[放医研:Q:東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着することで、鼻血がでることは考えられますか? A:考えにくいといえます。]について

70
ryugo hayano @hayano

放医研:Q:東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着することで、鼻血がでることは考えられますか? A:考えにくいといえます。bit.ly/1nllPW8 pic.twitter.com/Gux7NGcCAy

2014-06-06 00:05:15
拡大
kentarotakahashi @kentarotakahash

めも。QT @hayano 放医研:Q:東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着することで、鼻血がでることは考えられますか? A:考えにくいといえます。bit.ly/1nllPW8 pic.twitter.com/DlJcg5BpL7

2014-06-06 08:36:34
拡大
Jun Makino @jun_makino

この togetter.com/li/676489 まとめ 、御用スレは ともかく「マキーノ擁護者、デマリン、プリリン、ほかほか壊れた人々 その他クズみたいな反原発関係者を生暖かく見守るスレ」でも擁護する人なし状態。

2014-06-06 11:57:03
Jun Makino @jun_makino

放医研の nirs.go.jp/information/qa… 東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着することで、鼻血がでることは考えられますか?

2014-06-06 11:57:05
Jun Makino @jun_makino

引用 : 国際放射線防護委員会( ICRP )は、刊行物 No.103 において、過去の被ばく事故から得られた科学的知見に基づ き、放射線被ばくによる人体への確定的影響1が現れる線量(閾値)について、1%の方に 皮膚障害の軽い症状 である発赤が現れる線量(※)は 3 - 6 グ

2014-06-06 11:57:07
Jun Makino @jun_makino

引用 : 出血が起きる可能性がある放射線熱傷と呼ばれるやけど のような症状は、 5 - 10 グレイとしています。

2014-06-06 11:57:09
Jun Makino @jun_makino

引用 :  もし、事故当時に、鼻の粘膜から出血するほどの放射性物質を鼻から吸い込んだとするならば、鼻腔粘膜にや けどのような症状が現れます。

2014-06-06 11:57:11
Jun Makino @jun_makino

引用 :  鼻から吸い込むことで鼻腔粘膜に放射性セシウム 137Cs (塩化セシウムの形で)が、付着したこと を考えてみましょう。大きさ 1 μ m( ミクロン、マイクロメートル ) の 137Cs が 24 時間付着したまま だった場合( ICRP66 )で、

2014-06-06 11:57:13
Jun Makino @jun_makino

引用 : 粘膜の深さ 0.4mm の部位( ICRU 56 )で線量が 3 シーベルト( 3000 ミリシーベルト、発 赤が現れる線量に相当)となる条件を考えてみます。

2014-06-06 11:57:15
Jun Makino @jun_makino

引用 :  そのためには、 137Cs が 1cm2 あたり、 3.3 × 10^5 Bq の量、付着している必要 があります。

2014-06-06 11:57:17
Jun Makino @jun_makino

引用 : このような付着を起こすためには、成人の場合で、 4.4 × 10^7 Bq(44 MBq 、メガベクレ ル ) 、 5 歳児の場合 2.1 × 10^7 Bq (21 MBq) 、吸入により摂取する必要があります( ICRP66 )。

2014-06-06 11:57:18
Jun Makino @jun_makino

引用 :  しかし、吸入により 44 MBq もの摂取があるとは考えられません。

2014-06-06 11:57:20
Jun Makino @jun_makino

引用 : 福島県民の健康調査でホールボディカウンター等で内部被ばくを確認していますが、吸入により 44 MBq もの摂取 があれば、摂取から相当の日が経過してもホールボディカウンター等で検出可能なはずです。

2014-06-06 11:57:22
Jun Makino @jun_makino

引用 : 以上のことから、放医研では、東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着する ことで、鼻の粘膜に影響が出て、鼻血がでることは考えにくいと判断しています。

2014-06-06 11:57:26
Jun Makino @jun_makino

まあ、専門機関でこれだから色々なトンデモがでまわるのもやむをえない、という話である。

2014-06-06 11:57:28
Jun Makino @jun_makino

既に議論されている通り、もっとも大量の吸入をした可能性があるのは 2011 年 3/12, 3/15 等であり、この時の放射性物質の主成分 ( とされているも の ) は Te-132, Te-129m, I-131 であって Cs ではない。

2014-06-06 11:57:29
Jun Makino @jun_makino

なので、 Cs だけで議論している時点でナンセンスといえる。

2014-06-06 11:57:31
Jun Makino @jun_makino

ICRP データベースでは、 I-131, Te-132m, Te-129 で ET-1 3Sv になる ための吸入量は (AMAD=3um として )2.3, 1.7, 1.3 MBq 。 1um にするとこの 2 倍弱。

2014-06-06 11:57:33
Jun Makino @jun_makino

Cs だと 44MBq にもなってしまうのはなんだか不思議である。

2014-06-06 11:57:35
Jun Makino @jun_makino

ICRP データベースの BT1 の係数はもちろん Cs-137 も I-131 や Te-132 と大して変わらない。

2014-06-06 11:57:37
Jun Makino @jun_makino

TECDOC-1162 によると、皮膚付着の場合の線量率は I-131, Cs-137 で 同じ 1.6(uSv/h)/(Bq/cm^2) 。これを使うと 24h で 3Sv は 8e4Bq/cm^2 で 放医研の数字の 1/4 くらいになる。

2014-06-06 11:57:38
Jun Makino @jun_makino

これは 70um と 0.4mm の違いなのか、他になにか計算間違いがあるのか不明だが、 70um を使わないと「1%の方に 皮膚障害の軽い症状 である発赤が現れる線量(※)は 3 - 6 グレイ」といった議論ができないであろう。

2014-06-06 11:57:40
Jun Makino @jun_makino

で、それを考慮しても ICRP データベースの値とまだ 2-3 倍違う ( が、かなり差は小さくなる ) 。この違いの原因は不明。 3um での ICRP データベースの値は ET1 が 1.6E-6Sv/Bq である。

2014-06-06 11:57:42