「報道の自由」の名のもとに蹂躙されるもの・・・あるジャーナリストたちへの警告

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casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】世の中には、ある事実でもって社会的便益を得られることがある一方で、その事実を一般的には秘匿することが正当だとする状況が存在する。例えば生活保護は貧困の結果として取得される社会的便益だが、生活保護受給の事実は一般的には秘匿されるべき個人情報とみなされる。

2014-01-14 12:39:47
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】タレントの親族の生活保護の不正受給が話題になったころ、報道の最初期、タレントの親族側がメディアの取材を受けたとき、生活保護の受給は個人情報なので話題とするなら訴えると応えている報道を見かけた。報道後、社会的非難が殺到し、親族側の反撃もなかった。

2014-01-14 13:07:44
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】個人情報やプライバシー、そういう言い方で自己に不都合な事実を社会的に指摘されることを隠ぺいする者がいる。弁護士を立てて主張すれば説得力も高まる。しかも弁護士はその不都合な事実に関する話題を守秘義務を理由に回避し、ただ隠ぺい行為だけを正当化する。

2014-01-14 13:26:58
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】社会的に指摘されることが自己にとって不都合な事実、そういうことがその一個人の中で完結している場合は秘匿されるべき個人情報として扱われても違和感はない。しかし例えばてんかんのような運転行為と併さり意味をもってくる疾病は、自己完結的な個人情報とは思えない。

2014-01-14 13:41:05
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】てんかんや統合失調症の患者を主な対象とした道交法の改正が昨年あった。病状を虚偽申告して免許を取得・更新することに罰則が適用されるようになった。一般には秘匿されがちな疾病の個人情報が、運転をするならば一定の場面で開示されるべきものとして扱われたわけだ。

2014-01-14 14:09:38
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】道交法の改正では統合失調症という精神疾患も対象として想定されている。統合失調症が当事者の行動に影響を及ぼすこと、さらに当然ながら運転とは当事者の行動に左右されるものであることが踏まえられている。目に見えない疾病が開示されるべき場面があることは意味深い。

2014-01-14 14:22:30
casuob @casuob

【特定の固有名を離れた考察】目に見えない疾病であり、器質的なものよりも患者の言葉や振る舞いによって主に判断される精神疾患者の症状を語るとき、自分には前々から違和感のある言葉があった。それは「自傷他害」という言葉。全く逆向きの行為がワンセットで語られることが多いのはなぜだろうか。

2014-01-14 14:41:11
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