永井均先生のヴィパッサナー瞑想についてのつぶやきのまとめ～「不放逸は不死の境地、放逸は死の境涯」

o @ooo157

釈尊の遺言も不放逸より「滅するものが一切諸行である」という慧、縁起観の側面こそ要と思われます。これは『全訳入中論』評釈をご覧ください。要するにダンマパダ21の不放逸は、戒定慧の戒が中心で、広義にとっても定が含まれるもので、慧が入ってないと思われます。

o @ooo157

ですから、不放逸によって不死の道、つまり仏道に入るのであり不放逸だけで一切皆苦を逃れるのではないでしょう。不放逸ももちろん重要な教えですが、不放逸だけで一切皆苦から解脱するという教えは寡聞にして知りません。

o @ooo157

釈尊の遺言は、不放逸に戒定を含むと考えると、後の縁起観を述べることで一詩句で戒定慧をまるっと示したことになりますね。素晴らしい！