小倉志郎さん "原子力発電所の リスク評価について"

seki_yo @seki_yo

早川さん、リスク評価と リスク管理を 分けて 論じているのか。 でも それって、どちらにしても、原発には 当てはまらないですね ...

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次に 引用するのは、原発事故 発生直後の、ある 座談会に 参加された 小倉志郎さんの 発言です (岩波「世界」2011年 7月号)。

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「現役当時に 私が 習ったのは、事故が 起きる 確率と 事故が 起きたときの 被害の 大きさを かけ合わせて 算出するのが リスクだということです」(小倉志郎さん)

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「その リスク評価を きちんとすれば いいのです」(小倉志郎さん)

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「これから 何世代にもわたって 影響のある 被害を、どのように 算出できるのでしょうか」(小倉志郎さん)

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「放射性物質が 環境に ばらまかれ、被害の大きさは 計算不可能な 無限大に なってしまうのです」(小倉志郎さん)

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「だから、起きる 確率が どれだけ 小さくても ゼロで なければ、リスクは 無限大になります」(小倉志郎さん)

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「しかし、原発の 抱える リスクが 変わったのでは ありません」(小倉志郎さん)

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「ずっと 昔から 同じ、リスク 無限大だったし、今も リスク 無限大なのです」(小倉志郎さん)

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「そのような 事故が 起こってしまってから 方向転換を 考えるなんて、想像力不足だったのでは ないでしょうか」(小倉志郎さん)

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小倉志郎さんの 近刊『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』(6月 25日 発売予定) 出版元 内容紹介ページ ↓ http://t.co/QWsik3X7LO