コピペと著作権

結論的には、コピペも民主主義も、それぞれ、知識を深めるため・近代国家を運営するためのノウハウの一般化であるということの指摘になろうかと。 「新報道2001」での芦田宏直先生のコピペ論と「ビデオ・ニュース・ドット・コム」での福井健策弁護士の著作権についての概説
2

コピペ編

リンク YouTube 激論! STAP問題 "研究開発法案"の行方 新報道2001 2014年4月20日(2/3) 新報道2001 2014年4月20日 ゲスト 山本一太(科学技術政策担当相) 高濱正伸(花まる学習会代表) 野村修也(中央大学法科大学院教授・弁護士) 芦田宏直(哲学者・人間環境大学副学長) 高橋 進(日本総合研究所理事長) 寺門和夫(科学ジャーナリスト) キャスター 須田哲夫、吉田 恵 平井文夫(フジテレビ解説...

新報道2001
2014年4月20日

ゲスト
山本一太(科学技術政策担当相)
高濱正伸(花まる学習会代表)
野村修也(中央大学法科大学院教授・弁護士)
芦田宏直(哲学者・人間環境大学副学長)
高橋 進(日本総合研究所理事長)
寺門和夫(科学ジャーナリスト)

キャスター
須田哲夫、吉田 恵
平井文夫(フジテレビ解説副委員長)

もうれつ先生 @discusao

前者は、自然科学の常識からみて「ありえない」新発見なので当然今持たれている疑惑は検証済みであるはず、という話。後者は、アカデミックな分野でのコピペ問題は指導者の問題だという指摘。 / “BLOG「芦田の毎日」: 本日のテレビ出演に…” http://t.co/73dBjsjote

2014-04-20 22:53:24
もうれつ先生 @discusao

激論! STAP問題 "研究開発法案"の行方 新報道2001 https://t.co/j3A9XNcbQE

2014-04-20 23:32:04
もうれつ先生 @discusao

芦田先生のコピペについての発言引用 <コピペっていうのはね、動物の中でもね、模倣はチンパンジーより上の動物しかできないぐらい凄く高度な能力なんですね。コピペっていうのが出来るのは人間だけなんですね。>

2014-04-20 23:33:52
もうれつ先生 @discusao

<で、オリジナルか自分の意見かというのは、自然科学の非常に明確に分かるミスの話があるとしても、人文系では人の意見を自分のように書くのは毎日のように行われていること。例えば、人文系では、自分が一番典拠している参照文献は絶対参考文献内に載せませんから…、ええ。>

2014-04-20 23:34:57
もうれつ先生 @discusao

<で、人が書いたものの中で初めて出会った論文をあたかも自分が最初から発見したかのようにして書くというのは、もう常道で…(「出典引用っていうのは、そっちが常識かと…」)ええ、逆に誰々が言ってるっていうことは、自分の内容が浅薄で、誰々が言ってるて言ったら少しは権威付けられるだろうと>

2014-04-20 23:38:41
kentarotakahashi @kentarotakahash

昔の自分の文章を読むと、参考文献多いなあ、と思う。真面目でエライなあ、と思うけれど、参考文献たくさん並べて、箔をつけようとしていた意識も見えて、ちょっと落ち込む。

2014-04-20 22:56:39
もうれつ先生 @discusao

いやまあ、自信がない頃は<空虚な権威付け>(©芦田宏直先生)を必要としますし…。 アカデミックな分野での論なんて、基本は過去の踏襲なんだから模倣に継ぐ模倣の末に「血肉と化す」(=あたかも自分の言葉のように他者の理屈を扱う技量を身につける)行為ですから、コピペの方法論とは基本同じ。

2014-04-20 23:53:20

↑偉そうですね。すみません。

著作権編

リンク YouTube 読売の出版差し止め問題が著作権論争に終始してしまう理由 ・インタビュー:福井健策氏(弁護士) http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー(2014年04月19日) 読売の出版差し止め問題が著作権論争に終始してしまう理由 インタビュー:福井健策氏(弁護士) 野球ファンなら記憶に新しい「清武の乱」。2011年の日本シリーズ前日に、読売巨人軍のGM(ゼネラルマネージャー)だった...
もうれつ先生 @discusao

https://t.co/GzXckgF0rn 読売の出版差し止め問題が著作権論争に終始してしまう理由 ・インタビュー:福井健策氏(弁護士) これは著作権の話だけれど、今沸騰中の「コピペ」の話にも繋がっている。

2014-04-21 00:10:44
もうれつ先生 @discusao

福井健策さんの著作権概説の引用 <もともと著作権っていうのは表現規制なんです。で、日本であんまりそんなふうには理解されずに、クリエイター、表現者を守る制度です、というところで語られてきて、それは本質的には表現規制であるっていう議論のされ方って殆どされてこなかった。>

2014-04-21 00:52:35
もうれつ先生 @discusao

<言うまでもなく、情報というのは自由流通が大原則です。世の中で流通する情報の総量をできるだけ増やし、良い情報悪い情報をできる限り規制せず、それらをぶつけ合わせることによって人々がより多くの情報に基づいて判断できる。>

2014-04-21 00:53:26
もうれつ先生 @discusao

<そうすると、短期的には間違えること、失敗することもあるかもしれないけど、中長期的には社会はより正解へと至る可能性が高まるはずだと。これが表現の自由の一つの正当化理由であり、いわゆる情報の自由市場理論の根幹です。>

2014-04-21 00:53:58
もうれつ先生 @discusao

<そうである以上、情報というのは、極端に人を傷つけるような例外的な場合を除いては出来る限り規制しないということが、まぁ、要請としては出てきます。社会によってはこのために命を懸けます。社会によってはこのために人が殺されます。>

2014-04-21 00:54:24
もうれつ先生 @discusao

<で、著作権というのは、そういうふうに公表されており、自由に本来は流通していいはずの情報を、著作者は、ほぼ条件は無制限に、つまり無条件に差し止めることができるよという制度だから、本質的にどうみても表現規制です。 何でそんなものが許されているのかといえば、いくつかの説がある。>

2014-04-21 00:56:02
もうれつ先生 @discusao

<人が創作した創作的表現というのは情報の中でも特殊で、書いた人の人格の分裂のようなものであるから、そんなに簡単に流通させてしまっては、人格を過度に傷つけてしまう。基本的人権の一環として著作権というものは守るべきだ、という自然権論が一つある(天賦人権説的・大陸法的な考え方)。>

2014-04-21 00:57:44
もうれつ先生 @discusao

<もう一つの正当化の説は、著作権をもっと人為的な制度と考え、著作者の収入確保の手段と捉える。情報の自由な流通を若干犠牲にしても、一定期間は著者に情報のコントロール権を与えようという社会的な選択であるとする。インセブティヴ論、英米で強い考え。>

2014-04-21 00:58:12
もうれつ先生 @discusao

コピペだぁ、著作権だぁとあげつらっておいて何だが、俺も引用多いな…。 まぁ、「大衆の反逆」に自覚的であるからこそ権威主義の意義に自覚的である、ということでひとつ。 あ、↑の「権威主義の意義」云々が他人様の言説からのカッパライだったりするワケだが、どうせ誰も分からないでしょ。

2014-04-21 01:04:42
もうれつ先生 @discusao

08年の芦田宏直先生のコピペ論。コピペ批判も民主主義批判も同義で、それぞれ、知識を深めるため・近代国家を運営するためのノウハウの一般化であり、それを否定的にみても不毛であるということ。 / “BLOG「芦田の毎日」: 「コピペ」は…” http://t.co/q0mZcRhBJU

2014-04-21 01:45:14

参考まとめ

まとめ 法律家・高嶌先生による「twitter引用の解釈」 法律家・高嶌 @TAKASHIMA724 さんのつぶやきを中心にまとめました。 *つぶやきを使用させていただいた方へ 問題ございましたら対応させて頂きますので、お手数ですが、ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。 23812 pv 416 11 users 1
まとめ 無断引用はしてはいけないと信じる人たち ・困ったもんだ。 ・引用は著作権法32条に認められた正当な行為。著者に断りなくしてよい。 ・いま問題になっているのは転載だ。無断転載は相手の著作権を侵す。 2421 pv 14 1 user