなぁ…!! 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:02:5138 だが、女性の姿がほとんどなかった政界、官界、経済界では、このような意見は通らず、女性たちは、家事や子育ての時間を見込んでいない長時間労働職場に飛び込まされることになった。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:03:3739 欧州の雇用平等は、女性の深夜勤務禁止指定を男性にも拡大し、一日のうち連続11時間働いてはいけない「休息時間」を導入する形で進んだ。こうした「男女共通の労働時間規制」とは全く逆の「男女共通の野放し残業社会」が、均等法を機に生まれることになった。 …! 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:04:0239 中曽根政権の下、労働時間をはじめとする規制緩和真っ盛りの時代でもあった。均等法の三年後には「変形労働時間」、「裁量労働制」。 →一日当たりの家事・育児労働時間の確保とは逆行する制度。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:04:1939 労働時間に耐えられる条件のある女性は、男性の分野だった職場に進出していった。母親や親族の助けを得られるか、家事労働者を雇える収入があるか、夫が家事を支えられるかのどれか。「妻つき男性モデル」「擬似妻」。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:05:0240 企業による「総合職/一般職」コース別人事、男女別賃金と実質変わらない。転勤という踏み絵も。 一般職→昇給とまる→年金額にも響く。 家事・育児を担っていることが、ここでも貧困の促進剤となる。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:05:2338〜40あたりの、男女ともに野放し残業社会に進んだ背景には、経済界の要望が大きかったのかなぁ。企業としては、とにかく働いてほしいから。でも今も昔も、本来は男性だって高拘束・長時間労働なんてイヤだろうに、なぜ男女ともに労働時間規制にならなかったのか。⇒ 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:05:46(続⇒)高拘束・長時間労働でなければ評価ができない、そこでしか貢献度合いを測れないのが問題、という指摘も分かるんだけど、単純に、誰だって自分の時間も欲しいよね、体も壊すし、て思ったんだよなぁ。休息を取って当たり前、を許さない風潮や精神が当時からあった?⇒ 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:06:02(⇒)しかも、いろいろ抜け道を考えてきた企業側の策は、結局は、回り回って自分の首を絞めることになってると思う。 もともとは、雇用者と被雇用者って対立するものでもないハズなのにな〜。 【家事労働ハラスメント】
2014-01-24 11:06:45並行で読んでる【女たちのサバイバル作戦】と【家事労働ハラスメント】、どっちもやっぱり重いなぁ…(*_*) さくさく読める、けどメモも取りたい、そして取り始めると思いも書きたくなる、モヤモヤもたくさん出る、ぐーるぐる。
2014-01-24 11:12:27