『キャプテン・アース』に関するtweetあれこれ
@Swishwood ネオテニーという用語を選定した背景ですが、https://t.co/rhz8RAmNsE で触れたように精神分析的だかラカンだか http://t.co/MxQYWx4Nuc のいう「去勢」を避けた、ある種独特な「成熟」を意図してるのかな、と思うわけです。
2014-05-09 00:10:04@Swishwood ライブラスターに象徴される(友人二人の拘束を塔というその表象ごと打ち壊したように)万能とはいかずとも強烈極まる力を保ちつつ、それは「キャプテン」という今のところ詳細不明の独特な責務(?)や節度(?)を備えた立場をもって振るわれる、という。#CE_anime
2014-05-09 00:14:19@Swishwood ……と、たとえばそんな風に妄想を逞しくすることはできますが、作品もまだ序盤、「ネオテニー」というキーワードも出てきたばかり。いずれ、もっと材料が出揃ってからでも詰めて考えていくのは遅くないのかもしれませんね。#CE_anime
2014-05-09 00:16:20@sagara1 ええ、ただ知りたいのは作劇としての意図と云うよりは「かれら、と云う種族が定義付けたそれを言語として翻訳したら何故そうなったか」みたいな部分で、つまるところこう云うあんまり語られそうにないところにばかり目が行く性分と云うか……。
2014-05-09 00:20:28@Swishwood あー……そこら辺は基本、制作側はたとえ設定していても秘すれば花、作品中でも語られることのなさそうなところなんでは。自由な想像もしくは妄想でよく、そうあるべきところでもあるのでは。
2014-05-09 00:26:44@sagara1 ……なんですよねえ。そう云うところばかり知りたがるのはもう性と云う他なく、たとえばその一例としてはやはり「なにゆえのIncubatorか」とか、「その語がそこでそう用いられる理由」と云うのに拘泥しがちなきらいはあります。
2014-05-09 00:53:11@Swishwood それも間違いなく作品の豊かな楽しみ方ですよね。インキュベーターや円環の理関連のあれこれなど、時折眺めて、あまり自分ではそのあたりを掘り下げる気に乏しい目からみても延々となにごとかが積み上げられていくさまは面白いな、と思っていたりします。
2014-05-09 00:56:43キャプテンアース5話、ようやく見た。今回の話、黒薔薇編の御影草時のリフレインキャラに緑川さんではなく、京騒戯画で少年性を抱えた男が「そして父になる」様を演じた石田彰さんを当てると言うキャスティングが素晴らしかった。トップ2的には「あがり」を迎えた後の男性の屈託のない父親像があった
2014-05-11 23:19:28六話放映
「キャプテン・アース」第6話を視聴。アバン、マクベス・エンタープライゼス社内にて、久部マサキと「遊星歯車装置」の密会―その直前にコーヒーを"流し込む(「大人の対応」の暗喩)”アマラへ、モコはいつかの「風」の話題を振っている。キルトガングたちを欺くマサキ、その彼を~というように(続
2014-05-11 04:34:58続)冒頭行われるのは(上/下手間で入れ替わる)"化かし合い”の芝居だが(大人のような少年、少年のような宇宙人、AIのような道化…)、一転グローブの一室で大人たち、夜祭夫妻の間で交わされる「キヴォトス(箱舟)計画」の是非について(ここではすべて情報が共有されているものとする)、(続
2014-05-11 04:49:06続)それこそ「風」のように議論の始点と終点をつらぬいてゆくのが、アカリである("魔法少女”は「少女」であることを偽らない)。夫婦にとっては二派に別れても唯一の懸案は娘であり、ただ子供とは切り捨てられない彼女の意見を前にして(それこそロジカルロジカルな「"魔法”少女」ゆえ)、(続
2014-05-11 05:06:51続)適当な答えを返すことができない。察する子供の退場によって(レイヤーをサッと抜けてゆくさまが正に「風」)、いちおう話が収拾する事態をして、ツバキは「なんて母親なのかしらね」と宇宙で独りごちる。アカリ“もまた”聞き役に転ずる。テッペイの告白、キルトガングの秘密…自分のことを(続
2014-05-11 05:14:24続)ラムネ瓶のビー玉に例える彼の見つめる“反転した風景”は、地球圏の生まれによって反転してしまった宇宙人の視線の抽象である―その偏光による像を生み出すガラス球のカーブは、「自分は“彼/女”のために存在すると思いたい/思わせたい者たち」、すなわち大人たちの子供たちの、そして(続
2014-05-11 05:34:07続)それは先述したように「魔法少女」の、「キャプテン」の(そのモチーフであるところの「風」を象る「ブーメラン」のもうひとつの)性質を象るものでありつつ、一方で彼らは「遊星」に位置どられる(ダイチでさえも自分を飛翔させたものを振り返る。OPや今回の佳境のように)、成熟の幻影である。
2014-05-11 05:45:07テッペイが縁側で、ラムネの瓶の中のビー玉に反転して映った椰子をみつめる光景というのは、ここではテッペイとアカリの関係性の縮図でもあるのだが、彼がこの“特殊な装置”で太陽を透かして見てるということを注視するといいですよ。すなわち「あの太陽光線は何に当たるか?」という点。>CE6
2014-05-11 16:44:41たとえば例の横並びの玉座でソルティドッグを騙るパックを騙るモコとアマラにあえなく操られるレイトさんの構図。「糸電話の赤い糸」を「太陽光線」に、「ビー玉」をパックのコンソールに―それは崇高な使命なはずが、通話が切られた糸の先(発信源(中継点))には拳銃―というときの彼の“屈折”など
2014-05-11 16:52:41ハナは光の先に、(それが当の地球人たちにはライブラスターを使うための道具とはいえ。また上位霊的には地上に出現する方法に過ぎなかったはずの)「地球人として生まれること」に言い難い魅力を感じ、仲間を振切って地球に生まれ(/発生し)た―しかしそうではない証でもある、漂うアルビオン(椰子
2014-05-11 17:25:40「地球人として生まれるということ」「選ばれたものであるという予言(たとえばその一つが前回と引き続き、「親」である)」が、ビー玉越しの光線であり「風」なのだが、揺られる“装置”をみつめるテッペイは境遇を俯瞰するようであり、ハナのアルビオンはアースエンジンに払拭される余地があるが…。
2014-05-11 17:45:30『キャプテン・アース』6話「キヴォトス計画」観た。アイキャッチは「Prison called Eternity(永遠という名の牢獄)」。それにしてもこのマクベス、マクベス夫人が煽るまでもなく殺る気満々である。これには視聴者も苦笑い。#CE_anime
2014-05-12 00:25:38「子どもだと思ってる」などと言って取り込めてると思ってるその二人は「女から生まれた者」ではないし、予言通り王になれたとしてろくな王座の座り心地ではなく、その子や選んだ連中がそれに続くことはないよね。#CE_anime
2014-05-12 00:26:016話では総集編っぽい何かが唐突に始まり、数分で終わったのびっくりした。よくまとまってはいたけど、あれ、必要?この『キャプテン・アース』というアニメって、そんな分かりにくい??謎。#CE_anime
2014-05-12 00:26:34『キャプテン・アース』6話。テッペイとアカリは縁側という日常で牢獄について語り、ダイチとハナは海へせり出すテラスという世界に開かれた場所で解放について語る。冒頭でキルトガングのモコが「感じられる?」と問うた、その風にチリンと涼しげに揺れる風鈴とその音がいい。#CE_anime
2014-05-12 00:26:48Globe指令室。それぞれ遠く離れた空間を代表するそれぞれの窓に、小さな窓を拓き侵入、自由に行き来する(しかしその窓から出て彼らに触ることはできない)姿に、夜祭アカリという存在が象徴されている。#CE_anime
2014-05-12 00:27:45日野リタにフラれ続ける西久保ツトム。『夏の夜の夢』ではロバに頭を変えられたボトムに妖精の女王ティターニアが惚れ騒動を起こす一方、アマゾンの女王ヒッポリタはやがてシーシアス(ギリシア神話のテセウス)と結ばれる。ツトムおじさんの恋路に立ち塞がるシェイクスピアの壁。#CE_anime
2014-05-12 00:28:42