永井均講演@哲学道場駒込
http://img.ly/2mel 永井均教授による解説の様子@哲学道場駒込特別例会。http://tetsugakudojo.web.fc2.com/
2010-11-02 13:10:00http://img.ly/2med 永井均教授に<私>の括弧を書いて頂きました。括弧だけでは公共言語において伝達できないため、括弧の下には指標詞として「永井均」としたためて頂きました。ありがとã
2010-11-02 13:05:3010/30開催の第二回哲学道場駒込の出席者は10名(敬称略)でした。永井均(講演者)、さかた(企画・主宰)、大道寺(@daidozi)、@Dosannpinn、西村純(@olivlove)、村山康介(bushido1003)、本多、I、itikun(@Taroupho)、深草。
2010-11-01 17:03:19まず、専門的な議論を特にせずに、散歩中の思考レベルで言えば、自由意志なんてない、というのが私の考えだ。だが、言いようによってはそれは自由意志があるとも言えるんじゃないか、そうも思う。
2010-10-30 02:55:09身体と意識の関係で言うと……身体(物質)が脳も含めて動いた結果として意識が生まれる。身体が発信機で、意識が受信機。これは一方通行である。そういう、考えというか、直観がある。
2010-10-30 03:00:20身体(脳を含む)から(実際は不完全にせよ)自由である意志がない……先の発言で言えば、意識が受信機であって発信機になることはない。だから自由意志なんてないのだ。とも言えるし、身体が自分で決めているから自由意志はあるとも言えるのではないか。……だいたいこのあたりで散歩から帰宅する。
2010-10-30 03:31:23実務の場では、自由意志があるということにして社会をつくっていくのが良いとは思う。そうなると、どこまでが自由意志で行ったことかについては、時と場所によって異なるということもあり得る。
2010-10-30 03:43:06自由意志の話から、今度は心身の話に移ろう。身体が発信機で、意識が受信機。そういう直観があると言った。ということは、脳が発信機だろうと考えるところまでは良いとしても、脳と意識は「別もの」であってもいいわけだ。
2010-10-30 03:50:41脳内の電気信号が意識を生んでいるとしてもよいが、脳内の電気信号が意識に映し出されているとしてもよいのではないか。すると、身体とは別に魂のような何かを考えることもできる。
2010-10-30 03:54:50昨夜は身体と意識の2つで考えた。問題の切り分けをするために、ここで身体を2つに分けようと思う。分かちがたいものだと思うが、無理やり分けてみる。「身体」と「心の機能」に。哲学的ゾンビってのは、心の機能は持っているが、意識はない、そういうものだと私は理解している。
2010-10-30 10:22:47受信機と発信機の例えで言えば、発信機のみがある、その発信機は発信機能がないか、発信機能はあるが受信機では受信し得ない発信の仕方をしている……どういう理由にせよ、受信機には届かない。
2010-10-30 10:28:10いや、今のはおかしい。受信機はないんだ。あるけど受信できないってのは、死んだ人のことじゃないか? バイオハザード的なゾンビになっちゃうんじゃないのw
2010-10-30 10:34:08だんだん例えが一人歩きしてきたな。いったん休憩というか読書に戻る。なお、私が書名を挙げてそれを読みながらここに発言をしている時、その発言内容は読んでる本の主張とは全然違ったりするので、「そういう着想を得るような本なんだな」くらいに思ってください。
2010-10-30 10:37:36永井均さんに初めてお会いしました。緊張してあまり話せなかったが最後に意識が生物以外にも宿る話と自由意志とは何かについて議論できてよかった。
2010-10-30 20:17:29