今の勤め先で一〇年ぶりにPCが支給されるような仕事をしているが、一〇年前と比べるとPCの管理の厳格さは比較にならないレベル。印刷会社でこのレベルなのに、一流研究所で数千万円の予算のPJをやっているのに、私物のPCで管理していたとか信じられないものがある。
2014-04-19 08:28:24@chronekotei 2005年頃が転機だったかなぁ。Winnyで情報流出が流行った時期にそれを理由にして厳重な管理が増えて行った感じ?
2014-04-19 08:43:32@ikutana その当時はもう企業で勤めていなかったのでよく知らないんですが、たしかにそのちょっと前くらいまでは、単にリースでPCを調達してLANで繋いだだけみたいな感じで、かなりユルい感じでしたねぇ。
2014-04-19 08:45:36@chronekotei 情報保証とかコンプライアンスとか内部統制とかがキーワードですかね。J-SOX法の施行が2008年(成立が2006年)なので、まあそういう時期でもあったのかも。
2014-04-19 08:47:32@chronekotei 大学とかは緩かったりしますねぇ。教員はわからないけど、学生が扱うのはユルユル
2014-04-19 08:49:10@ikutana 大学とか中小の企業なんかはそんなに変わっていないんだと思いますけど、重要な社外秘を取り扱うような仕事ではやっぱり厳しくなっているんだと思います。外部から攻撃を受けることより、内部からの情報漏洩をまず管理したいんでしょうね。
2014-04-19 08:51:53私的なデータが入っているから仕事で使っていたPCを提出出来ないとか、本末転倒にも程があるよな。仕事で使う以上、私物であっても即座に提出出来る構えじゃなかったら仕事に使うなって話だし。
2014-04-19 08:30:00最初の頃の報道で、高価な実験器具にムーミンのシールがベタベタみたいな話があって、好意的に受け取る向きもあったけど、組織の備品を私物みたいに扱ってるわけだからその種の公私混同を不快に感じた。それを好意的に受け止められる感覚がよくわからなかった。
2014-04-19 08:32:09そう謂う部分、あの人は組織の予算で働くと謂う行為の公の部分と私的な部分のケジメがまったくなかったわけで、そんなのは学生気分が抜けていないと言われても仕方がないと思う。
2014-04-19 08:40:52今支給されているPCは、どうやら中央のサーバで全部管理・記録されているらしくて、ローカルな環境で何か下手なことをすると全部記録されているからすぐバレる仕組みになっているんだねぇ。
2014-04-19 08:47:45要するに、組織内部での情報管理が主眼だと謂うことで、ガバナンスの一環としてやっているんだと思う。そう謂う意味では、小保方さんの件では、理研が公的に予算を使ってやっている研究で国際特許まで絡んでいるのに、私物のPCだけでデータ管理していたとか、ガバナンスが出来ていないって話だな。
2014-04-19 08:55:55私物のPCとか他人に見せられないノートとか、そんなのは「おまえは公金使って遊んでたのか」って言われても仕方のないレベルだよな。
2014-04-19 08:56:57ホントに実験やっていたのかどうかすら疑われているレベルの話になっているわけだが、仮にちゃんと実験をしていたとしても、その研究結果が理研の資産として管理されるには情報の形に落とし込まれなければならない。
2014-04-19 09:01:18職員が問題が起こした時に、問題を検証するから記録を義務附けている情報を出せと言われて何も出せないって、そりゃそいつが何も仕事をしていなかったのと同じことだよ。
2014-04-19 09:02:23普通の仕事でも、作業日報をテケトーに書いたりすっぽかしたりしたら、勤務実態が不明になるから働いていたかどうかすらアヤシイと見なされるものだよな。
2014-04-19 09:07:58不正を行った→組織が検証の為に記録の提出を求めた→通常義務附けられているはずの記録すらなかった→結局今まで何をしていたのか誰もわからない もうこのレベルの話にまでなっているわけで。
2014-04-19 09:11:28理研が今でも研究者の楽園なのかどうかは知らないが、プロジェクトリーダーレベルでこの程度の杜撰な勤務が可能だったんだから、一流と呼ばれるような組織としてもガバナンスはユルユルだったわけで、まあ一流企業なんかと比べるとたしかにお花畑だよね。
2014-04-19 09:14:00@chronekotei 印刷会社はインサイダー取引関連で情報管理が厳しくなったように記憶しますが、特許がらみでインサイダー取引が可能な理研の職員の情報管理もゆるゆるだとしたら心配ですよね。
2014-04-19 09:21:05@secilia2010 すでにもう株取引でどーのこーのみたいな話が取り沙汰されていますし、印刷会社は個々の顧客の内部情報を交通させているだけですが、研究所なんてモロにその一次情報を取り扱っているわけだから、本来印刷会社の比じゃないはずですよね。
2014-04-19 09:22:19組織の自由な気風って、裏を返せばその組織の規律はシステムで締め付けるのではなく成員個々人の自律に期待すると謂うことなんだから、なんで採ったのかわかんないような人が重職に就いたり「ボク最後のほうちょこっとやっただけなんで知らないです」って謂うような人が出てくると崩壊するわな。
2014-04-19 09:20:57嘗ての研究者の楽園が今度こそ完全に失われて、一般企業並にガンガン組織がガバナンスするとなると、自由に対して支払うべきコストを誰も負担しなかったからこの有様になったのなら、やっぱり組織の中では個人の自由なんて制限するしかないね、みたいな救いのない話にしかならんな。
2014-04-19 09:25:14自律なき自由が無責任ないい加減さに堕落した結果がこれなんだから、やっぱり組織内部で個人の自由を過度に許容するとろくなことにならない、みたいに一般化されてしまうんだろうね。
2014-04-19 09:27:34@chronekotei 少数精鋭のうちはいいのでしょうけどね。ある程度大きくなってくるとつまらないことになってしまっても仕方がない……という,つまらない結論になってしまうのでしょうか。
2014-04-19 09:39:05@brayton_cycle 個人の自律で何とかなるとか、一人の優秀な監督者が管理可能な規模って大体決まっているみたいですね。会社組織で謂うと二、三〇人くらいの規模は互いにみんな顔が見えるし、一〇〇人以上の規模だと組織的ガバナンスが効いてくるけど五〇人規模だと一番中途半端だとか。
2014-04-19 09:43:17