#変態不知火さんまとめ その6

高峯みやび提督(@sukamelancholy)とゆかいな仲間たちによる、 #変態不知火さん #あっという間変態不知火さん劇場 などのハッシュタグ、及び関連するツイートをまとめてみました♪ その7→http://togetter.com/li/633576 まとめ一覧→http://togetter.com/li/624713
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高峯みやび @sukamelancholy

提督「届け物?あぁ、あのロリコン軽巡の……」 不知火「しよくしゆになるくすり、だそうです」 提督「よし処分しよう」 不知火「折角の贈り物です。処分してしまうのは失礼かと」 提督「そう言いながらコーヒーに混ぜんな!」 #変態不知火さん

2014-02-16 16:20:57
葵祝 @AoiHahuri

ちなみに私は変態不知火鎮守府をピンク鎮守府と読んでます。ええ。

2014-02-16 16:19:27
高峯みやび @sukamelancholy

ぬいぬいの髪もピンクだしね

2014-02-16 16:21:50
高峯みやび @sukamelancholy

もううちの鎮守府はピンク鎮守府でいい気がしてきた 主に艦娘が脳内ピンク

2014-02-16 22:20:17
高峯みやび @sukamelancholy

※うちは風俗店ではありません 重ねて言いますが違います 艦娘は風俗嬢ではありませんし提督は支配人ではなくちゃんと提督です。アイアンボトムサウンド海域を突破出来るくらいには貢献しています。 ただ、ちょっと変態な艦娘がいるだけです お願い信じて

2014-02-16 22:25:45
アフリカの星逆 @Hoshisaka_RevSt

望月「今日の会議にくるのは?」 スエズ提督「マイアミ、ラバウル、大湊、トラック、時雨総督府、あとピンク鎮守府」 望月「ピンク鎮守府」 スエズ提督「ピンク鎮守府」

2014-02-16 22:27:35
高峯みやび @sukamelancholy

前回のあらすじ 高校に転入した加賀は、同じく艦娘のクローンと出会い友人関係のようなものを築いていた。 そして転入して一年後、とある後輩が一学期の終業式に加賀を呼び出し告白した。その後輩は加賀が艦娘のクローンという事を知らなかった……。 ――再開。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:19:39
高峯みやび @sukamelancholy

告白された後、彼と一緒に下校したわ。彼は舞い上がっているのか、しきりに私に話しかけては好きな食べ物、好きな娯楽、好きなテレビ番組を聞いてきた。 ……私は何も趣味を持っていなかったから、ないと答えるしかなかったわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:22:44
高峯みやび @sukamelancholy

そもそも私は艦娘のクローンで、近い未来、正規空母加賀として戦わなければならない。だから、趣味は不要と判断していたの。 あとは……そうね。内陸だから平和かもしれないけれど、本当は何も変わっていない。沿岸部は常に危険に晒されている。それが頭から離れなかったの。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:26:54
高峯みやび @sukamelancholy

飯塚加代子として生活していても本質は艦娘。戦いの為に生み出された紛い物。 一年人間の真似事をして出した結論は、時間の無駄だという事。クローンでも人間の生活を知って欲しいのか、それとも守るべき物を直接見せたいという魂胆なのか。 私は、全てが無駄だと思っていたわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:29:34
高峯みやび @sukamelancholy

彼の質問に全て何もないと答えると、彼は押し黙ってしまったわ。私の中身が虚無しかない事に気付いたのね。 けれど、彼は笑った。 「加代子先輩、これから俺と思い出を作りましょう」「思い出?」「友達とじゃ出来ない……その、男女の思い出……みたいな。何言ってるんだろ俺」 #変態不知火さん

2014-02-17 02:32:46
高峯みやび @sukamelancholy

照れ隠しに頬を掻いた彼を、私はどうして照れているのかを聞いたわ。勿論、意地悪とかではなくて、本当に何故なのかわからなかったから。 「ど、どうしてって……その……つまりは……」「……」 そして半ばやけになって彼は私の手を握った。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:35:11
高峯みやび @sukamelancholy

「……」「……」「……?」「えっと……」「私と手を繋ぐ事が、思い出になるのかしら」「そ、そうです。こ、こうやって恋人同士で手を繋いで、下校して……なんか、漫画みたいで……」「漫画は読んだ事がないの。ごめんなさいね」「……あ、そう……ですよね。あはは……」 #変態不知火さん

2014-02-17 02:36:50
高峯みやび @sukamelancholy

彼が勇気を振り絞って行動しても、私がその意図を知らなければ空回る。彼はそれでも何とかしてみせたかったのでしょうね。私の手を握る彼の手は力強かった。それは今でも覚えているわ。 ……そうね。確かに、彼の言う通りになっているわね。気付かなかったわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:39:49
高峯みやび @sukamelancholy

その日の夜、彼から電話が来たわ。相変わらず緊張した声で、私を近くのモールで過ごさないか、という電話。 ……そうね。デートの誘いだったわ。当時の私はそれがデートなど知らなかった。何か買い物に付き合って欲しいのだと思っていたわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:43:00
高峯みやび @sukamelancholy

私には恋人の定義がわからなかった。今でも、そうね。男女が付き合ったりデートする事の理由が分からない。 電話を終えた後、私はこの人間の真似事をいつ辞めるかを考えたわ。一ヶ月か二ヶ月か。そして私は彼と付き合うのは夏休みの間のみと定めた。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:46:24
高峯みやび @sukamelancholy

当日、休日には必ず家に居た私が出掛けるのを見た里親はとても驚いていたわ。無趣味の私が理由もなく出掛ける筈がなかったから。彼の名前を出すと、何故か里親の二人はほっとした表情を浮かべていたわ。 ……恐らく、私がただの兵器ではなく人間らしい部分もあると思ったのね。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:48:36
高峯みやび @sukamelancholy

私はただ、付き合って欲しいと言われた男性にモールへ行こうと誘われただけなのだけれど。 でも、里親にそれを言うのはやめたわ。その方が、あの二人にとっては良いと判断したから。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:50:37
高峯みやび @sukamelancholy

そして出掛けようと靴を履いた時に止められたわ。彼とデートへ行くのに何故制服で行くのか、と。 ……えぇ。私は学校の制服以外に服を持っていなかったの。休日も制服。……そうね。普通の人からはとても奇妙に見えたでしょうね。 里親の二人は、その時まで何も言わなかった。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:53:35
高峯みやび @sukamelancholy

里親の二人にとっての私は、養子ではなくクローンに住居を提供しているだけに過ぎないという結論を出していたの。 私は何も求めないから。他の艦娘なら娘のように可愛がられていたようだけれど。赤城さんや長門さん、飛龍はそう言っていたわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:55:53
高峯みやび @sukamelancholy

それから、私は里親に服を借りた。母親代わりのあの人は、それまで見た事がない笑顔を浮かべていたわね。……そう、楽しそうだった。おばさんくさいけれど、加代子なら似合うわ、と。 初めて、名前で呼ばれたのもその時だったわね。 それまではねぇ、やなぁ、で呼ばれていたわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 02:59:21
高峯みやび @sukamelancholy

そして彼との待ち合わせ場所に着いて、モールを歩いたわ。私の左手を取って、並んで。 何も会話がなくて、買い物すらしなかったから、私は尋ねた。 「買い物に付き合って欲しいのではないの?」「え? あ、ああ……そうですね。何か、適当なお店に入りましょうか」 #変態不知火さん

2014-02-17 03:01:49
高峯みやび @sukamelancholy

買い物の為に呼び出したのに、適当な店に入る、という時点で私は彼の行動に疑問を持っていたわ。何か目的があるから私を連れてきたのではないのか、と。 …………えぇ、そう。彼はウィンドウショッピングがしたかったのね。 当時、私はその意図を掴めていなかった。 #変態不知火さん

2014-02-17 03:03:14
高峯みやび @sukamelancholy

ウィンドウショッピングをして、私が興味を引く物があるかどうか知りたかったのね。制服以外に服を持っていなかった私が、モールの店を見ても、興味を引かれるものなんて一つもなかった。 その後彼は私に似合う服を見繕うようになった。あれでもないこれでもないと悩んでいたわ。 #変態不知火さん

2014-02-17 03:06:05