【R-18】映の「HolySeeker日和」

出目は「2」。よって女子として行動する

(「ん〜、まだ身体が熱いなぁ〜……。なんでだろ〜……」)
3日程続く謎の発熱に、映は漠然とした不安に苛まれていた。最近お股にぐっしょりと染みが広がっていたこともあって余計に気になるし、今日は下腹部がとても熱い。疼いているようだった。
(「僕、いつからこうなっちゃったんだろ〜……」)
石段に腰掛け、身体を丸める映。
「おや？君……顔色が悪いようだけど、どうかしたのかい？」
誰かに声をかけられた。顔を上げると、荘厳な甲冑を身につけた男騎士がいる。聖印と同じ模様が刻まれているせいか、なんだかとても強そうに見えた。
(「うん、最近身体が熱くて仕方がないんだ〜」)
「ん！？口が動いてないのに声が聞こえるとは……！これは一体……」
(「えへへ〜……僕、テレパシーが使えるんだよ〜」)
「ほう、テレパシーというものが……。ってそれはともかく、ちょっと顔を見せてくれないか？」
(「うん……」)
騎士は映の隣に座って、顔をまじまじと見つめたり触れたりした。
「あぁー……確かに顔が火照ってる。それにその表情……おそらく呪いを受けたんだろうな」
(「えぇ〜っ、呪い〜！？」)
映はすごく驚いた。呪いを受けたような感触が全くなかったからだ。
「あのね、君が罹っている呪いは『発情』っていうものなんだ。性欲が異常に増進して如何わしいことを衝動的にしやすくなってしまう、なかなか危ない呪いなんだよ」
(「う〜ん……なんだかピンとこないけど、危ない呪いだっていうのは分かった〜」)
「理解してくれて何よりだ。おっそうそう、ちょうど聖水をいくつか持っているんだ。一つあげよう、よかったら風邪薬として使ってほしい」
(「わ〜い、ありがと〜」)
騎士は聖水を渡し、「達者で」と一言残して去っていった。

騎士と別れた後、映は聖水を飲んでみた。彼女自身は苦いものだと思っていたのだが……
(「あれ〜？苦くな〜い……」)
意外にも普通の水のような味だった。
(「お薬って苦いものだと思ってたけど、そうじゃないのもあるんだね〜」)
瓶をきちんと捨て、意気揚々と宿に戻る映。発情が治まったのは、宿に着いて間もなく気がついた。

8日目

HP:99/100(+1)
聖気:14/100
装備:「短剣(ダメージ-1)」「銃弾(消費して『マスケット銃』を1回だけ延命できる)」
呪い:なし

9日目

出目は「3」。よって男子として行動する

「ほら〜！僕、あたし達と一緒に遊びましょうよ〜！」
(「や〜っ！僕は賭け事苦手なの〜！」)
映は複数の女淫魔達に囲まれていた。ただ彼女達の賭け場近くを通っただけなのだ。どうやらお酒を飲みながら遊んでいたらしく、彼女達はかなり酔っぱらっているようだ。
「大丈夫よ〜！お金じゃなくて、ただあなたの聖気を賭けるだけなんだから〜！」
「怖くないわよ〜、一緒に遊んだ方が楽しいって〜！」
(「やめて〜！引っ張っていかないで〜！」)
連れて行こうとする女淫魔達と抵抗する映。力の差は歴然だ。
(「ふぎゃあぁ〜ん！」)
しっぽを掴まれ、衣服をはだけさせたセクシーな女賭け主のもとへと連れて行かれてしまった。

(「もうやめて〜！僕がおかしくなっちゃうよ〜！」)
「うふふっ……、その泣いてる顔も可愛いわよ〜？」
組み伏せた女淫魔は泣きじゃくる映に顔を近づけ、愛おしそうな笑みを浮かべる。視界の外では彼の雄と彼女のアソコが激しく入り乱れてピストンを繰り返していた。沈む度に愛液を飛び散らせ、吸い上げると搾り上げるように吸い付いていく。
「可愛いわ〜……お姉さんがもっとも〜っと気持ちよくしてあげるわね？」
「ふ……ふにゃあぁ〜ん！」
快感とも恐怖ともとれる泣き声は賭け場の中にこだました。

9日目

HP:99/100
聖気:9/100(-5)
装備:「短剣(ダメージ-1)」「銃弾(消費して『マスケット銃』を1回だけ延命できる)」
呪い:なし

10日目

出目は「2」。よって女子として行動する

なんとか賭け場から逃げ果せた映は、深い川のほとりに出た。周囲に橋や船は見当たらない。急いで街に帰りたい彼女は、そのまま川を泳いで渡り始めた。流れに身を任せながらも中腹まで渡り終えた瞬間、何かが足にしがみついてきた。
「ふにゃあぁっ！？」
映は驚き、必死に振り解こうとする。しかしなかなか離れない。
(「や〜っ！や〜っ！溺れたくないよ〜！」)

10日目

HP:97/100(-2)
聖気:9/100
装備:「短剣(ダメージ-1)」「銃弾(消費して『マスケット銃』を1回だけ延命できる)」
呪い:なし

11日目

出目は「5」。よって男子として行動する