歴史は科学で説明できない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

科学は法則にのっとって一般論を言うことはできますが、個別事例について確定的なことをいうには無力です。個別事例は繰り返し不可能な歴史的事実です。歴史は科学では説明できません。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

一般的にはこうであるといくらでも説明できるが、この個別事例にそれが当てはまると証明できる人はいない、ということです。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

福島の甲状腺がんだって、スクリーニング効果で説明できると言ってるまでです。スクリーニング効果以外で説明できることを排除しているわけでもないし、真の原因がスクリーニング効果以外であるかもしれないことを否定しているわけではありません。

はぎわら　ふぐ @hugujo

まさに火山噴火だぁ。 RT @HayakawaYukio 個別事例は繰り返し不可能な歴史的事実です。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

スクリーニング効果による説明が一番エレガントでもっともらしいと言ってるのみ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

歴史って、こう説明するのが一番もっともらしいてまでしか、できない。真実がそうであるかどうかは永遠に知ることができない。だから、説明の美しさ（エレガント）とシンプルと普遍性にこだわる。ただし、できるのはそこまで。他説を排除したりは、しない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

津田敏秀さんが岩波科学に毎月、福島の子どもの甲状腺がんが被ばくのせいだと書いても、私たちは、極端な意見だなあ、しょうがねえなあ、と言うまで。小学館のスピリッツに鼻血を書いたのを見て、総理大臣がわざわざ言及して問題視したり、自治体が訂正しろなどと要求するのとはレベルが違う。

Pochipress @pochipress

ボクはどうせいい加減な奴だと思われているので過去の発言との整合性を問われることがほとんどないのでよかった。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

こう説明するのが一番もっともらしいで、リスク評価をする。数値を示してなるべく定量的に評価するのをめざすが、あいまいから完全に脱却することはできない。しかしリスク管理は、そうもいってられない。ひとつの答えを出さないといけない。あいまいのままに留まることは許されない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

リスク評価は科学。リスク管理は政治判断。

Pochipress @pochipress

・・・というか、厳密なようで整合性が必ずしも取れていないところが人間味を感じるところで。

Pochipress @pochipress

ヘイトスピーチ禁止法があると言うことはその社会に厳然と排外主義があるということだとは思わんのかね（お茶の水博士ふうに）。そのこころはわからないようにやれ、ということだよ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

「歴史って、こう説明するのが一番もっともらしいてまでしか、できない。真実がそうであるかどうかは永遠に知ることができない」て私が書いたら、福島の甲状腺がんがスクリーニング効果であるの主張を私が弱めたと勘違いしたアホが何人かいる。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

福島の甲状腺がんの原因にかかわる私の主張はまったく変わらない。歴史学における主張（学説）の意味を説明したのだ。科学が取り扱う再現可能な事例とは真偽の意味が違うことを説明したまでだ。個別事例は歴史だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

美味しんぼに描かれた登場人物や井戸川さんが出した鼻血と放射線被ばくとの因果関係を、（事例を調べることになく一般論・経験則から）科学的に否定できる主張する科学者たちの愚かを指摘した。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

私が考える鼻血のもっともらしい説明はこうだ。登場人物の鼻血は福島に取材旅行して肉体が疲れたから。井戸川さんの鼻血は心労または持病による。福島に多いの見方はあやしい。症状が多いは証明されていない。報告が多くなっただけだと思う。以上、私の考えだ。他の考えを否定するものではない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

もっともらしい意見しか表だって話すことが許されない社会は恐ろしい。（津田敏秀さんみたいな）極端で特殊な意見も毎月雑誌に平気で印刷される社会が望ましい。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

福島の甲状腺がんはスクリーニング効果で生じてると理解するのが一番もっともらしい。がん手術は過剰診療である。親は子どもを検査に連れて行くべきではなかった。連れて行った親たちは、子どもを1万分の3のリスクにさらした。